KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

イミグレの考察

僕は2ヶ月毎にフィリピンを出国し、ビザをリセットする生活をかれこれ6年くらい続けています。当初は何も言われなかったが、たまにイミグレーションで係員に『なぜフィリピンに頻繁に来ているのだ?』と滞在理由を聞かれることがあります。

みなさんとの情報共有のために少しまとめておこうと思います。


▼1:イミグレの係員はスタンプを見ている。

10年もののパスポートを更新する前にはたびたび質問されていたが、パスポートを更新したあとしばらくは聞かれることがなくなった。そのことから係員は入出国データを元にしているのではなくパスポートの印象で質問するかを判断していると予想される。

・・・・(その結果から) 入出国の多い人はあえて10年のパスポートではなく5年のにして、場合によっては早めに更新してしまうのもありかもしれない・・・。

僕としては日本に帰国時にパスポートを切ってしまいたい位だけど、それは違法らしいのでしないでいる。できるなら切りたいよぉ・・・。


▼2:職員の傾向。

2017年頃から目に見えて若い女性の係員が増えた。その背景には職員への給与未払いとか賄賂などで解雇や配置換えなどあったとかなかったとかも聞くが、とにかく増えた。僕はその女性の係員らからは強めの追求をされる傾向があると思っている。

ある時は『フィリピンで何をしているのかしつこく聞かれた上に、何でリタイアメントビザを取らないのか?なども聞かれた』・・・ちなみに本音ではそのビザは面倒くさい割にメリットが少ないから。2万ドルを預けたといっても引き出せそうにないので2万ドルを払うようなものだから・・・だけど、本音をいうワケにもいかず・・・だが最終的には入れてくれた。


ところが最新の入国2/19はたまたま中年男性の係員の列に並んだ。彼は入国理由を聞いたものの『フィリピンに友達がいる。今回はマニラの友達だけでなくビコールにも行くつもり★』といったことを伝えると、それ以上は追求されず『30日の許可を出す。更新の仕方はわかってるよね?』と聞いてくれ、スムーズに通れた。見た目は凄くいかつい男性だったが慣れたものだと思った。

その経験から分かったことは、強く追求されるのはイミグレ全体が近年厳しくなったのではないということ。僕の推測はこうだ。

若い職員を大量に採用した・・・その子らは研修で『何度も出入りしている人は理由を聞くよう疑うよう指導を受けている』・・・若い職員はそれに従順に従っている。以前からの職員はそういうルールにそれほど厳しくない。隣の職員と雑談中なら質問もせず素通りできるし、あるていどスムーズに通した方が『楽だ』ということもあるだろう。


そんなワケで僕は同じように頻繁にフィリピンを出入りしている人は中年男性の列にならぶことをオススメする。


入国理由については僕は★にした。なぜなら『友達と会う』というだけでは『なぜそんなに長期間(2ヶ月)なのだろう?』という疑問が出る。それに旅の要素を加えることで何となく説明になっていると考えたから。実際にはのんびり家でインターネットしたり、隣の集落で子供たちと遊んだり、交流会で雑談したりといろいろなんだけど。

また違法労働の疑いも係員にはあるだろう。なので僕は個人投資家であることをいちおう記入した上で、滞在中に働かくてもやっていけるだけの蓄えはある。と状況に応じていうようにしている。実際のところは日本で納税しているが厳密にはフィリピン滞在が主なので投資家であってもフィリピンに納税しろと言われかねないので、蓄えというし、投資先も日本(実際にそうだし)だと言うようにしている。もっともそこまで聞かれることはほとんどない。