KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

フィリピン人への借金

フィリピン人の友達Tに貸したお金をついに完済してもらった。

思ったよりずっと長い期間がかかった(5ヶ月の予定が約1年半)けど途切れ途切れ少しずつ・・・。人のお金を貸すって約束の通りに返ってくる事はそんなに多くないし時に忍耐が必要になる。また無利子・無担保って実質的に金利分をあげているようなものだとも思う。
 
ただ数万円を貸すことで友達の人生転落を防げると思うと貸したこと自体は良かったと思う。誰にでも貸すわけじゃないけど、海外に出稼ぎとかそれなりに覚悟と決断があって返済の見込みがある場合ならたまにはいいと思う。

Tの場合も母親の入院とかあったし今の慣れない中東で苦労していると思うが、フィリピンに帰ってくるまでには経済的には楽になっているだろうと思う。


これが日本だったら同じ金額では何ともならないし返済能力があるなら『サラ金から借りるように』とかいいそうだけど、フィリピンの場合は弱者にはとことん付け込むような側面があるから借金も金利が高いからそういう所で借りたら大変そう (まぁ経済的合理性から言えばもともと金利が高めの国で焦げ付くリスクも高いのだから必然かもしれない)


いままでだと給料前借りしたメイドが消えたり、日本人の友人の宿泊費をツケにしてあげて焦げ付いたり、いろいろある。全体的には『借りる時から逃げるつもり』というタイプは少ないと感じている。ただもともと経済的に厳しい状況で計画性がなく病気など他のトラブルが1つ重なるだけで返済がだんぜん難しくなったりする。

元家庭教師の子なんかも火災で被災したり妊娠&出産したり、それ以前から返済は滞りがちではあったが7割くらいは返してもらってた。でもそこまでいくともう『返済してくれ』とは言いにくいね。初期は『返してくれ!』って揉めたりもしたけど、いまは怒りとかはなくなって『まぁしゃーないね』って思う。


これからもたまにフィリピン人にお金を貸すことはあると思う。でも『生活に苦しいから』って理由では貸さない。本人が根本的に経済再建をする覚悟の計画がいる。あとは大家さんとか従業員(いまはいない)といった場合は『家賃の前払い』とか『給料の前借り』ということで焦げ付きは少ないだろう。

それと出来ることなら『お金を貸す』という形よりは、メイドなり家庭教師なりの仕事を与えるとう方向で力になれればと思う。困窮している人からしたら日本人の暮らしは『羨ましい』と思うだろうし『そんなにお金を持っているなら力を貸して欲しい』と思っても自然だろうと思う。でも、そういった経済状態の知り合いはけっこう多いからいちいち介入していては大変だろうと思う。

大変だろうけど、経済的に豊かになりたい時はそれなりの覚悟がいると思う。


あと日本人の中には『フィリピン人が怠け者だからお金が貯まらない』といった意見を持っている人もいると思う。半分は当たっているとは思うが、フィリピン人の普通の給料って凄く少ないから同じ状況で普通の日本人が這い上がれるとはなかなか思えない。稼ぐ方法や貯める方法自体も環境の中で教わってなければ難しいものだと思う。


最後に困窮しているカワイイ子の足元をみてお金で口説くタイプの人を僕は軽蔑してる。僕がガールズバー的なものが嫌いなのは1つは相手の愛情表現の裏に『経済的な事情』と感じてしまうからだと思う。

ただ恋愛において経済的な理由は何割かはあってもいいと思っている。それはどの国でもだいたい同じだろうと思う。それが大半になってしまうと萎えるし後々のトラブルになると思うから避けたいだけ。


チャイルドベガーを眺めていた

軽く自宅療養中のHASEです。


昨日は散歩がてらよくいく市場で野菜を買い近くの駅の前で珍しくドーナッツを食べていた。この駅前では貧しい子供が通行人にお金を恵んでもらうように頼む姿をよく見かける。いわゆるチャイルドベガー(子供の乞食)だ。


それはフィリピンの1つの負の側面で『親は何してんだろう??』とか『行政は??』とかも感じるがそれぞれに問題を抱えているのだろうとも思うが、たしょう青臭いことを言うが『どうしたらこの子らの生活を好転させられるのだろうか??』とたまに思うし、昨日はその子供たちを眺めながら考えていた。


子供たちは2人とも男の子。ペットボトルに小銭を入れて遊んでいる。隣の焼売屋とドーナッツ屋に来るお客さんに食物やお金を乞う。ほとんどの人は無視するか断る。そういう光景になれているフィリピン人にとって『いちいち構ってはいられない』という所もあるのだろうがそれでも時々お菓子をあげたりする人もいる。

 

 

『その子にモノをあげた所で根本的な解決にはならない』




・・・・そんなことは分かっているのだがその日の気分や子供の様子によっては食物を分け与えてあげることもある。それがいい事なのかは今だにわからないが・・。


僕がフィリピンで聞いた話では『子供に施しをすると親がそれに頼るようになる』あるいは『乞食の裏にはマフィアがいる』・・・だから『絶対にあげてはいけない』だった。カンボジアの観光地でもそういう広告を見たことがある。

ただ何だろう。それで全員が寄付をしなければ『乞食行為を誰もしなくなる』のかもしれないが、それは非現実的であるようにも思う。一定の人達が施しをしてその上で子供たちはお腹をすかすし、学校に行けるようになるわけではない。


僕は『別の理由』で彼らに常時あげるワケではない。

 

覚えられて子供が増えて囲まれて『また頂戴』となるのが面倒だからだ。強請ればもらえるっていうのを覚えると面倒くさい。だからあげる時はサラッとあげて、強請られた末にあげないようにしている(特に家の近所だし)


こういう問題というのは『無視するのにも慣れるものだ』・・・途上国を訪れる日本人の多くは最初に衝撃をうけ、徐々に慣れ、いずれは気にならなくなる。日々忙しい人にとっては特にそうなのだろう。それも無理のないこと。


僕は子供に聞いてみる事にした。

 

「どこに住んでいるの?」

「クーボ」と答えた。それはフィリピン語で小屋を意味する。古典的なバハイクーボと呼ばれる小屋なら趣もあるのだろうが、おそらく掘っ建て小屋なのだろう。


『家にいって投げ銭でもしてこようか?(500ペソとか)』という思いが頭をよぎった。でも、それで家族が一時の美味しい食事にありついた所でどうなるのだろうか??見つからないようにしないと危険だろうなぁ・・・とかそういった考えを巡らせる。


それならいっそ里親になるつもりでサポートを?・・・そこまでは思いきれない。まだ深く彼らを知らないしそこまでは感情移入ができない。貧困と関わった事がある人なら少しはわかると思うが『彼らがみんな清貧というワケではない』・・・お菓子をあげたら礼も言わず食べ、その場にゴミをすてる子供たちだから日本人として育ってきた人達からすると躾とかそういう部分から何とかしたくなってしまう。


僕が特に気になっているのは『歯』・・・貧困層ほど『好きな時に食べ歯磨きの習慣がない』のだろうか・・・・虫歯の率が高い。そして虫歯になると治療ができず放置したりあるいは抜いてしまうのだろう。虫歯ほど悪循環になることは珍しい。歯が抜けると歯茎が弱くなり歯並びが崩れまた別の歯が抜ける。30代にして50代に見える人も少なくない。


何度か『歯ブラシをプレゼントしたい』と思ったこともある。それだけだとあからさまなので、被災者に生活必需品のいくつを組み合わせて上げたことはある。

また『歯医者を雇って歯科サービスを提供できないものか??』と思ったりもする。

予防と初期の治療あとは子供に特化することで多くの人の幸せにつながるのでは??とか思う。特に歯科は歯医者の給料以外にそれほど費用がかからない。勝手にそんなことをして行政や他の歯医者から目をつけられないかって部分の方が気になる。

よく教育が大事だって言われるけど、大学を卒業してなくてもモールで働ける可能性はあるが、虫歯が多いとそういう可能性は絶たれてしまうと僕は思う。


どんな手続が必要でいくらかかるか分からないけど月15万円くらい集めることが出来たら出来るかもしれない。『みんなで歯医者を雇う』それで『子供の虫歯を減らす』ついでに『ホワイトニングを安くする(スポンサー)』


僕は少し時間に余裕がある健康に少し余裕がない。お金には別に困っていない。もし遺産がいくらか入ったらそのお金はそういったことに突っ込めるかも。語学力とフィリピンについてまだ無知だけど、それはあと何年かで何とかなりそうな気がする。40才の今は少しビジネスとかもしたいけど、50才までに何か社会貢献的なことも始めたいとか思う。


フィリピンの田舎で何をする?

僕の家庭教師をしてくれているLに誘ってもらい実家のマリンドゥケで2週間のホームステイをさせてもらった。それが去年のクリスマスから年明けにかけて。田舎ではお父さんをはじめ兄夫婦などよくしてもらい。次々の訪れる親戚や友達に紹介してもらい。充実の田舎暮らしをさせてもらった。

日本ではお伽話かゲームの中でしかでてこないような『山へ芝刈りにいって川で洗濯する』そんな生活。近くの山にみんなで登って島中を見渡す。竹を繋いだ先に鎌をつけてそれでココナッツを取る。あるいはビーチにいって泳ぐなど・・・・リゾートとは違うフィリピンの楽しみ方がそこにはある。

 

Lと僕とは友達であり家庭教師をしてもらってるとはいえ恋愛関係はない。レッスンも雑談交じりだがいたってマジメなもの。それでも気軽に誘ってくれる所がフィリピンの1つの良さだと僕は思っている。

 

そして今年はLの姉さんAが結婚するということなので式に参加し3週間ほどまた滞在させてもらうことになりそう。Aは5年ほど付き合っている彼とゴールインする。凄いのは恋愛が長く続いているだけじゃなく今でもラブラブで頻繁にFacebookに写真をアップしている点だ。これも日本ではそうそうお目にかかれない。

 

さて本題。


『今年は田舎で何をしよう??』

 

 

去年は初めてのことでいろいろと経験させてもらったが、正直なところ田舎ではすることが少ない。ネットが何とか使えたのでメールのチェックとかは出来たがYouTubeとかが快適に見れるほどではない。そこで何をするか考えている。


1:釣り

フィリピンでは趣味としての釣りはメジャーではない。釣り道具屋もあまり見かけない。日本で買って持ってくればよかったと今おもっている。

 

2:島を1周してみる

マリンドゥケという島はそれほど大きくない。地図で見る限り海岸性沿いに道が続いていて1周できる。バイクがあれば一人で1周できる。途中で宿泊施設もあるみたいだから1泊2日で旅行中の旅をしてみるのもいいかもしれない。


3:カップリングパーティー

不思議なことであるが、田舎では独身の男女が参加できるダンスパーティーが年末にある。去年は長ズボンと靴がなかったので参加できなかったが、今年はできれば参加して田舎のフィリピン人とデートしたりしてみたい。ただ下は15才くらいかららしいのでそこはちょっと注意しないと気軽にお茶でもと誘って未成年とか洒落にならん。



4:家庭教師を雇う

ホームステイはタガログ語を実践で使うのには最良の機会だ。10分くらい歩いた所にあってLの従姉妹が住んでいてそこの家族は経済的に少し大変みたい。そこに通って家庭教師してもらうのもありかも??微妙なのは家にいると無料でタガログ語に囲まれることが出来て、特にLの義理のお姉さんとか親切でいろいろ教えてくれる。他で家庭教師をお願いすることで関係が微妙にならないか少しだけ気を使う。また逆にファミリーの中で家庭教師をお願いすると金銭関係が生まれるのであまりしたくない。

まぁ理想としては雇わずに友達としていろいろ遊ぶこと。僕も20代だったら積極的にいけたかもしれないが、40才ともなると気軽に友達をというのも少し躊躇する。日本人に比べればフィリピン人は年齢差をあまり気にせず友達になりやすいとは思うのだが・・。


5:ファミリーに食事を振る舞う

前回は日本式の焼き鳥を振る舞おうとしたがイマイチだった。日本料理といっても普段作りなれていないものは難しい。日本人だから日本食を期待されたりするのはわかるが、地味に得意なパスタでも作ろうかなぁ。あと滞在させてもらうお礼として去年は携帯用のランタン(お父さんが気に入ったみたい)をあげてきたが、今年も何かしらのお礼はしよう。


あと田舎でできそうな事、面白そうなこと、何かあったら教えて欲しい。


 

今後のマニラ暮らし

マニラに住んで4年になるが、これからの暮らしを考えてみた。


◆現在の住居
住んでいる所は安全なビレッジの一軒家。といってもフィリピン人の家の"離れ"を間借りしている感じで家賃はマカティの安いコンドくらい。小さな庭があって空芯菜を育てたりでき大家さんとの関係も概ね良好。たまに飛行機の音がうるさいがそれ以外は閑静な住宅街で1人で集中して勉強したり仕事したりするのには良い。

『残念な所』はたまに断水すること。これは水道パイプが外部から引かれていなくて外にあるタンクに給水してもらうからそうなる。逆に『良い所』はネットが速い(フィリピンにしては)という事。もちろん不安定な時もあるが割に安定していて3Mbpsのプランで実測2.95Mbpsくらい出たりする。動画やビデオチャットでの英会話レッスンも出来る。これはかなりポイントとして大きい。また何かあった時は大家さんに助けを求める事もできる事と家庭教師がいるって所の僕にとっては助かっている。


平日は渋滞も酷いマニラ。僕は散歩を兼ねてスーパーや市場に買い物にいったり隣の集落に遊びに行ったりするくらいでほとんどは家にいる。週末は交流会などに出かけることもある。



『でも、もっと自由に、もっと交流したい』


と思っています。

 

フィリピンはフィリピンで好きだけど、もし固定の家がなかったとしたら、もっとマレーシアやベトナムやタイなどに長く滞在できる。家を留守にしても家賃などが発生するのは地味に痛い。家賃としてはマカティの安いコンドくらいの値段なのだけど、低収入で悠々自適な生活をしたい僕としては、身軽な暮らしにも憧れる。漠然と2つの案がある。


◆近隣国で同じような人と協定を結ぶ・・・[プランA]

 

協定というと大げさだが、東南アジアでノマドをしているタイプの人達と緩いコミュニティを作って『行った時に泊めてもらい、来た時には泊めてあげる』という仕組みを作る。これは前からプランはあるが体調を崩してから具体的な行動にはまだ出ていない。これをすると何が良いかというと、参加者同士は海外での滞在費用が安くなる。例えばマレーシアやタイでの滞在を1ヶ月まで伸ばすことでビザ代も飛行機代もトータルで安くなるし、現地情報も教えてもらえる。また基本的な洗面具などを置かせてもらうなど、身軽になれる。といったもの。『複数の家をグループでシェアするイメージ』・・・・潜在需要はかなりあると思う。※興味のある人がいたら連絡ください。

 

僕の家はシェアハウスとして開放してました(今はいちじ休止してます)


シェアハウスMA



◆隣の集落で滞在できるようにする・・・[プランB]

 

僕は療養と勉強や仕事にあるていど集中する為にシェアハウスを中止しているものの、1人暮らしのデメリットは『暇』だというのがある。また『もしフィリピン人の家にホームステイをしていたらタガログ語ももっと早く上達してただろう』とも思う。

そこでMAとは別に隣の集落でベッドスペースを探し、二重生活をするというのを考えている。これは以前に取り組んだ 『家賃3100円、マニラ潜伏物語』の第二弾といってもいい。隣の集落は去年の火災より復興してきている。人が多く滞在すれば自然と交流は増えるだろうと思う。また場所によっては見通しもいいし友達もいるしでそれほど危険でもない。更に開発が進んでいるアルカサウスって新しい街が2年もすれば出来るだろうMAからも徒歩圏内だが、集落だと更に近い。

・プランB1としてはMAをそのままにして集落にベッドスペースを借りる。

・プランB2はそれを住居にし引っ越し固定費を半減させ海外での滞在を増やす。

・プランB3としては、そこの集落のコミュニティ施設を作る。

僕は車も住宅も必要ないし、収入は少ないが今以上にお金を持っていてもそれが幸せに繋がるとは考えていない。コミュニティや語学力や恋愛などお金で手に入りにくいものの方が幸福においては重要だと考えている。なので、場合によっては集落の家を借りて1階部分を図書館や子供たちの勉強スペース的なものにして、2階にはそういう活動がしたい日本人のシェアルームにしてもいいと思っている。月4万円ほどで出来なくはないので1年限定とかでしてみるのもありかも??

どういう風にしたら集落の人達と良好な関係を築きつつ、子供たちの将来を好転させるのか、虫歯をどうしたら減らせるか、ゴミを捨てるというのを辞めさせられるのか、実験的な意味もあってしてみたいとは思っている。これも興味がある人がいたら連絡下さい。

まぁスラムに行きたがる若者は少なくないが、このくらいの集落で、MAに貴重品を起きつつ、活動してみるのも面白いと思う。活動する若者が安く滞在できるようにも出来るし、隣の街ができたらBGCやマカティのように普通に働く人達も出てくると思うから、彼らの週末のボランティア活動的なものになってもいいと思う。

『人の為に何かをする』というのはあまり深く考えなくてもいいと思うが、何か面白いことを行動していった方が充実した人生を送れると思う。


(番外編) 去年末の2週間。そして今年の末の3週間をマリンドゥーケという島でホームステイをさせてもらった(&させてもらう)・・・そういった事もたまには面白い。山へ芝刈りにいって川で洗濯をするような生活。若者にも経験させてあげたい気がする。その中継ぎをするのもアリかもしれないし、その島でいろんな果物を育てたりして観光農園的なものを企画しても面白い。そういったものは1人で動いても面白くないので誰かと組んでやってみたい。


☆HASE的な衣料品マトメ

(なんとなく衣料についてもマトメておくことにした)

 

1:シンプルなコーディネート

僕はオシャレに興味がないワケではないのだが、どちらかというと『シンプルなモノが好き』・・・あれこれと柄が入ったものではなくツートーンカラーとか単色にワンポイントとかの方が好き。ここ最近では『いっそ単色のTシャツにしてバッグやネックレスでアクセントを付けようか』なんて思っている。

あとデザイン関係の仕事をしていたこともあって、色合いとかバランスとかは少し考える。とはいえ面倒くさいので『合わせやすいグレーとか人より多く持っているかも??』


2:システマチックな買い替え

<下着>
ユニクロの単色トランクスを6枚まとめて買う。それをBセットとして、以前に買ってあるAセットを優先的に履いていく。雨が続いたりでAがなくなった時のみBを使う。そうすることでAをハイローテーションでまわし、破損したのは破棄していき、5枚、4枚と減っていく。Aは更にハイローテになり『くたびれた』と思ったらまとめてAを破棄。また別の色を6枚かって、BをAにする。

<Tシャツ>
”外出用”のは主に『速乾のもの』・・・暑いマニラでは汗をかくし、また雨が降った時など乾くのが速いと便利。一方で"就寝用"は綿素材・・・卸売価格で1ダース(12枚)買ってきて、くたびれたら捨てる。雨季など生乾きになりやすくまた体臭も気になるので『良い物を長く持つ』というのはTシャツでは除外している。

 

<カバン>
『あまり多くのモノを持ちたくない』というのはあるが、それでもバッグなど複数もっている。それは用途ごとに荷物をあらかじめ入れてある。いちいち入れ替えるのは面倒なので・・・。財布も『1小銭いれ』と『2通常の財布』以外に『3帰国時用の財布』を持っている。これももちろん、通貨を入れ替えるのが面倒という理由。



3:部分的に良いモノを持つ

<靴>

基本的には手頃なサンダルとかなのだが、登山などをする時はKEENのトレッキングシューズにする。疲労も含め安全性には少しお金を払う価値がある。そんなに多く持っているワケじゃないが、気に入った靴は追加でもう1足かっておく事もある。

 

4:必要以上にモノを持たない

服がドンドンと増えるタイプの人がいる。特に女性そしてお金持ちに多いと思う。僕はある程度の量以上には増やさないように心がけている。スーツなど特別な用途のものは除き、『通常利用の服なのにぜんぜん着ない』ってモノは買い物をしたといったタイミングで少しずつ処分していく。1年間きなかったのは次の1年も着ない可能性が高い・・・まぁ断捨離の発想なのだろうと思う。




5:HASE的なTPO

<パターンA:通常時>

普段はサンダルにTシャツそして短パンという楽な格好で出歩いている。一番の理由は暑いからなのだけど、近くのスーパーや市場にいったり隣の集落にいくのにオシャレをする必要がないし、質素な感じの方が安全性が高いと思う。

 

<パターンB:市街におでかけ>

基本的には上に同じなのだが、全体的に少しだけオシャレになる。あまり質素すぎると周囲の友達に気をつかわせるし。それでもネックレスなどワンポイントあるだけで印象はかわると思う。目指すのはシンプルな着こなし。あと香水を使うこともある。

<パターンC:旅行時>

基本的にはAと同じなのだが、履物がサンダルから『サンダルに近い靴』になる。長時間あるくので靴の方が楽。でも通気性は抜群なもの。あと基本的にはバックパッカーなので質素でいいのだが、機能性は大事。短パンがカーゴタイプのものになる。ポケットが多いことで色々と入るしスリに標的を絞らせないという効果もある。愛用のバックパックはドイターのものでもう10年近い付き合いになる。この手のモノは長持ちするから少しくらい高くても良質なものを買った方がいい。

 

バギオにいった

平日の夕方。友達ホンさんから電話がかかってきて世間話をしていて軽いノリで『バギオに行こう』ということになった。『いつがいい?』と聞いたら『明日でどうですか?』というので『じゃぁ早朝4時にパサイのバスターミナルで』ということでアッサリと日程も決まった。

行きはビクトリーライナーで約7時間。帰りはジョイバスで約5時間。帰りの方は値段は少し高いが座席も広くて楽でした。バギオまでの道のりは最後1時間くらいが坂道が多く少しバス酔いしました。


バギオは2回目。プラグ山の登山の帰りに少し立ち寄って市場で相場もわからないまま高いイチゴジャムを買ったくらいの思い出しかない。今回はイチゴジャムのタホを食べのんびりと街歩きをしました。たいした観光もせず気ままに歩くのが好き。

あとは日本人経営の宿に泊まりました。

https://www.facebook.com/tala.baguio/?fref=ts



市場で買ってきた新鮮なマッシュルームが評判で、これでパスタを作ったら美味しそうって事になり『ベーコンとマッシュルームのパスタ』と『ローストチキンとトマトのパスタ』を作りました。誰かの為に料理を作るのも、誰かと一緒に作るのも良いですね☆

あとはホンさんが僕がパスタを作っている時に『モツ鍋が食べたい』と言い出して買い物に行ってしまい、最初のパスタが先に完成してしまい美味しそうで『温かい内に食べないともったいない』って事で残っている人達でほとんど食べてしまって、買い出し組は最後の味見だけになってしまいましたね。

2種類のパスタの後は鍋やお酒など楽しい夜は続きました。


パスタは喜んでもらえました。あとでコツを聞かれましたが1つはニンニクを最初に低温の油で炒めること、もう1つは『乳化』といって具材を炒めている油にパスタの茹で汁を入れて混ぜ合わせることかな。という簡単な説明をしたけど、YouTubeとかにコツはのっているので見た方が早いかも??

パスタは手に入りやすく簡単なので覚えておくと便利ですよ。


パスタ王のぺペロンチーノの作り方

ハロウィン。集落でお菓子をばら撒いた

前回の続きです・・・・格差を感じる日 - フィリピン考察記

隣の集落で子供たちにお菓子をばら撒くことにした僕はFacebookで『一緒にする人がいれば』と思い告知。平日ということもあり参加はできないもののNAOさんからお菓子を預かりました。


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いちおう推定で200個くらいあるので1人3個として60人くらいには渡せるかな??

ビニール袋では中が見えてしまうので宿泊用の大型バックパックに詰め替えました。容積率95%ズッシリと重さを感じます。下1/5のスペースは区切られていてそこには予備のお菓子を入れました。

あと持って行ったものはカメラ・ボード・ゴミ袋・マスカラ。これは2回並ぶのを防ぐために爪に何か印をつけようと思い(こちらの選挙システムをマネた)見渡したらマスカラがあったので持って行った。

ボードには『Happy halloween』の文字と『2個はあなたに!1個はあたなの大切な人に!』というのを書いた。これはお母さんにあげてもいいし来られなかった兄弟にあげてもいいし、たしかTEDで見たと思うけど『人に与えること』は『幸せにつながる』らしいので実験的にしてみた。


ちなみに集落はこんな感じ。去年の大火災から復興は少しずつ進んでいますがまだ廃墟も混在しています。子供たちは瓦礫とゴミの散らばった所で遊んでいます。

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集落につくと顔見知りのオバちゃんに次いで友達家族の長女Cを発見した。とりあえず子供たちの多いエリアで『無計画にお菓子をばら撒く』というのは『(表現は悪いですが)ゾンビの中にダイブするようなもの』です。次から次へと増えて『僕にもクレ!』と囲まれかねません。

なのでCに説明して手伝ってもらことに。場所は少し隅に移動して少しずつミッションを進めようかと思いましたがオバちゃんが『ここでいいじゃん!』というので、まぁ今はそんなに人通りも多くないし『それでもいいかなっ!』ってそこですることにしました。

バックパックを置いてプレートを出す。まずはCとその兄弟に。2つは君たちに、1つは君の大切な人に。『誰にあげる?』と聞いたら『お母さん』とC。次女Lは『お父さん』だそうな。その3人が終わるか終わらないか位で少しずつ周囲の子供たちが集まってきました。

Cにルールを説明してもらい、1列に並んでもらう。フィリピンではなかなかそれが難しいけど何とか形になった。まぁ顔見知りが多いエリアなので危険な感じはしない。知り合いのオッサンが『大人にはないの?』って聞くから『子供だけですよ!』と応える。まぁ、そういうオッサンは他にもいたけどいちいちその位で目くじらを立てていたらフィリピンでは平和にやっていけない。

また並んでいる横で赤ん坊を抱えて横入りしてくるオバちゃんもいる。列が完全じゃない分だけちょっと微妙・・。日本なら後に並んで下さいと言っているがそこは周囲の反応をみながら『ある程度はなぁなぁになってしまうのは仕方ない』

 

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親指の爪には黒い印をつけさせてもらってたけど、途中から近所のおっちゃんがそれを手伝ってくれた。また1人・・・爪が少し黒くなった女の子がいて『あれっ!1回もらった?』と聞くと黙っている。少しインクのつき方が不自然なのともう片方の手をみたらそっちの爪にも黒いインクがついていたので『この子は別の遊びで黒く塗ったのかも??』って事で『不正じゃない』と判断した。こういう場合は『疑わしきは罰せず』にすべきだろう。

そうこうしている間に『どこに隠れていたんだろう??』って位にドンドンと子供が増えてきた。既にお菓子は半分以下になっている。その場にいた大人と話をして『ここからは1人2個』ってことにした。またある程度目処がたった段階でCを呼んで列の最後に立ってもらった。いちおうそこで終了って感じ。

なんとか予備のお菓子の半分を使って最後まで配り終えた。正直なことをいえばもう少しユックリと話がしたかったがドンドンと子供が増える中であんまりその余裕はなかった。写真はCとかに適当に取ってもらった。いちおう3回くらい『これは僕だけじゃなく日本人の友達NAOさんから』と言うことを伝えた。


だいたい『ありがとう』って言う子は半分くらいかな。親から『お礼をいいなさい』って言われていた子もいたけど全体としてそういう習慣はないみたい。それでも後で感謝の言葉はもらいましたよ。預かったNAOさんの分も無事に届けられました。

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終了してからの長居は無用です。もしずっと残っていたら後から集落に帰ってきた子供たちが『あれっ?なんでみんなお菓子たべてるの?』からの『HASEにもらった』→ 『私もちょうだい』となるのが目に見えています。まぁこういうのは運だと割りきらないと仕方ないです。


ビレッジに帰るゲートで顔にペイントをした集落の子供たちに会いました。いつも揚げバナナを売って親のお手伝いをしているような子供たちです。『HASE。中に入れてよ!』・・・『ゴメンね!』・・・僕は余ったお菓子を持っていたのだけど、その周囲には推定40人くらいの子供たちがいます。

残念だけどココではあげられない。その場を後にしました。毎年、警備員さんらは子供たちの侵入を阻止しています。警備する側も庶民の出だったりするので内心は複雑だろうと思う。もしココであげてしまうと『ゲートに行けば誰からお菓子をくれる』って事が噂になりもっと子供が集める。警備員にも申し訳ないし、住人だからといって安易に許可してしまうと、それも収集が付かなくなる恐れがあるので難しい。そんなことを思いました。

 

ビレッジの中では僕の元家庭教師の母親が小さい子供を2人連れていました。何かしらのコネがあるのでしょう。ビニール袋にはいっぱいのお菓子。たくましい。そういうのを持って集落に帰るから、やっぱりビレッジでは沢山のお菓子がもらえるらしい。という噂がたつのでしょうね。

とりえあず僕はビレッジ内の子供たちはいいです。あとは大家さんの子供達にあげたくらい。そんな感じでミッションは終了しました。また気がむいたら来年です。