KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

KOYAの漠然とした目標

毎週のように自分の目標や今するべきことを考えまとめる。

庶民的なエリアに子供たちを中心としたコミュニティKOYAを始めたのが2023年1月。最初は週1日夕方のみ子供らの遊び場として開放していた。それと同時にDIYで棚を作ったり机を組んだり整備をして開放日が週2日に増えた。

2024年はそこに勉強日を試し、週2(遊び)+週2(勉強)にしていくのが目標。その先もまだある。例えば音楽をする日とかお絵かきをする日なんかを作ってもいいし、開放時間も夕方のみでなく夜や昼に広げることも後々は考えたい。今はCCDカメラが向かい側の家に1台あるのみだが中にもCCDを取付けてインターネットを整備すれば昼間なら無人であってもそれほど問題はおきないと思う。無人で図書館的に開放してもいい。

 

開放する世代も今はキッズ中心だが高校生や大学生が自習室として使ってくれたりサークル活動の部室みたいな開放も考えている。今はこの規模でそれなりに余裕をもって続けたいが数年して金銭的な余裕ができ更にコミュニティの仲間を増やすことができていたらKOYAの隣とバラックや裏側の家も借りて拡大できたらとも思うし、それとは別にKOYAが見える位置でアパートの4Fとかに別途スペースを借りて隠れ家を作ってもいい。イメージとしては自分の場所でありつつも仲間と共有したい。お風呂とかおいて友達に貸してあげても面白いかも・・・とか。カネとそれ以外の余裕があったら。

 

これからの時代はコミュニティの重要性はより高まると思う。車とか僕は1人なんでマニラで欲しいとか思わないけど、仲間がいたらみんなで車1台をシェアできたら便利だろうと思う。シェアは重要なポイントで便利。僕は猫を飼っていないが大家さんが飼っていて僕は遊びたい時に遊べる。エサをやる必要も世話する必要もなく美味しいところだけもらえ迷惑もかけない。そういうのを大家さん家族と僕という疑似家族コミュニティ内で助け合う。KOYAも1つのコミュニティとして助け合う。

 

正直なところ楽しいイメージはたくさん思い浮かぶが、その一方で今後は世界的に不安定感は増す可能性も考え、保険としてもコミュニティは重要だと考えている。例えば中東あるいは中国ー台湾などで戦争が発生したのをキッカケにして原油価格が急騰といった場合に石油産油国は潤う一方で一般人は打撃を受ける。庶民層はかなりキツくなると思う。仮に原因が他国であったとしても不満は政治にむかったり犯罪にむかい治安が悪化したりする。そういったときに善意を軸にしたコミュニティがあると強いと思う。

KOYAのようなコミュニティは庶民層が中心ではあるが、その中からプチ成功者を生み出していきたいし、関わる日本人などの仲間もボランティアという形で時間や労働力で貢献してくれる人もいれば、経済的に余裕があって金銭面で貢献してくれる人も出てくると思う。みんな与えられるものを与え、何かしら別のものをもらう。

 

たぶんというかほぼ確実に10年後の世界は今より貧富の差が広がる。カネを持っている人がいかに気持ちよくカネをだして持っていない人に分配できるかは大事だと思う。またカネがある人にとってはカネというのはそれほど価値がなく、体験であったり時間といったものの価値が相対的に大きくなる。僕自身が子供がいないし多額の遺産を残しても仕方がない。40代の内から増やすことだけでなくいかに有意義な使い方をするかを考えながらKOYAの運営とかをしている。