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フィリピン考察記

+腎臓病の療養記 in MANILA

育児ストレスについて

フィリピンは大家族の中で育つ人が多い。兄弟が4人・5人は当たり前。ちょっとした集落にいけばパッとみただけで30人くらいの子供が遊んでいたりする。上の姉が一番下の子の世話をしたり兄弟のつながりも強い。おそらく子供たちはそういった関係性の中で育つので活発に育つし日本の子供よりコミュニケーション能力が高い人が多いように思う。

とはいえそういう子供ばかりでもない。家族と疎遠とか、兄弟みんな父親が違うとか複雑な家庭環境の子供も少なくない。シングルマザーの比率もけっこう高いと思う。以前のスタッフRは子供を田舎に預けマニラに出稼ぎに来ていたし、集落の友達Sもお婆ちゃんや家族が娘の面倒をみて本人はモールで働いていた。

賃金が低い庶民が生活していけるのは大家族が家などをシェアして助けあっているからという側面もある。フィリピン庶民の暮らしは日本人が想像できないくらい過酷なのかもしれない。


いま気になっているは僕の元家庭教師シャンタル(仮名)だ。

彼女は就職し家庭教師は終了したのだが、気がつけば妊娠し今は一児の母になった。彼氏が働いているだけ良いのだが、父親とは縁が切れていて、母親は新しい旦那との間に3人の子供がいる。同じ集落に住んでいながら複雑な関係らしく力を貸してもらえない。集落で3人が慎ましく生活している。彼氏は働きに出て、シャンタルは1日中子育てをしている。

夜泣きこそ少ないものの、1日中の子守りはストレスが溜まるだろう。寝不足とストレスで顔にはニキビができ、出産をへて全体に丸くなっている。彼氏とは喧嘩をして田舎に逃げたいけど交通費がない。また便りにしていた田舎の姉にも子供が3人いて子供を預けて働きたいがそれも頼めないって言っていた。彼氏の実家も母親のみで高齢で難しい。そうやって彼女は育児ストレスを抱えている。

大変なのが睡眠不足だけでなく『退屈』なのだとか、金銭的に豊かではないので、インターネットとか常時はできないし、子供を抱えて(小さめだがそれでも重い)出歩くのは大変。家にこもりがちになっているみたい。

僕はたまに集落でみかけて話をするのだが、途中でプジョーの制服を来た女性が来てシャンタルと話をしてた。どうやらその子も子持ちらしく田舎に子供を預けてバリバリ働いているらしい。集落の中の数少ない友達らしいが『うやらましい』ってWは言ってた。


正直なところ『無計画に子供を作ってしまったこと』については自業自得な部分はあると思っているが、それでも以前にお世話になっていた(タガログ語の上達に貢献)こともあるし『何とかできないものか』って考えているところ・・。


同じ集落にいるSの家族に娘と一緒にシャンタルの息子も子守りしてもらい。いくばくかお礼を払い。その間だけでも働いて気分転換できないものか??なんて思ったりもする。週2日くらいでも外の世界に出られるといいのだが・・・と思うけど、フィリピンの場合はちゃんとした仕事はやはり週5〜6日が基本となる(就職もいろんな書類がいる)・・・ホント大変そう。



なんか集落に仕事を作ろうかな・・・なんて考えてたりもします。