KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

今後のマニラ暮らし

マニラに住んで4年になるが、これからの暮らしを考えてみた。


◆現在の住居
住んでいる所は安全なビレッジの一軒家。といってもフィリピン人の家の"離れ"を間借りしている感じで家賃はマカティの安いコンドくらい。小さな庭があって空芯菜を育てたりでき大家さんとの関係も概ね良好。たまに飛行機の音がうるさいがそれ以外は閑静な住宅街で1人で集中して勉強したり仕事したりするのには良い。

『残念な所』はたまに断水すること。これは水道パイプが外部から引かれていなくて外にあるタンクに給水してもらうからそうなる。逆に『良い所』はネットが速い(フィリピンにしては)という事。もちろん不安定な時もあるが割に安定していて3Mbpsのプランで実測2.95Mbpsくらい出たりする。動画やビデオチャットでの英会話レッスンも出来る。これはかなりポイントとして大きい。また何かあった時は大家さんに助けを求める事もできる事と家庭教師がいるって所の僕にとっては助かっている。


平日は渋滞も酷いマニラ。僕は散歩を兼ねてスーパーや市場に買い物にいったり隣の集落に遊びに行ったりするくらいでほとんどは家にいる。週末は交流会などに出かけることもある。



『でも、もっと自由に、もっと交流したい』


と思っています。

 

フィリピンはフィリピンで好きだけど、もし固定の家がなかったとしたら、もっとマレーシアやベトナムやタイなどに長く滞在できる。家を留守にしても家賃などが発生するのは地味に痛い。家賃としてはマカティの安いコンドくらいの値段なのだけど、低収入で悠々自適な生活をしたい僕としては、身軽な暮らしにも憧れる。漠然と2つの案がある。


◆近隣国で同じような人と協定を結ぶ・・・[プランA]

 

協定というと大げさだが、東南アジアでノマドをしているタイプの人達と緩いコミュニティを作って『行った時に泊めてもらい、来た時には泊めてあげる』という仕組みを作る。これは前からプランはあるが体調を崩してから具体的な行動にはまだ出ていない。これをすると何が良いかというと、参加者同士は海外での滞在費用が安くなる。例えばマレーシアやタイでの滞在を1ヶ月まで伸ばすことでビザ代も飛行機代もトータルで安くなるし、現地情報も教えてもらえる。また基本的な洗面具などを置かせてもらうなど、身軽になれる。といったもの。『複数の家をグループでシェアするイメージ』・・・・潜在需要はかなりあると思う。※興味のある人がいたら連絡ください。

 

僕の家はシェアハウスとして開放してました(今はいちじ休止してます)


シェアハウスMA



◆隣の集落で滞在できるようにする・・・[プランB]

 

僕は療養と勉強や仕事にあるていど集中する為にシェアハウスを中止しているものの、1人暮らしのデメリットは『暇』だというのがある。また『もしフィリピン人の家にホームステイをしていたらタガログ語ももっと早く上達してただろう』とも思う。

そこでMAとは別に隣の集落でベッドスペースを探し、二重生活をするというのを考えている。これは以前に取り組んだ 『家賃3100円、マニラ潜伏物語』の第二弾といってもいい。隣の集落は去年の火災より復興してきている。人が多く滞在すれば自然と交流は増えるだろうと思う。また場所によっては見通しもいいし友達もいるしでそれほど危険でもない。更に開発が進んでいるアルカサウスって新しい街が2年もすれば出来るだろうMAからも徒歩圏内だが、集落だと更に近い。

・プランB1としてはMAをそのままにして集落にベッドスペースを借りる。

・プランB2はそれを住居にし引っ越し固定費を半減させ海外での滞在を増やす。

・プランB3としては、そこの集落のコミュニティ施設を作る。

僕は車も住宅も必要ないし、収入は少ないが今以上にお金を持っていてもそれが幸せに繋がるとは考えていない。コミュニティや語学力や恋愛などお金で手に入りにくいものの方が幸福においては重要だと考えている。なので、場合によっては集落の家を借りて1階部分を図書館や子供たちの勉強スペース的なものにして、2階にはそういう活動がしたい日本人のシェアルームにしてもいいと思っている。月4万円ほどで出来なくはないので1年限定とかでしてみるのもありかも??

どういう風にしたら集落の人達と良好な関係を築きつつ、子供たちの将来を好転させるのか、虫歯をどうしたら減らせるか、ゴミを捨てるというのを辞めさせられるのか、実験的な意味もあってしてみたいとは思っている。これも興味がある人がいたら連絡下さい。

まぁスラムに行きたがる若者は少なくないが、このくらいの集落で、MAに貴重品を起きつつ、活動してみるのも面白いと思う。活動する若者が安く滞在できるようにも出来るし、隣の街ができたらBGCやマカティのように普通に働く人達も出てくると思うから、彼らの週末のボランティア活動的なものになってもいいと思う。

『人の為に何かをする』というのはあまり深く考えなくてもいいと思うが、何か面白いことを行動していった方が充実した人生を送れると思う。


(番外編) 去年末の2週間。そして今年の末の3週間をマリンドゥーケという島でホームステイをさせてもらった(&させてもらう)・・・そういった事もたまには面白い。山へ芝刈りにいって川で洗濯をするような生活。若者にも経験させてあげたい気がする。その中継ぎをするのもアリかもしれないし、その島でいろんな果物を育てたりして観光農園的なものを企画しても面白い。そういったものは1人で動いても面白くないので誰かと組んでやってみたい。