フィリピン考察記

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スーパースプレッダーについての考察

割に早い段階から『感染者の多くは他にうつさず一部が大勢にうつす』という傾向は知られていた。それは追跡調査などで明らかにされてきたことではあるが、その後に統計的なデータをみてそれが裏付けられていると僕は感じた。

なぜなら単純に感染が広がるなら人口が多い都市部で流行するだけの傾向になるはずだが第4波ではその要素だけでなく地域差が出ているから。つまりたまたま変異株などがスーパースプレッダー的なものがあったエリアで広がった可能性(もちろん通常の広がりもある)ががあるから。

 

またインド株にしてもイギリスでシェアを伸ばしているが人口が多く国際空港があるイングランドではなくスコットランドで増加傾向が顕著だったりもする。

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これがイギリスの感染者数の推移。イギリスは変異株による大流行があり、その後に自然の収束、からワクチン効果が重なって日本より収束している状態が続いていたが横ばいから少し上昇に転じた。※イギリスの収束をワクチンだけだと思うのは間違いだと思う。

以下イギリスの4エリア。北アイルランドとウェールズでは変化なし。イングランドでは少し増えているがスコットランドの上昇幅が多いことが分かる。感染の広がりが感染者によって同じならイングランドで広がるのは自然。だがその偏りが大きいからスコットランドで先に流行したのだと僕は考えている。

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さてスーパースプレッダー(SS)はどんな人がなるのか?

その研究が進むと対策がグッと効率的になる。1つの方向性としては呼気の中に多量のウイルスがあることを探知犬など様々な方法で検査できるようになること。それは研究の進展を待つことにして、いまは僕がSSになる人をイメージを話をしてみたい。

それは『咳・クシャミなどの症状がある人』だと思う。もちろんウイルス量が多いことは前提なのだが、旅客機での集団感染の事例などを見ていると通常の飛沫感染で広がったとは考えにくい。基本は飛沫感染なのだがろうがSSに関しては僕はエアロゾル感染なのだろうと思う。

そして飛行機は人の移動が少ない。トイレくらいは行くがみんなマスクを付けペチャクチャと喋る人は少ないと思う。そういう環境でも広げそうなのが咳などの症状。通常の呼吸でエアロゾルがそこまで広がるとは考えにくく、咳などで発生するエアロゾルをマスクで防ぐのは難しいと思う。それも単発ではなく何度か断続的に咳をすることでそのエリアでのウイルス濃度が高まったのだと思う。1回の咳で発生するエアロゾルは拡散され濃度が薄まり近くにいる人以外は感染が成立しにくいように思う。断続的に咳があれば旅客機内の空調では足りず濃度をあげてしまうのだと思う。

あくまで僕の推測。のちのちそういう検証がされていくことを願う。