KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

EVの進化と戦争やテロ

結論から言うと電気自動車(EV)の技術・・・とりわけバッテリーの性能が上がると戦争やテロのリスクが更に高まると思う。

まずロシアとウクライナの戦争において興味深いのがドローンの活用。戦力では圧倒的に劣っているウクライナ側ではあるが舟形のドローンを活用して戦艦を撃沈させたりしたり、更に自爆型ドローンによってロシア国内の石油精製工場などで大規模な火災をおこしている。それはウクライナのドローン技術が高いというのはあるがそれに加えて長距離弾道ミサイルなどに比べ安価でありしかもパトリオットなど防空システムが現状として機能していない。既に10ヶ所以上の石油関連施設への攻撃がほとんど成功している。

そこで重要になってくるのが航続距離。現在は約1000kmらしい。もしEVの開発によってバッテリー性能が2倍(重さが1/2で同じ性能)となればそれが2000kmに伸びる。もしくは1000kmのまま小型化・軽量化が低価格化が可能となる。おそらく10年後の戦争やテロは遠い遠い場所からどこのモノか分からない自爆型ドローンが編隊をなして複数の発電所などを攻撃するといったタイプのものになってそう・・。

 

もちろんそれを想定して重要施設にはドローンを無効化するような妨害電波のようなものであったり、壁や迎撃兵器みたいなものも開発されていくのだろうが一般人の密集地とか全てに手がまわらない。技術の進歩は多くが明るい未来を想像するが、必ず暗部がある。

21世紀までの科学技術は軍事が引っ張ってきたような面がある。有名なのはインターネットやGPS。だが21世紀以降は逆に民間技術が軍事転用され戦争を様変わりさせる部分も少なくないと思う。

 

プログラムによって編隊をなすドローンによってアートを見せてもらえば多くの人は『面白い・素敵』という感想を持つと思うが、ああいう複雑なことが出来るってことはそれを悪用すれば・・・割と恐ろしいことだと思う。

 

 

AI技術もプロパガンダやフェイクニュースに使われ始めている。詐欺にも。今ですら調べれば嘘だとわかるようなことでも簡単に騙される人が多いのに、より真偽がわかりにくいものを流されたら人々は簡単に誘導され分断が進むと思う。そういうのもキケンなことだと思う。

誰に読ませる訳でもなく、何となくメモとして残しておきたくなった。