フィリピン考察記

ほぼ文章だけのブログ

塩水でイメージする日本の水際対策

日本の水際対策はホントに頓珍漢。そして差別的なのだがそれを分かっていない人が多すぎるので塩水に例えてみたい。

日本の人口は1.26億人・・・面倒なんで100Lの塩水とする(※1)
新規感染者数が毎日3万人くらい・・・ザックリ3%の塩水とします(※2)

元からあるビーカーには『3%の塩水が100L』入っています。


入国の上限は今のところ1日1万人です。上にならって塩水にすると100L/10000=1L/100= 10ccです。塩水の濃度はまちまちで、濃度=100万人あたりの新規感染者数と考えてください。ほとんどの国は日本と同等かそれ以下です。目算ですがアメリカで3.2%、イギリスで1.4%、韓国で5%、インドやフィリピンは0.02%といった感じでしょうか。ちなみに世界平均0.7%くらいです。日本は世界平均より新型コロナが流行している国なんですよ・・・。

 

では今の水際対策は『3%の塩水が100L』に濃度の様々な塩水を毎日10CCずつ入れるイメージです。濃度は高いところで5%超のところもあるでしょうが0.1を切るところもあり平均0.7%です。日本政府はそのビーカーの塩水が辛くなるのが心配なので入れる塩水を事前PCRやら空港検疫での抗原検査をして塩水にフィルターを通すように強要しています。また10CCから20CCに増やす方向で検討しています。塩辛くなるのが心配らしいです。G7各国はそんな少しの水を入れた所で影響など軽微だということや既に国内の流行が落ち着いていることから検査をなくす方向で動いています。

日本政府は日本よりずっと安全な国からの入国にもPCR検査を義務付けています。確率からいえばフィリピンから入国する1人と、日本在住の100人だったら前者の方が感染確率が低いにもかかわらず・・です。


漠然と海外から流入するウイルスが怖いと思っている人はどうぞ計算してみてください。そして日本は既にオミクロン株の流行国なのを自覚してください。国内で見つかっているだけで1日3万人いる人も、入国した一部の感染者も同じく他人に感染させることを理解してください。確率を考えずイメージで海外から入ってくる人をバイ菌扱いすることを『差別』だと理解してください。

以上

P.S. なお算数で馴染みがある塩水を例にしましたが、塩を増殖する微生物にしてもらうとよりウイルスのイメージには近づくと思います。


※1:1億リットルとかいってもイメージ湧きにくいでしょうから。

※2:3%が感染しているという意味ではないです。
   0.024%とかいうとイメージしにくいでしょうから。

ワクチン逆効果?に見える理由

先に僕のワクチンに対するスタンスを言っておくと、フィリピンでファイザーを2回接種。1回はおそらく感染している(検査はしていない) ので3回目は当面保留。高齢者へのワクチン接種はした方がいいと思うが、若者への接種は慎重でもいいと思う。かといって希望する人は自由意志で打てばいいという立場。

ワクチン情報については主に行政や信頼度の高そうな医師を中心にデータを収集するが過信も禁物だと思うのでいわゆる反ワクチンといわれてる人達のツイートなどもときどきチェックしてます。

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ここまでは前置き。あるツイートが目に入った。
『英国では💉のコロナ死抑制有効率が、80歳以上で -221%に(以下省略)』

https://twitter.com/j_sato/status/1500512635866939394

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さらにリンク元を見るとTHE EXPOSE というイギリスのサイトがある。

dailyexpose.uk


そのサイトによるとUKHSA Vaccine Surveillance Report-week9 -2022のデータで人口あたりで見た時の80歳以上の人達はワクチンを2回打った人の方がワクチンを打っていない人より約3倍 死にやすい→ つまり逆効果なのでは??といった内容になっている(と思う)

いちおう元データを見てみたらそれっぽいことは書いてあるみたい。

https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1058464/Vaccine-surveillance-report-week-9.pdf

不可解なのでそのTHE EXPOSE がどんなサイトなのか?(例えばフェイクニュースを流して寄付を集めるようなサイトなのでは??)とか UKHSA はどんな組織なのかなどいろいろと探ってみたら、このようなサイトを見つけた。

FULL FACTと言われる要はファクトチェック的なサイトらしく、そこの主張ではUKHSAはミスリーディングしてしまっているという。

https://fullfact.org/health/phe-ukhsa-bolsonaro/

 

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ここからはFULL FACT の主張を僕なりに解釈して解説を試みてみたい。

先に結論を言うと『ワクチン接種した人数は行政がカウントしているが、未接種の人数は推定人口から接種者を引いた数で推定に過ぎず、その推定人数が過小だ』というもの。

僕も以前に日本のワクチン接種率のサイトを頻繁にチェックしていた時に『あれ?この総人口のデータ古くない??』と思ったことがある。日本もイギリスもだが人口は毎日変化している。例えば日本だと直近だと前年同月に比べ約65万人減っている。そしてその中心は高齢者で60代より80代の方が当然死にやすい。

https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html

 

それを踏まえてイギリスの80歳以上のデータを見てみる。

人口 約275万人* 1回以上の接種が約263万人、2回以上約261万人、3回以上約250万人。そこから未接種が約12万人*、1回約2万人、2回約11万人、3回約250万人という計算になる。*のついている人口と未接種の人数は推定となる。後で説明します。

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それに対して死亡した人数(あくまで80歳以上の話です)は
合計3979人 (不明4人)、未接種228人、1回71人、2回671人、3回3005人。となる。下の図では一番下の行。それらをそれぞれの人数で割って、人口あたりの死亡者数を出している形。

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ではイギリスの人口統計が少し古い場合にどうなるか・・。僕はイギリスの人口変化に詳しくないのだが例えば人口が実際には約269万人に6万人減少していた場合は、未接種の推定人数が約12万人→約6万人と半減する。それらを分母にしての未接種の死亡率は2倍に跳ね上がる。更に人口が実際には約266万人で9万人減少していた場合は、未接種の推定人数が約12万人→約3万人となり、未接種の死亡率は4倍になる。

上記のFULL FACTが『人口が過大でありミスリーディングになっている』としたのはそういった意味があるのだと思う。特にイギリスは3回接種が約250万人となっていてほとんどの80歳以上が3度のワクチン接種を済ませている。だけに未接種や2回接種の人数は少なく、人口を正しく推定しない場合の誤差が大きくなるのだと思う※

僕は実際にワクチンの効果がどうなのか、ホントに逆効果なのかまでは分からない。だが少なくとも人口を正しく推定しないことでこれだけ未接種の死亡率の変化が起こるということは分析を見る上で抑えておいた方が良いことだと思ったので、ブログにまとめました。こういう統計の盲点は日本のワクチン効果や副反応といったものでも起こりうると思います。

※統計上の80歳以上の人口をカウントした日から新型コロナで死亡する時までに当たらな80歳になる人もいるので実際にはもう少しややこしいが、あくまで全体として高齢者の人数が過大だとした場合の話をしています。

 

生活改善

ここ3ヶ月くらいかな・・また体調がイマイチな日が増えてきた。血圧も気になるが最もに気になるのが食後の体調不良。おそらく血糖値スパイクがおきている。僕は45才で中年から高齢者に向かっている。いまの内に生活を更に見直そうと思い立った。

▽既に取り組んでいる1:プチ断食
令和になってから夜9時〜午前11時まで何も食べないというプチ断食を続けてきた。それ以前より体調がよくなり体重も緩やかに減ってきた。これ自体は続けようと思う。ただし最近はやや食事可能時間内での栄養バランスが悪いように思うので気をつける。

▽既に取り組んでいる2:食物繊維
1日2.5食くらいだが1食はシリアルで自分好みに2種類のMIXを作っている。お気に入りの材料はナッツ類やドライフルーツもあるが、イチオシは『オーツ麦のブラン』・・フィリピンでは500gで120ペソ(約260円)ほどで売られている。

それに加え粉末の食物繊維を大量に保有している。水溶性と不溶性をMIXしている。これは便の調子も良いし気に入っている。

▽既に取り組んでいる3:その他
ソフトドリンクを飲まない。元から喫煙はしないし、酒はめったに飲まない。たまに筋トレをする。納豆などを自分で作ったり、野菜を多めに取るようにしてる。低量アスピリンを服用している。

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▼新たな改善案1:EPA

青魚に多く含まれるといわれるEPA。サプリの中でもエビデンスがそれなりにあるもの。少しフィリピンの缶詰は苦手だがイワシとサバで適したものを探そうと思う。加えてイワシのマリネを作ってみようと思う。摂取量は1日1g〜2gらしいので、今の生活に+1gを目指そうと思う。主に青魚から接種し、のちのちは日本でサプリを買って毎日ではないが魚が食べられない日などにサプリで補ってみようと思う。

▼新たな改善案2:運動&ストレッチ
少し運動不足気味。特に食後の血糖値スパイクをどう軽減するのかを考えた時に効果的な運動タイミングを考えてみたい。また運動方法もHIITとかを参考にしたい。ストレッチは主に腰痛対策。また高齢になってから体が硬いことで怪我しやすくなるだろうから体が固くならないていどにはストレッチをしていきたい。加えて腰痛対策としてはイスを改造して姿勢が良くなるようにしたい。

▼新たな改善案3:週1?の断食
いまのプチ断食に加え週1回くらいは1日断食を取り入れてみようかと検討中。元々のプチ断食に加えると実質的に1日半の断食。ただしヨーグルトやプロテインなど流動食みたいなのは許容範囲とする。

▼新たな改善案4:その他

血圧をたまに測るようにする。できれば体重計はBluetoothで自動的に履歴が残るものに置き換えていきたい。ソフトドリンクは元から飲まないようにしているがそれ以外の100%ジュースを飲む頻度も減らし、お菓子を食べる量も減らそうと思う。EMSを部分的にまた取り入れてみる。

できれば血糖値がリアルタイムで手軽に計測できるようになるといいのだが今それが出来る機械は高価。だが健康機器についてもウォッチしたい。薬についてはSGLT2-阻害薬が欲しいが入手がやや困難で高価なのでしばらく方法を考える。

 

健康でないとどんなに美味しい料理も美味しくない。

スーパースプレッダーについての考察

割に早い段階から『感染者の多くは他にうつさず一部が大勢にうつす』という傾向は知られていた。それは追跡調査などで明らかにされてきたことではあるが、その後に統計的なデータをみてそれが裏付けられていると僕は感じた。

なぜなら単純に感染が広がるなら人口が多い都市部で流行するだけの傾向になるはずだが第4波ではその要素だけでなく地域差が出ているから。つまりたまたま変異株などがスーパースプレッダー的なものがあったエリアで広がった可能性(もちろん通常の広がりもある)ががあるから。

 

またインド株にしてもイギリスでシェアを伸ばしているが人口が多く国際空港があるイングランドではなくスコットランドで増加傾向が顕著だったりもする。

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これがイギリスの感染者数の推移。イギリスは変異株による大流行があり、その後に自然の収束、からワクチン効果が重なって日本より収束している状態が続いていたが横ばいから少し上昇に転じた。※イギリスの収束をワクチンだけだと思うのは間違いだと思う。

以下イギリスの4エリア。北アイルランドとウェールズでは変化なし。イングランドでは少し増えているがスコットランドの上昇幅が多いことが分かる。感染の広がりが感染者によって同じならイングランドで広がるのは自然。だがその偏りが大きいからスコットランドで先に流行したのだと僕は考えている。

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さてスーパースプレッダー(SS)はどんな人がなるのか?

その研究が進むと対策がグッと効率的になる。1つの方向性としては呼気の中に多量のウイルスがあることを探知犬など様々な方法で検査できるようになること。それは研究の進展を待つことにして、いまは僕がSSになる人をイメージを話をしてみたい。

それは『咳・クシャミなどの症状がある人』だと思う。もちろんウイルス量が多いことは前提なのだが、旅客機での集団感染の事例などを見ていると通常の飛沫感染で広がったとは考えにくい。基本は飛沫感染なのだがろうがSSに関しては僕はエアロゾル感染なのだろうと思う。

そして飛行機は人の移動が少ない。トイレくらいは行くがみんなマスクを付けペチャクチャと喋る人は少ないと思う。そういう環境でも広げそうなのが咳などの症状。通常の呼吸でエアロゾルがそこまで広がるとは考えにくく、咳などで発生するエアロゾルをマスクで防ぐのは難しいと思う。それも単発ではなく何度か断続的に咳をすることでそのエリアでのウイルス濃度が高まったのだと思う。1回の咳で発生するエアロゾルは拡散され濃度が薄まり近くにいる人以外は感染が成立しにくいように思う。断続的に咳があれば旅客機内の空調では足りず濃度をあげてしまうのだと思う。

あくまで僕の推測。のちのちそういう検証がされていくことを願う。



ワクチン接種 SPEED UP <案>

■7月末でどのくらいワクチンが打ち終わっているかの推計

ワクチンの接種が急がれる。5月20日現在で累計800万回(人数は1/2にして)、今は約40万回/日くらいのペースまで上がってきたから<これ以降は推定> 5月末では1200万回、6月は60万回/日として+1800万回、7月は80万回/日として+2400万回。

それら合計すると7月末で累計5400万回(2700万人)が完了する計算。これは現在のデータからみた現実的なラインだと思う。もちろん『もっと』という気持ちはある。

ちなみに医療従事者が500万人、高齢者3500万人だとすると、それらが完了するのは8月末になることになる。

日本のワクチン接種状況

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■接種センター夜間活用(案)

上のペースでいくとワクチンの供給スケジュールからするとワクチンが余ってくる。言い換えると『打つペースがボトルネックになる』・・・次々に集団接種センターを作るの計画は聞くが、僕はそのセンターの『夜間の活用』を提案したい。

▼1:営業時間は9PM〜7AM。これは大規模接種センターが8AM〜8PM)
▼2:【予約不要】センターの混雑具合をリアルタイムで告知(オンデマンド配信+ Twitterで何人待ち:待合室の制限あり)、※来ても打てる保証はなし。
▼3:対象:基礎疾患のある50才以上、介護職、教育職など。ただしこれは当初は狭く開放し、状況をみながら門戸を広げる。後述する接種キャパにも依存するから
▼4:スタッフ:職員(それは通常業務を工夫してでもかき集めてほしい)、医療従事者:常駐2名+(最小限:もちろん多い方がいい)、有償ボランティア★

★これがこの計画のポイント。多くの接種センターは登録制で医療従事者を集める。登録した人はそのスケジュールに縛られるのでどうしても登録に慎重になる。週2日でも完全に予定を拘束されるのはキツイと考える医療関係者は少なくないと思う。それに対してこの案は医療従事者が休日で予定がない時など好きな時に参加できる。センターでは歓迎され社会的な意義もあるのでやりがいもある。また昼間はムリでも夜4時間くらいならOKって人もいるだろう。働く側が柔軟に対応できる方が結果的に多くの労働力を得ることができるように思う。

▼5:重要ポイント:小さく作って段々と伸ばす。メリットは予約の手間が不要。そして新たな会場設営や設備が不要。医療従事者などスタッフの増減に柔軟に対応できる。

 

▼6その他:当初は各市に1ヶ所。基幹となる接種センター。あとは柔軟に。予算は予備費で何とかして。

 

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■接種スピードUPに必要だと思うこと

多くの役人や医療関係者はワクチン接種を従来の方法の延長線上で考えている。だが、それら1つ1つのプロセスを見直していけばかなりシステマティックにすることができるはず。何を分業するのかなど・・・注射自体はものの1分もあればOKなはず・・。

そして各自治体がいま試行錯誤をしているが、中から優秀なところが出てくる。その方法をいかに動画で撮影するなどしてノウハウを他の自治体がパクれるかがポイントになってくると思う。やり方によってスピードは2倍や3倍どこじゃないと思う。

 

1つ。僕は福岡宇美町の方法を参考にすべきだと思う。
https://newspicks.com/news/5854168?ref=user_3372374

これはワクチン接種を受ける人が椅子に座ったままで、医療従事者らスタッフが順番に問診やら注射などを流れ作業としてやっている。動画を見ただけでは気づかないかもしれないが、注射は事前にアンプルから取り分けられ後は打つだけになっている(分業)し、注射をしている人はキャスターが付いた椅子で移動している。こういう工夫は大事。ぜひみんなで協力してコロナ禍を抜け出そう。

あまり評価されていないが日本は現段階で人口分のmRNAワクチンを確保した稀有な国で、アジアで先駆けてコロナ禍を抜け出せる可能性があると思う。ここは反政府の人達にも評価してもらいたい点。以上。


P.S. あと大規模接種センターの動画をみていて思ったのだが、空間としては広いがそれなりに人が入るから扇風機を設置するなど換気を強化した方がいいと思う。以前よりエアロゾルは警戒すべき対象。逆に接触感染はセンシティブになる必要はなくなったみたい(CDCによると) 

新型コロナは風邪か?

(あくまで僕は医療の専門家ではないのでそのつもりで)

しばしば『新型コロナはただの風邪だ!(or 違う)』といったことが話題になる。僕はこういう話題が出ると、根本的な理解が足りていないのだと思う。

なぜなら新型コロナはウイルスであり、風邪というのはカゼ症候群といって主にウイルスでおこる『上気道におこる炎症などの総称』であり、主な症状として熱・鼻水・咳・クシャミなどがある。なので種類が違う。

例えるなら『アイスクリームはデブだ』と言っているようなもの、デブになる要素としてはアイスクリームもあればジャンクフードの食べすぎもある。そんなイメージ。


では『新型コロナウイルスは風邪のウイルスか?』

・・・これはYESとも言えるが注意が必要。なぜなら多くの若者にとっては無症状でおわったり(もちろん無症状なら風邪ではない)、風邪の症状のみで治ることが多い。その場合は『風邪を引いた(原因は新型コロナ)』といっても間違いとはいえないはず。

ただし高齢者の場合は風邪で終わらないことも少なくない。間質性肺炎になったり、血栓ができやすくなって心筋梗塞や脳梗塞など様々な病気に発展する。加えて免疫の暴走によるサイトカインストームなんかも報告されている。

通常の風邪ウイルスはどうだろうか?・・・風邪のウイルスとして知られているのはライノウイルスとかコロナウイルス(新型ではないやつ)あとアデノウイルスなど。それらのウイルスでも風邪で終わらないことはある。悪化して肺炎になることもある。あとインフルエンザも風邪の原因となるウイルスの1つ。ただし他の風邪ウイルスよりは症状が悪化しやすく、便宜上 風邪と区別されているので、医師によって風邪に含める場合と含めない場合があるようだ。

 

同じように医師でも『新型コロナは厄介な風邪ウイルス』という人もいる。もちろん間違っていないが、世間の風邪のイメージが『熱や咳などで3日ほどで治る』といったものなので違和感を持つ人も少なくないだろうと思う。

 

あと現段階で通常の風邪ウイルスと違う点はワクチン。その中でもmRNAタイプのワクチンは効果が高く、変異株への対応も早いとされ、他のウイルスなどへの応用も期待されている。

 

以上、新型コロナは風邪か?でした。


ちなみに新型コロナを殺菌とか言っている人もよくいるが、細菌とウイルスは別物なので正しくはない。ウイルスの場合は不活化という。ただし会話でそういうツッコミをいちいち入れると嫌われることがあるので注意が必要です。

インド変異株の感染力1.5倍は妥当なのか?

西浦さんは『インドの変異株の感染力がイギリス変異株の1.5倍』だと推測して警笛を鳴らしている。僕は素人であるが1.5倍という数字がもたらすインパクト実行再生算数が少し増えるだけで加速的に差が開くことくらいは理解しているので、ホントにそうなのか疑問に持っているので、反証にはならないかもしれないが疑問点を書いてみたいと思う。

▼なぜ疑問を持ったのか?

それはインドで感染爆発して世界最悪のような報道がされているが人口比で考えるとイギリスやフランスの流行に及ばないから。インドにも東アジアほどではないにせファクターXがあるのかもしれないが、その可能性はいったん横において、人口あたりで見ると、感染者数ではイギリスの感染爆発(1/1頃)には遠く及ばないし、ブラジルが継続的に流行していたのにも届いてピークアウトしている。

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死者数の方は人口ピラミッドの違いも大きいのだろうが、とりあえずインドの死者は2国に比べるとずっと少ない。

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※西浦さんの説。は基本的にはTrevorさんのデータからの受け売り。

Trevor さんのTwitter : https://twitter.com/trvrb


▼Trevor さんのデータへの疑問 いちおう赤で色分けします。

 

1:そもそもインドでイギリス変異株は流行していたのか?

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その前に軽く疑問なのが色ついた丸が実際のデータで、実線は彼自身が書いたもの。トレンドをちょっと極端に書きすぎのように思う。次にB.1.1.7がイギリス株。B1.617がインド株 3つあるのはそのマイナーチェンジだろうと思う。

では同時期の感染者数と比べてみる。

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これはGoogleで期間を1月-最新のものにした新規感染者数のグラフ。インド変異株といっても急激に数を伸ばしたのは<.2:紫> だがそれが流行しはじめた3/1頃。新規感染者数は約1.5万人。ぜんぜん流行前になる。その前後において<インドの変異前の株とも割れる.1>と<イギリス株:青>に大きなシェアの変化がなく


インドにおいてイギリス変異株は特別に感染力が強かったワケではないように思う。

その後に<.2>がシェアを伸ばすのだが、イギリス株を駆逐する感じではなくイギリス株も増えるが、インド変異株の方が早く増えた感じ。たしかにインドでは感染力が強いように思う。ただしこれには検証が足りてない可能性がある。それはエリア別の分析がされていない点。例えばイギリスの変異株が主に入ったエリアと、インドの変異株が流行した地域が違うとしたら、地域差によって気候の違いなどの要素があるすれば、必ずしもインド変異株の感染力が強いとも言い切れない気がする(あくまで可能性止まり:説得力は弱い)

 


2:海外でインド変異株はホントに流行しているのか?

 

次に海外のデータが6ヶ国 示されている。それらの国々で『インドの変異株が急増の兆し』のように感じるグラフ。どこのグラフで僕が疑問に感じたのはその左のメモリのフリ方。上で見たインドが<0%-20%-40%-60%-80%-100%> ここでは<0.1%-1%-10%-50%-90%-99%>みたいな特殊なものになっている。<インド変異株:ここでは赤> が凄いシェアを伸ばしたかといえば1%前後。僕の経験不足・知識不足でどう判断していいのか分からないが、例えばドイツではイギリス変異株も増加していてインド株の感染力がそれ以上であるのかがわからない。

それとここで僕が1番 気になっているのは『このインド株は市中感染なのか?それとも空港検疫なのか?』という点です。例えば日本でも空港検疫で今インド変異株が多く見つかっている(記事)。市中感染は少ない(少なくとも発見されているものは)、もし下のグラフに空港検疫が入っていて、単にインドから逃げて帰ってきている人が増えているのだとしたらインド変異株がそれらの国で増えているのかは判断できない。

 

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もっともそれぞれの国の感染者数を計算して比較すればいいのかもしれないがそこまで余裕がない。日本は空港検疫がザルだと批判されている。イギリスはともかくベルギーやドイツやオランダでよりは日本の方が変異株が入ってきやすい状況にあるのではないか?と思う。日本の方が近いし・・。

 


3:隣国のパキスタン:バングラデッシュでの流行は?

僕は変異株の感染力を見るのに、イギリスや日本など遠い国より隣国への影響が先に出ると考える方が自然だと思う。インドがどのていど国境を封鎖しているのかは知らないがもともと同じ国だった2ヶ国。人種も近く、親戚なども多いはず・・。貿易なんかも陸路でされている可能性が高い。

下のグラフは3ヶ国の新規感染者数の比較。インド以外の2ヶ国ではほとんど流行らしい流行は見られていない。イギリスで変異株で感染急増した頃に隣国アイルランドでは他のEU諸国より早く変異株での急増が見られた。

その割には・・・という印象。『インドの変異株の流行!』といっても半分くらいの理由は『宗教行事でクラスター発生』ということもありそうな気がする。変異株の感染力といってもまだ今の科学力では推測の要素が強く、小さな変異を頻繁にしているされる新型コロナウイルスで単にスーパースプレッダーで急増したのか感染力UPによるものかの判別ってそんなに簡単ではないとも思う。

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とりあえず僕には今の段階でインドの変異株がそこまで感染力が強いとは思えない。もう少しデータが増えるのを待ちたいと思う。