KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

新型コロナウイルス 3/29の雑感

とりあえず個人的には平和な日々です。

電気も水もネットもある。外出できないのは残念だけど、洗濯も料理も普段からしている。食材は平時から隣の集落を支援できるように多めに備蓄してある。その上、支援物資として買ったものも外出禁止によって渡せなくなり、家にある。

【主な食材】コメ(推定15kg)・パスタ2kg・インスタント麺(ほぼ1箱)・ツナ缶・コーン缶・パエリア缶(ほぼ1箱)・牛乳(1L ✕ 8)・ジュース(1L ✕ 10)・ハム1kg・ベーコンとソーセージ各300g。冷凍野菜(推定2kg)。シリアル類(推定3kg)。その他、乾物、チーズ、チョコ、お菓子 etc...。

例えば1週間後に不足するとしたら野菜・果物・パンだが、贅沢を言わなければ備蓄分でまだそれもしのげる。庭に少量ではあるが韮もある。

他にもアルコールやトイレットペーパーも普段から買い溜めしてある。

 

加えて、納豆は作れるし、必要であれば小麦粉があるのでヌードルメーカーで製麺もできる。フィリピンペソも新コロが問題になり始めた頃に増やしたし、大家さんに頼んで銀行で両替もしてもらい更に増やし、G-CASHを始めることで集落の友達の支援も再開することができた。

また大家さん家族が中庭を挟んだところにあり、必要であれば会話もできるし、シニガンをもらったりパスタを持っていったり交流できる。予想以上に僕個人は今回のクライシスにダメージを受けていない。


ただフィリピン人の友人・知人の中には深刻なダメージを受けている人達もいるので、それなりに支援しているので少し支出は増えたけど、別に普段から贅沢はしないからそのくらいのおカネはある。

 

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さて今日は【1:数字の中身】って話と【2:新コロのニュースに僕らは神経を尖らしている】って話をしようと思う。

 

 

【1:数字の中身】


新コロにおいてはフィリピンも東京も感染者数が増えている。

A:東京の場合は感染者数がドンドンと増えれば都市封鎖もありゆるってことで小池都知事が記者会見をして自粛を呼掛けたりしている。にも関わらず東京の新規感染者数は60名ほどに増えている。

感染者の増加は『人間の命』や『病院のキャパ』にとっては残念なことではあるが『都市を封鎖しなければならないのか?』あるいは『東京で感染爆発があるのか?』という意味においては中身が大事。

それは『市内感染がどれだけ増加傾向にあるか?』という点。東京の場合は約半数が院内感染であり、市内感染の増加傾向に変化が生まれた訳ではない。院内感染はそれ自体が全体を捕捉しやすいからだ。


B:フィリピンの場合。こっちも感染者数が急激に増えてきている(3/27に約100名増えた) 前日より大幅に増えたから。マスコミが勉強していたら政府にちゃんと質問するのだろうが、そういうのがなかなか見つからずイライラした。これは都市封鎖を1ヶ月で解除できるかどうか(もちろんその裏には感染爆発の危険がある)にとっては重要で、そろそろ封鎖から2週間が経つので封鎖の効果を期待していた僕らにとっては驚きであった。

僕は原因を探したがフィリピン当局の情報開示がイマイチで原因はわからずじまい。新規の感染者がどのエリアなのか??あるいは院内感染なのか、集団感染なのか、あるいは検査キットの精度の問題なのか(そういう報道があった) それが分からなかった。

その翌日(3/28)に更に300名ほど増えた。これには驚いた。予想外。ただ政府の報道官?から原因として【検査体制の拡充によるもの】といった説明があった。

詳しく知りたいところだが、それでも理由が知れて良かった。今までから感染者が急激に増えた訳ではない。今までの検査体制が弱く、感染者の発見が遅かっただけという解釈でいいと思う。それはつまり、積み込まれた荷物の発送が遅れたようなもので、体制が整った直後は蓄積分だけ多めの数値がでるはず・・。

この体制が落ち着くであろう2日後くらいから感染者数の増加が収まるのかが見どころとなる。そろそろ封鎖の効果がでてもいいはず・・。

封鎖自体は経済的な損失や人の自由について犠牲を払いつつ、物理的に接触を断つ訳だから、それ自体に効果があることは間違いない。それでももし増えるとすればそれは僕たちが思っていた以上に既に感染が広がっていたことを意味するのだろうと思う。

感染が落ち着かない限りは封鎖解除は難しいだろうから、今後も注目していきたい。


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【2:新コロのニュースに僕らは神経を尖らしている】

ニュースには重要度の高いものと低いものがある。例えば愛知県で初死亡例といったものは、一般視聴者にとってはそれなりに気になることなのかもしれないが、感染爆発を分析する上では正直どーでもいい情報。それは感染者がそれなりに増えれば死者が一定の割合で出てくるのは自然だからだ。

僕らは新コロのニュースに敏感になっている。インフルエンザでは1万人くらい感染してもニュースにはならないし、1000人くらい死んでも例年通りなので誰も気に留めない。新コロの場合は爆発的感染拡大が警戒されるとかいろんな特殊性があって100名未満の死者でもみんなが怖がっている。

フィリピンにおいても都市封鎖がされ飛行機が止まったりしてみんなな新たなニュースに神経を尖らせている。それを僕が強く感じたのがNAIAにおける飛行機事故のニュース。

これはチャーター機で患者を東京に運ぶ時に離陸時に事故をして乗務員や医師も含め8名が死んでしまったという事故。これはTwitterでまたたく間に拡散された。

だが、たまたま乗せていたのが(おそらく新コロの)患者 というだけで、基本的には小型チャーター機の飛行機事故に過ぎない。これがもし、平時においてのニュースならここまで拡散されることはなかっただろう。このくらい少人数の事故はときどきおきているから。

僕らはそれだけ新コロのニュースに神経を尖らせているのだろうと思う。


新型コロナウイルス 3/28の雑感

フィリピンの感染者数が1075になった。1000を越えたことよりも気になるのが+272という増加数が大幅に増えたこと。前日の3倍くらい。そろそろ封鎖から2週間がたち効果が出てきても良さそうな頃なのに『なぜそんなに増えたのか?』

 

・・・・増えたこと自体も問題だが、それについて考察が一切ないのが大問題だと僕は思う。

検査体制を整えて検査数が増えたからなのか??あるいは院内感染やどこかで集団感染があったのか??僕は英語はそんなに得意じゃないのに検索して各ニュースサイトの記事を見たがどこにも書かれていなかった。記者は何をしているだ??

 

フィリピンの感染症の専門家チームとかのリーダーは何をしてるんだ??疑問だらけ。


フィリピンは医師や看護師が不足していると言われる。それはそうだろうと思う。だが、もっと重要なのはそれらを統括しデータを分析し戦略を立てる司令塔の部分。僕はここの能力にかなり不安を持っている。できれば日本の専門家を1人、引っ張ってきたいくらい。

僕の印象は『感染症の専門家不在』だったりする。

なぜ問題なのか?


◆問題1:データ更新が滞っている。

戦略を立てる上でデータは命とも言える。DOHのサイトにおいてどのエリアでどんな感染者が増えたのか?といったデータの更新が滞っている。データがなくては封鎖を解除していいのか延長すべきなのかの判断ができなくなる。

また新規感染者の情報とかも、うまく集約できる仕組みが作られていない。
DOHには感染者MAPがあるが、あれは病院ベースのMAPなので感染者がどこで発生したのか本当のところは分からない。

http://www.covid19.gov.ph/



◆問題2:院内感染。

もともとフィリピンの医療体制が脆弱なのは知っていた。陰圧室と呼ばれる感染症対応の病室が少ないことも仕方がないと思う。ただ医師らの感染は防具とその使い方の指導が適切にされていればかなり防げたと思う (日本の感染症医がそういった主旨のことを言っていた)

また逆にそれが揃えられないのであれば中高年の医師は感染症対応から外れるべきだったと思う。もちろん人命は大事だが、それは医師の人命も同じく大事だし、医師が死ぬことによってその医師が救えたであろう交通事故の患者などが救えなくなったりする。単純に新コロだけを見てはいけないと思う。


◆問題3:各バランガイの対応が闇雲。

例えば日本の場合、学校が休校になって、公園で子供たちを遊ばせる人達が中には出てきた。それに対して『休校なのにどうなのよ!??』って意見がでてきたが、専門家チームが『公園はOK』という見解を出して落ち着いた。

公園は屋外で換気がいい。加えて人混みではない。少しは子供たち同士の接触もあるし、遊具を触ったりはするが、その段階の感染者数とかから考えてリスクは低いと考えたのだと僕は思う。

またもっとリスクが低いのがジョギング。感染症の専門医である岩田医師は、あの武漢においても『ジョギングはOK』といっていた。その発言はよく感染症を理解していない一般人から楽観論としてバッシングも受けたが、あの時点での武漢は道は閑散としていて、飛沫を浴びることもないし、ジョギングなので接触もない。極めて安全性が高いはず。

その一方で、フィリピンは公園も封鎖。外出もドンドンとNGにして家に閉じ込めていってしまっている。もちろん人の接触は減るほどリスクが低くなるが、ずっと家の中にいるとストレスが溜まる。免疫力は落ちるはずで、配給もまともにできないのに闇雲に外出を禁止すればATMでお金もおそろせないし食料は買えないし、その抑圧が長引けば、反発する人が増え、それに対して罰則で対応するとドンドン悪循環に陥る。

それを緩和するために、専門家は各バランガイの自治を尊重しつつもガイドラインをしっかりと示す必要があると思う。

ちなみに僕は食糧不足になりつつある集落の友人とゲートの外で待ち合わせをしてゲート越しに支援物資を渡していたのだが、それも密告によって中止させられた。

その一方でジョリビーなどは大忙しで調理スペースは閉鎖空間で人口密集地であり、しかもみんなが声を出す。食べ物は必要だが、対策がぜんぜんされていない。




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僕はそれなりに情に厚い方だとは思うが、それでも戦略を練る時は、情は分けて考える。危機対応っていうのは『命か経済を選ぶ』という単純なものではなく『どいう人の命を選ぶか、その人達を犠牲にしてでも、別の命を救うか』・・命も経済もいろいろが入り混じった複雑な選択なのだと思う。


僕はフィリピンに新コロ対策の専門家が人材不足なのだと思っている。それは単に途上国というだけではなく、フィリピンの場合は感染症といってもデング熱・マラリアといった蚊を媒介にするものが多く、他にも狂犬病とかで、インフルエンザは通年流行っているといっても数的にはとても少ない。なので新型コロナウイルスに対して詳しい人が少ないような気がする。

加えて専門家といっても、感染症の専門医と、データ分析をする専門はまた別だったりする。データ分析に関しては、より数学的な統計知識や、フェルミ推定的な能力が必要になる。加えて、それら専門家とは別に、経済の専門家も必要になる。封鎖を1ヶ月続けた場合にどれだけの人が失業し、どれだけの店が倒産し、犯罪や餓え、暴動などの可能性も検討しなければいけない。


またフィリピンにおいて問題なのは、政治家や官僚など意思決定に関わる人達のほとんどが庶民層の生活を分からない点だ。政府は支援金や配給を決定したが、とても遅いし量も少ない。その実情を分かっているとは思えない。

各社社会の1つの難しさは上の層と、下の層での理解が極めて薄い点。

中流以上は『スーパーマーケットに食料がたくさんあって良かった。物流も問題なさそう』って思っているが、それはマジョリティーである庶民が失業していて十分な食料を買うカネがないからだということを知らない。


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オピニオンとしては以上。

今日はG-CASHの登録がなんとか終わり、集落の友達に送金ができた。それによって彼は家族やご近所の食料を調達し、支援物資として届けることができた。彼らの写真や感謝の言葉が届くと僕も胸アツだったりする。

また別件で大家さん家族に頼んでいた別エリアの知人にも支援物資が届けれられた。こっちは子供が8人くらいる。フィリピンで庶民生活は大変だがそれがみんなまとめて失業だから人によっては新型コロナウイルス以上にCRISISだと思う。

 

新コロの生物兵器化の可能性

マニラでの軟禁生活はそれほど苦でもないですが、少し退屈です。それに加えて新コロの広がりとか各国の対応とか変化及びその予測が興味深いのでニワカの知識がついてきています。

さて今日は『新型コロナウイルスの生物兵器化』について考察してみたい。

今回は元ネタがハッキリしてて、藤井厳喜さんのこの動画です。

www.youtube.com

 

詳しくは動画を見てもらいたいのですが、要約すると中国共産党は新コロの被害にあったが、それを世界にばらまくことで中国発ってことを有耶無耶にしつつ、外国(とりわけアメリカ)の経済に打撃を与え、トランプの政治力を削ごうという意図があったのではないかという説です。

『陰謀論』には違いないのですが、それでも軍事戦略上は極めて合理的だと思ってしまった。加えてアメリカ。とりわけニューヨーク(NY)での感染爆発が他より早いのが気になります。

[参考リンク]アメリカでNYの感染者数がいかに突出しているかがわかる。
https://www.ft.com/coronavirus-latest


ここからは推測なので国をあえて特定せず、X国という仮の国家が意図的に新コロを生物兵器として使うとすればどうなるのか考えてみたい。

1:中国から近い国ならウイルスの入手が容易(遠ざかるほど困難)
2:若い人に感染させれば症状が軽くNYに持ち込むことが容易。
3:しかも工作員自身はウイルスにより重篤化するリスクは低い。
4:意図的ならスーパースプレッダーになることは容易。

 

以上、4点です。

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ではX国が感染を意図的に広げるなら、どんな効果があるのか?

◆A:フィリピンなどの途上国。封鎖などで経済的なダメージは深刻。まともな経済活動が止まり大幅な税収減。加えて国民の生活保障などで支出が増大。紙幣の増刷。それによるインフレ。対外債務の増加・・・・それらから考えるとお金を貸す側の国の言いなりにさせやすくなる。

◆B:日本。経済的な大ダメージ。政権の転覆。X国が狙うなら東京もしくはプラス大阪。あくまで仮想のテロリスト国家がターゲットにするならの話。そんな訳で狙われていた場合は東京はそれなりに危険。ただしこっちは集団免疫が先に実現してしまうかもしれない。


◆C:感染爆発を意図的におこすとすれば、株価は大暴落する。それが事前にわかっていたら、大儲けできることになる。考えただけで恐ろしい・・。

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藤井さんは意図的な感染拡大を『悪魔の選択』だと言っている。そして『その選択をしたのではないか』と考えているようだ。僕も断言はできないが戦略上は合理的だと思った。


旧コロはワクチンとして機能するか?

被害とか感情的な部分を切り分けて考えると、新型コロナウイルスの広がり方や各国の対策、あるいは専門家の意見や有識者(感染症の専門家ではないが頭の良い人達というイメージ)の分析、その違いが非常に興味深い。

正直、それ自体は『面白い』・・。面白いと書くと不謹慎だと言われかねないが分析する上で感情と論理は切り分けたほうがいいと思う。感情の部分では僕は住んでいる大家さん家族の体調を心配しているし、隣の集落の食糧不足やストレス具合を非常に心配して支援してる(今は自分自身が自宅軟禁だから出来ることが限られているが・・)


人の好き嫌いや、自分の考えと同じか違うかが分析に影響を与えるのは良くない。そういうのはバイアスとして強く出る。

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さて今回は風邪のウイルスとして知られるコロナウイルス(新型のCOVID19を新コロ。それと区別するために旧コロとする)が、今回どのていど新コロに対して有効なのかを考えてみたい。それが前半。後半はそれを前提として世界の状況を分析したい。

 

前半の結論(あくまで素人仮説ですから)をまず書く。

『(仮説)旧コロに罹患している人は新コロでの症状が出にくく、無症状で抗体を獲得しているケースが多いように思う』


▼ワクチンについて

ワクチンはほぼ無毒にして罹患させるようなもので、どちらも抗体ができる。抗体には強さがあり、ワクチンを複数回打つのはそのため。また抗体はだんだんと弱まる。弱まる前に2度目のワクチンを打つことで抗体の強さ(ウイルス抗体価というらしい)が跳ね上がる。

予防接種とワクチンの役割|ワクチン.net(ワクチンネット)



▼ワクチンは型によって違う。

日本では毎年インフルエンザウイルスのワクチンを打つ人達がいる。いいことだと思う。インフルには型があり、4種類の型を混合ワクチンという形で打つらしい。

インフルは変異がしやすいらしく、毎年違った型が流行ったりするらしく、その年に流行ったインフルとワクチンの型がマッチすれば効果が大きく発症しないが、仮に型が違った場合でも、摂取しなかった場合に比べれば軽症状ですむらしい。

全米で猛威をふるうインフルエンザが新型コロナウイルスより感染力が強く感染者数も多い理由|@DIME アットダイム



▼コロナウイルスの変異について

インフルに比べコロナウイルスは変異がしにくいらしい。加えてコロナウイルスは風邪の原因の1つとして割に知られた存在。だとすれば旧コロにかかったことのある人、特に去年に風邪になったばかりで新コロの抗体価が強い人は新コロに対してもそれなりに強いのでは??という推論はあってもいいと思う。

 

後半は『旧コロの抗体は新コロに半分有効(症状が弱い)』という前提で各国の状況を分析したい。あくまで前提にした仮説なのでご了承ください。

 

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◆中国と日本(及び東アジア)

これらの国は温帯で冬に風邪が流行する。新コロの罹患経験のある人も多いだろうし、その頻度も他の国々より多いように思う。なぜなら多くの風邪ウイルスが中国発であることを考えると、その周辺は様々なウイルスにさらされていると考えても不思議じゃないと思っている。

だとすればこのエリアの人達は新コロにもそれなりに強い傾向があると思う。

ただし中国の武漢のように、まだ存在が周知されていない状態で、集団感染が起こるような状況があったり、医療崩壊し、さらに次々に院内感染があった場合は被害が大きくなる。韓国の大邸も集団感染があった。

まだ寒いこともあって、それなりには感染拡大はするがヨーロッパに比べかなりマシ。それは新コロの影響で症状がでにくく、実は多くが新コロにも罹患し抗体を獲得し、集団感染の状態に近づいているのではないか・・・という気もする。ここは分からないが、新コロの抗体検査が早くできるようになればいいと思うし、今のうちにランダムで採血をしておいて、後で『3月末時点でどれだけ広がっていた』といったことの検証をしてみるのはいいと思う。もちろん医療リソースには限りがあるが、通常の病気で通院する人もいるだろうし、感染症の専門医でなくても採血は普通にする。


◆イタリア(ヨーロッパ)

東アジアに比べ『旧コロの分布は少ないのかも・・』って気がしてきた。これはあまり自信がない。日本とかと比べヨーロッパで新コロが猛威を振るっているのにはいくつかの説がある。

A:公衆衛生(トイレの後で手を洗うとか)
B:入浴習慣(日本人は毎日風呂に入る人が多い)
C:医療制度(特に日本は国民皆保険制度がある) 


さまざまな違いがあって、原因を旧コロの罹患率が少ないことだと結論をだすのは無理がある。だが、その可能性くらいは考えてもいいのかもしれない。


◆フィリピン(東南アジア)

コロナウイルスなど風邪のウイルスは暑さに弱いことが知られている。それは新コロについても言えることだろうと思う。ウイルスの耐暑性については以前に書いた。

フィリピンでどの程度 感染が広がるか? - フィリピン考察記

僕は暑い国ではウイルスが広まりにくいと考えているが、それでも旧コロの罹患経験という軸で考えると東南アジアでは低い。つまり新コロの被害が出やすいと思っている。トータルで『広がりやすい要素と、広がりにくい要素のどっちが強いか?』って話ではあるが、僕はヨーロッパ程は広がらないと思っている。

また同国においては医療体制も弱く現在の1ヶ月封鎖は一定支持するが、庶民の経済基盤も脆弱で、封鎖期間が長引くと、それはそれで大きな被害がでるのではと心配している。

そこで前回は、隔離するにしてもエリアでの隔離、とりわけ若者を隔離しては?(結局は老人をいかに守るかがカギ)といった話を抗体の話を軸にしてした。僕は現段階では抗体検査をウイルスの検査より注目している。

なぜなら、ウイルス検査で陰性(つまり罹患していない)人、より、抗体検査で陽性(抗体を持っている人)とりはけ抗体価の高い人の方が強いから。

『抗体検査』を戦略に取り入れられないか? - フィリピン考察記


今回は以上。

新型コロナウイルスの検査をしすぎてはいけないのでは??2

(前回の続きという意味で2を付けたが、本当のタイトルは『検査はあるていど増やしてもいいのではないか?』です)

約1ヶ月ほど前になる。僕はクルーズ船での報道やらで検査の精度が高くないと知り、医師らがクルーズ船の検査を試算しているのを元に自分でも計算してみて以下の記事を書いた。

manisen.hatenablog.com

それから3日ほどして、試算の前提になる特異度90%に疑義が出たのでそれを撤回した。

manisen.hatenablog.com

 

 

その後、Newspicksで流れてきたデータとかを見て『偽陽性の心配はほとんどない』っていう思いを強くして、特異度99%以上と思っていうイメージを持っていた。それからしばらく放置していたが、あらためて海外で検査が評価されている点などを考え、この問題を再考することにした。


まず調べていて、朝日新聞の記事をみつけた。抜粋→『感度は30~70%程度、特異度は99%以上と推定されています』とある。おそらく専門家も当初は具体的なことはあまり言えなかったが実際に検査をしていくことで推定ができ公言しやすい段階になったのだろうと思う(あくまで僕の憶測)

新型コロナ検査、どれくらい正確? 感度と特異度の意味:朝日新聞デジタル

では、それを元にすると検査はどのていどしていいのだろうか??


例えば、感度70%、特異度90%で有病率5%だった場合には陽性適中率が約27%になる。これは陽性とでた人の約3/4は本当は罹患していない。つまり偽陽性となってしまうことを意味する。だからこの『特異度90%』が前提なら大量の偽陽性を生み出してしまうからドライブスルー検査はダメなんじゃないか?ってことだった。

だがこれが感度70%、特異度99%で有病率5%だった場合には陽性適中率は約79%まで上がる。さらに特異度99.9%なら、陽性適中率は約97%まで上がる。おそらくは79~97%の間くらいなのだろう。国によっては2回の検査を基本にしているところがあるみたいで、おそらくそれで精度が上がるはず・・。

そう考えると僕は『それなりの検査が多くても今は良いんじゃないか?』って考え方にかわってきている。



日本が当初検査をあまりしなかったのには複数の理由があると思う。

1:検査体制が整っていなかった。検査リソースを武漢からの帰国者などに割くため。

2:検査の精度がまだあまり分かっていなかったから。偽陰性の問題もあり、罹患している人を安心させ野放しにしてしまうといった心配など。また日本は陽性が出た場合は特定感染症の法律において入院させなければいけないってこともあったから。感染者で症状の軽い人は自宅療養させるという方針自体は僕は支持しているが、あの法律がネックになったのだと僕は考えている。

今はどうだろう。1の検査体制はそれなりに充実してきてはいる。当初は医師が『この肺炎は何かおかしいぞ!』って思っても検査がしてもえなかったが、今はだいぶしてもらえるようになってきたようで、また新コロの肺炎の特徴もかなりわかってきたみたい。

2はどうだろう。上で書いたように特異度が高いことがわかればそれなりに検査はしてもいいと思う。また『陽性は即入院なんて法律は・・・法律の方が悪いので改正すべき』だと思う。


そんな訳で僕は上医師を再評価している。その部分においては。ただし彼の言うことは変なことも多い。まず陽性適中率を間違っていたり、陰謀論みたいなことを口にしたり、、推測は自由だがジャーナリストなら裏を取らないと報道してはいけないレベルなことだと思ったので、僕は『信ぴょう性に欠ける』と判断していた。また感染症の専門医もほとんど『日本はスクリーニングした上で検査すべき』って意見だったろうと思う。

最近は感染症専門医の発言にも少し変化がでてきているように思う。具体的な発言は忘れたから書かないが、上に書いたようなことが精度がわかってきたからかもしれない(あくまで憶測)


逆にまだ特異度90%って言っている医師もいるから、またそれはそれで少し遅いのかなって気がする。


『抗体検査』を戦略に取り入れられないか?

3/22の雑感(本題は最後1/3です)

前日に考えた『ビレッジ内で支援物資を集め、隣の集落に毎日届ける』というプラン。大家さんに話をしたらアソシエーションが認めないだろう・・て。加えてビレッジの出入りが明日から許可制になると知らされる。1家族1枚の許可証。ただし外出時間は今まで通りなので交代ででれば特に問題はないだろう。

それより隣の集落。外出が6AM~10AMの4時間に制限されたみたい。僕が午前と午後にスーパーマーケットの様子をみてきたら、午前は凄い行列。だったが午後4時頃は1つのスーパーがそれなりに空いていた。店に入るのも並ばず。レジも1人くらい待つ程度。


集落の人達はこれでスーパーマーケットに買物に行くことも難しくなった。集落内で感染者が出たから厳しくしたい気持ちは分からなくはないが、自宅軟禁状態は強いストレスになり免疫力を下げる。そして外出時間が同じだとみんなが集中するので人との接触が生まれる。非合理的な方法だと思う。

ジプニーやトライシクルなどの庶民の足はなくなり、炎天下とおくのスーパーまで歩かなくてはいけない。家族の買物をまとめて終えると荷物は重くなり、その状態でまた炎天下を帰る。新コロに感染しなくても熱中症で倒れるリスクは高くなっていると思う。

 

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いま新型コロナウイルスに関して主に2つの戦略がある。

A:集団免疫。B:封じ込め。

イギリスが目指したのはAだが、いっきにしようとしたので、軌道修正してる感じ。日本も完全にA。感染者があまり増えない状態になってきたので徐々に自粛を解除して、少しずつ感染者(といっても無症状も含む) を増やし、多くが免疫をもったところで集団免疫の達成となる(詳しい理屈はここでは省略)

フィリピンが取っているのはBだと思う。

まずメトロマニラを封鎖したかと思ったら、各エリアからも出るのを制限するようになって、公共交通機関はすべて止まるわ、外出制限はかかるは『まるで戦時中』のような体制です。

そしてこの戦略の難しいところは『ピークを遅らせる効果しかない』と見られている点。もちろん過去のウイルスで封じ込めが出来たケースもありますが、新コロが世界中に広がっていることを考えると今回は無理だと専門家はみているようです。

それで『ピークを遅らせることで何が良いか?』と言われているのが、時間を稼いで医療体制を整える。であったり、山をなだらかにして医療崩壊を防ぐとか、ピークをインフルエンザ等のピークとずらすことで医療崩壊を防ぐとか、あとワクチンができるまで粘る・・・なんてことも言われています。

ですが、フィリピンはもともと医療が脆弱で、封鎖自体は感染者を増やさないことに貢献すると思いますが、それと同時に経済も脆弱なので、その悪影響も軽視できません。


仮に封鎖が1ヶ月限定なら、まだ何とか持ちこたえられるかもしませんが、なんせ封じ込めは難しい訳ですから、1ヶ月後にまだ感染者がそれなりに残っていることは十分に考えられます。そこで封鎖を解けば、基本的には封鎖をしなかったこととそれほどかわりがなくなります、時期が1ヶ月ずれただけというイメージ(を僕は持っています) もちろん感染者がどくらいいるかにもよりますが、また仮に感染者が0にできても、海外に感染者がいるなら鎖国は当分つづけることになるでしょう。


なんせ、ほとんどが感染していない訳で、それはつまり抗体がない訳ですから・・・。

またワクチンは早くても1年以上と言われています。もちろんできても量産しフィリピン人の多くが摂取するまでにはまた時間がかるでしょう。それまで封鎖できます??

僕は経済的なダメージだけではなく暴動もおきるのではと心配しています。

フィリピンにとって最悪のシナリオとは - フィリピン考察記



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さてやっと本題です。

では、僕はフィリピンは徐々に経済活動を再開し、ウイルスの被害を覚悟する必要があると思っています。その際に、できるだけ被害をおさえつつ、どこから動き出すべきか?と考えた時に『抗体』が思い浮かんだ訳です。

通常、ウイルスに感染すると免疫機能は働き、ウイルスと戦う訳です。その時に抗体が作られ、次回からは同じウイルスからの攻撃に強くなる訳です。ワクチンとかもそれ。

そして今回のウイルスの特徴としては健康な若者に限定していえば全く怖くないウイルスということ。重篤化する率もかなり低いですし症状が出ない人もいる。ただ若者が感染することで高齢者などリスクの高い人にうつすことが懸念されています。

であるなら『わざと感染してもOKな人達をグループ別に隔離して労働してもらい』・・・その上で感染した場合に療養とかをしてもらって抗体を獲得した暁には、いろんな場面で活躍してもらうというのはどうかな??

その前提として『抗体検査』があって、様々な感染症はどのくらいの抗体があるかを検査できるようで、それを元にワクチンを追加するかを決めたりするみたい。新コロについて抗体検査が出来るのか、いつ頃に出来るようになるのかは知りません。

ですが、それが簡単に出来るようになれば『抗体がある人=自由に活動していい人(他とは分けるが)』という扱いにして、徐々に増やすことはできないものかって思う。


現在は体温計で測ったりしてるけど、感染者の多くは発熱しないから重篤者のみを振り分ける効果しかない。PCR検査にしても精度はイマイチな上に、仮に陰性であってもそれは抗体がある訳じゃないので、感染していないことは分かるが感染に強いことを証明する訳ではない。感染のリスクがある人達であることにはかわりない。

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もう少し具体的に書きます。

プランA:健康な若者で20名ずつくらいのグループで、建築現場などで労働してもらう。労働チームとは別に同じく健康な若者で食事などのサポートをする。合計40名とかで小さなコミュニティを作って経済活動をすれば感染のリスクも低いが、感染した時のリスクも低い。

それらから、感染が確認された時に休んでもらい。検査陰性および抗体確認。で、合格。その人を『仮に抗体人と呼ぶ』もっといろんな幅広い業務につくことができる。

そういう抗体人をどんどんと増やし、経済活動の範囲を広げる。


プランB:Aよりももう少し過激な方法。新コロのウイルスを採取し、健康な若者で『感染する覚悟のある人』を募集し、少量のウイルスを感染させる。荒っぽい生ワクチンみたいなもの。ウイルスは多くを摂取すると増殖して体内の免疫より強くなってしまうが、少量の場合は体内の免疫が勝つ確率が高まる(素人の推測だが・・)と思う。それによって抗体人を作る。

例えばタクシードライバーが抗体人であれば、消毒等を気をつければ、乗客に次々と感染させてしまう確率はかなり低いと思う。そうやって若い人中心に経済をまわし、弱者をサポートして、ワクチンができるのを待ったり、集団免疫が実現を目指すイメージ。


ちなみにこのプランBには批判も出ると思う。『若者を危険にさらすのか?』的な。僕は有志でいいと思う。もともと感染した場合の危険が低いのなら、仕事がずーーーとなく部屋に閉じ込められるよりマシって考える人はそれなりに多いと僕は思う。僕なら志願する。たぶん読んでいる人は日本人が多く、しばらく失業して外出禁止されているフィリピン人の立場をイメージするのは難しいかもしれない。


これは素人の仮説にもとずいたプランなのでご了承下さい。

集落をどう救うのか難易度が増してきた。

僕の住むビレッジには中流以上が住んでいてCommunity検疫期間中も、それほど不便はない。メトロマニラ全体ででている外出禁止令:午後8時から午前6時・・というルールはあるものの出入りの制限は厳しくない。まぁそれぞれの家は独立していて住民間の感染リスクは低い。

それに対して、徒歩5分ほどの距離にある集落Mは厳しい。小さな家が密集していてそこに大家族が住んでいることが多いので住民間での感染リスクは高めだろうと思う。しかも大家さん情報では感染者8が出たらしい・・。

それもあってか、外出可能時間が午前6時から10時までの4時間に制限されるという話がでてきています(集落M) 加えてモンテンルーパ市では24時間外出禁止令が出されたのだとか・・。

4時間だとスーパーは無理でも簡易の市場ならなんとか・・・ですが24時間なら配給しか頼れません。どの程度の配給がいくのか、いつなのかはまだわかりません。

集落Mの場合はまだ配給がありません。


住民の中でオンライン英会話やプログラマーなど在宅勤務できる人は仕事があります。また商店などは営業が続けられるところもあります。が、住人の多くは封鎖に入ってから失業状態です。普段は失業しても他の家族が働いていることでそれがセーフティーネットになったりしていますが、今は家族が同時に失業しています。政府からP5000の給付があるという話はありますが、まだ受け取りは先らしいです。

で、仕事がないと、当然ながら収入がない訳で、さらに貯蓄も少ない人も多いでしょうから、食料などを買うカネにも困るようになってきています。まだ借金などを頼める人はいいですが、周囲もそれほど余裕がないでしょうし、封鎖が長期化するとキツイと思います。


僕は集落Mの中で複数の友人や知人がいて、個人的に支援をしています。今のところ7家族に支援物資やらおカネを渡していて、加えてその近所の知り合いが多いエリアにはコメ25kgを届ける予定。封鎖までちょくちょく買い出しにいっては支援するつもりです。

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ですが、今回のバランガイの様子を聞いて、僕は更に深刻な状態に陥るのではないかと危機感を強めました。かといって推定200世帯はいる集落Mで、みんなに支援するのは個人では不可能・・。そこで、とりあえず思考実験的に支援方法を考えてみることにした。


◆1:外出禁止令を変更してもらえないか?

感染を広げない為には移動は少ないほどいいというのは理解できます。家にずっといることでストレスを貯めてしまい免疫が落ちることなど言っても伝わらないでしょうから4時間限定・・・ということ自体は許容するとしても、みんなが同じ時間にというのは感染のリスクを高めてしまうと思います。

もし交渉できるのであれば、ブロックごと(たしか8くらいにわかれていた)に時間をずらすなどして集中しないようにした方がいい。またゲートでは体温測定もいいが、手洗い所を設置する方がいい(と僕は思う)


◆2:買い物難民をどう支援するか?


ジプニーやトライシクルなどの公共交通機関がストップしている今。彼らは買物にいくのも苦労しているはずです。中にはバイクを持っている人もいますが、ゲート自体が閉鎖されていて、一部の人が勝手にバイクタクシーをしている感じ。

できればバランガイ自体が住人の要望を聞きつつ、物資を調達して販売するなどすればいいのですが、それをする様子はありません。配給もまだされていません。

もし僕の住んでいるビレッジで有志で車を出してくれる人がいたら、買物代行みたいなことを出来るのに・・・なんて思っています。


◆3:募金とかなんとかならんもんかな??

僕は今のところ1ヶ月で10万円くらい支援する予定ですが、集落M全体で考えるととても足りません。その一方で住んでいるビレッジはお金持ちもそれなりに住んでいます。僕は超苦手なことですが、なんか住人から寄付を募ることができないものか・・・とか思ってしまいます。

人助けというだけではなく、集落Mが困窮状態になればビレッジとしても危険度が増します。加えてビレッジに通いできているメイドさんの多くが集落Mの人達だと思う。その人達が困窮すればメイドさんの窃盗などのリスクも高まります。

人助けでなくても支援する合理性はあると思っています。

問題は誰にどう動いてもらうか・・。



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いま漠然と思っているのは、おカネじゃなく物資です。

おカネは扱いが難しいからです。まずビレッジの代表から許可をもらい警備員にサポートしてもらう。メインゲートの横にドネイションスペースを設置し、ビレッジの住人から支援物資を集める。それを集落Mに運び、集落Mの管理人らに分配してもらう。

バランガイの管理人らを僕は知りません。なので、適切に分配してもらえるかは不安ですが、そこまで管理しようとするのは難易度が上がりますから現段階ではしない方がいいと思う。

次に買物代行ではなく、物資を集めることで、買い出しにいく手間が省けます。最初は無理にしても、少しなれてくれば要望を集め、それをビレッジの住人に伝えることで必要なものが届きやすくなるはず・・。


(空論をつづけると) Facebookでグループページを作り、そこに支援を受けた人からのメッセージが届くようにすれば、支援した側も実感が増し、連帯感も深まるはず・・。

少し考えてみる・・。