フィリピン考察記

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韓国の医療崩壊

(3/1 追記:この仮説の前提になる特異度90% が疑義が出たので撤回します。また岩田医師も偽陽性の問題は今のところないと言っているので信じます) ただし関連した部分に関して。


前回の記事で 『検査しすぎることで大量の偽陽性が生まれる』という仮説を書いた。

新型コロナウイルスの検査をしすぎてはいけないのでは?? - フィリピン考察記

 
今回は『韓国の医療崩壊』が現実的になってきたという記事を元に、その先を考察したいと思う。本題は後半(少し前置きの前半が長くなることをお断りしておく)

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僕の記事は医師のクルーズ船試算を元にして、その計算式(有病率とか感度・特異度など)をにわか勉強し韓国にあてはめて試算したものなのだが、それより先に『偽陽性の問題点』について、警鐘をならす医師をTwitterで見つけた。

室月淳@集英社新書「出生前診断の現場から」17日発売 (@junmurot) | Twitter


僕の見解と一致して驚いた。そしてRTがそれなりにされている割に『それは間違っている』という指摘も見当たらなかった。TV番組に出ていた上医師はTwitterで陽性適中率の計算を間違い。医師や医大生やらからかなりのツッコミがされている。

上 昌広 on Twitter: "新型コロナウイルスのpcrの陽性的中率の議論。私は風邪患者の2割程度は新型コロナウイルスだと考えています。感度7割、特異度9割で陽性的中立は8割です。何が問題なのかな?"


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 さて、検査方針ですが国によって違うのですが、日本と韓国で正反対なのは以前にお話した。韓国は『検査をドンドンとして感染者を見つる』というのを重視し、日本は『検査はあまりせず初期症状の人は自宅療養をしてもらい、重症者をケアするためにも医療崩壊をおこさせない方針』

そして韓国でその医療崩壊が現実のものとなりつつある。それがこの記事。

news.livedoor.com


どんな内容かというと、韓国は感染者を入院隔離する方針らしく、感染者約1000名の約半数が入院。残りが入院待機中らしい。それによって病床不足に陥っている。専門家チームが症状の軽い人は自宅療養をさせようと提案しているが・・・との内容。

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その記事と『大勢の偽陽性がいる(って仮説)』を当てはめる。当然ながら本当の感染者もいる訳で院内感染が起きやすい状況。家庭内感染もありうるがこのクラスになると院内感染の方がずっとおこりやすい。しかも偽陽性っていうのは本当は感染していない人達のことで、次々に本当の感染者になっていく


しかも韓国はドライブスルー検査とかもしている。大邸以外にも大量の偽陽性を生み出していると思う(仮説が正しいなら) そうすればこのカオスは方針を変更するまで韓国全土に広がる。


問題は2つ

1:初期症状の人達を自宅ではなく病院に入れようとしてる。
2:そもそも有病率が低い人達をドンドン検査してること。

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仮説を間接的に裏付けることになるのが『韓国の大邸以外の地域での感染者数』とその増加スピード。みなさんも今後の増加スピードに注目していて欲しい。

大邸の宗教施設のように感染症においては感染を一気に広げてしまうスーパースプレッダー(以下SS)と呼ばれる人が出てきてしまうことは知られている。というか出てくるのは普通で、それをSSと呼ぶようにした感じ。

今後韓国各地でドンドンと感染者数が増えていった場合は、他の国の増加傾向と明らかに違うことになりSSがそこら中にいないと説明がつかない。もちろん同じような環境で感染者数が同じくらいいるとしたら北京市であろうがソウル市であろうが、同じような増加にならないと不自然だ(ここでは北京とソウルが同じ環境だという気はない)

『韓国のウイルスだけ感染力が強いってことはありえない』 ※突然変異でもない限り。


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少し脱線する。

『軽症者への検査』を重視していないのは日本だけではない。アメリカもそうだろうと思う。していたらそう報道されるはず・・。

アメリカの報道では例えば『(カリフォルニア州)新型コロナウイルスの検査で33人の陽性反応を確認したと発表しました。また、州内で8400人以上を経過観察の対象としていますが、検査キットが足りず、アメリカの疾病対策センター(CDC)に協力を仰いでいることも明らかにしました

https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3916956.html

CDCって専門機関があり予算も桁違いなはず・・検査が必要ならガンガンと進めてるはず(これは単なる僕の憶測ですが) 少なくとも現状として全米で検査がそれなりに進んでいるという報道はない(はず) ここも僕の憶測部分なのですが中国も感染者数の増加が減った。検査数も明らかになっていないが検査をドンドンしていればもっと情報が漏れてきても良さそうなものをって思う。

中国も感染者数の増加が減った。ウイルスは際限なく相乗的に増えるのではなくピークアウトするのは普通だが、人口2000万人を越える北京市で感染者数が300人から400人に増える速度がゆるやかっていうのは僕には感染が緩やかになるには早すぎるって思う。例え政府が統制しているとしても。でないと湖北省の6万人超の説明がつかない・・・。もちろん何か別の要因があるのかもしれないが、1つは院内感染が広がったってこともあるだろうが、もう1つは検査方針がかわったのだろうと僕はみています。

憶測が多すぎて申し訳ないが(一般人なので裏を取るのがとても大変なんです・・その分だけ内容は割り引いて見てください。素人の憶測記事と・・・できればプロによって検証されていってほしい)


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さて憶測ついでに、上で書いた2点の問題点『1初期症状の入院で院内感染』・『2検査のし過ぎ』から『X:韓国各地で感染者数が更に激増』という結論を出した訳だが、その先も予測してみようと思う。ここまでくると最初の仮説が正しかったとしても当たるか下がるかもしれないが、一応・・・ここからは政局のおはなし。

もともと朴槿恵さんのSARS対応などを批判していた文大統領。その違いを強調するために与党側からも早々と楽観論が出ていたらしい。それが一転。感染者数が増え、巨大なブーメランとして返ってきた。当然ながらここでリーダーシップが見せたい大統領は『ガンガン検査』と指示を出す。当然ながらそれを止めようとした感染症のプロも中にはいただろうが伝わらず(あくまで憶測です)

そして韓国全土で感染者数が激増・・・ただでさ危機対応はどう動いたって政府は批判されるが、他国の対応や専門家の反応などから『あれっ!検査しすぎってヤバいんでは??』とかそういうことが明らかになってくる。更に『偽陽性の人達の院内感染』や『医療崩壊によって重症者の致死率が上がる』なんかが重なると、とても政権はもたない。それどころか判断ミスが明らかになると国民の怒りが、投獄や暗殺あるいは自殺というルートまでいきかねないと思う。

ちなみにもう1つ不安要素は『通貨危機』・・・もともと韓国ウォンは日本との通貨スワップを解消してから『通貨の売りを浴びせられる可能性』が指摘されていた。ヘッジファンドにしてみればこのタイミングはどう映っているのだろう・・。
 

米ゴールドマンが「韓国ウォン暴落」の衝撃予測 人民元安に巻き込まれ…:イザ!


僕は文大統領が嫌いではない。考え方は違うところがあるが、韓国国民のことを考えている大統領だと思う。ただ『検査精度の問題点』とかが一般イメージの範囲外だったこと。僕ら仮説『大量の偽陽性が生まれている』というのが正しいとすれば、結果として凄まじい被害がでる。その責任を取らされることになってしまう気がしてならない。

僕は彼の判断自体は普通だと思う。日本でも多くの人が検査の問題に目がいっていない。医師ですら陽性適中率について関心度が低く、検査拡充を呼掛けているのだから・・・。

という訳で仮説を元にした推測でした。

あくまで僕は素人なので、内容を鵜呑みにしないで欲しい。