KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

オカダマニラに行ってきた(2)

前回[オカダマニラに行ってきた(1)]の続きです。


オカダマニラにはモールオブアジア(MOA)から無料のシャトルバスが出ていました。
聞けば30分ごとに出ているらしい(ただし曜日や時間帯によって違う可能性あり) バスはトイレ付きでエアコン付き、各座席にはモニターが付いていてゲームなどが出来ます。正直ゲームは大したことありません。

『どうせならギャンブルの説明やオカダマニラの紹介でもしたらいいのに』とも思いましたがまだプレオープンの段階ですから今後改善されていくのだろう。

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MOAからは約10分くらいかな。バスを降りエントランスを抜けると紫色のド派手なカジノが見えてきます。その前にまずは長身の美女3名がお出迎え、さらにロビーではパフォーマンスがされていました。カジノの複合施設をIRなんていいますが、そうやって家族が一緒に来られる雰囲気作り、異世界を演出してテンションをあげさせて『ガッツリと賭けにのめり込ませる』というのは大事なのかも。

 


ひととおり記念撮影をした僕ら5名はギャンブル素人です。女の子の半数はカジノ自体がはじめて、ひととおり中を歩くことになりました。左手にスロットマシーンが見え、右側にバカラやらルーレット的なテーブルが並んでいます。ちなみにカジノエリアは撮影不可です。

ここオカダマニラは、フィリピンどころかアジアでも有数の規模のカジノなのですがまだホテルも噴水もできてないプレオープンの状態。カジノエリアも見る限りはそれほど広くなかった。もっともラスベガスのMGMのような巨大カジノは中で迷子になるのでどーかとも思いますが。


一周する途中でスタッフからIDの提示を求められました。フィリピンでは21才以上が合法らしい。僕も掲示をしようと思ったが明らかにオッサンなので『あなたは不要です』と制止されました(笑)

ひととおり回ると『せっかくなので少しギャンブルをしてみよう』となりました。一緒に行った4人は普通の大学を卒業して普通に就職した若者なので『お金を失いたくない』ってことで僕だけすることになりました。おそらくメンバーズカードは作らなくても遊べるのだけど、今回は視察(このカジノの運営会社に投資してる)も兼ねているのでメンバーにもなってみることにして受付にならぶ。

必要なものはID(パスポートなど)、それにサイン、あとは暗証番号を決めるように言われました。特に難しいことはないので英語がわからなくても大丈夫だと思います。その時は日曜の午後7時頃で受付に6人ほど並んでいました。

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メンバーズカードが出来るといよいよギャンブルです。

『何をしよう?』その前に『このカードにどうやってお金を入れるのだろう??』

それらしき端末の前でさわってみるがわからずスタッフを呼び止める。そのスタッフは別の担当を呼んでくれスロットマシーンの1台の前に案内される。その台にカードを突っ込み、暗証番号を入れ、現金を入れる。台を移動する度に暗証番号を入れるのは少し面倒ですが、慣れれば簡単です。


僕は4人の友達に見守られながらスロットマシーンなどいくつかやってみました。ちょっと増えたり減ったりする度に4人がキャッキャとはしゃぎます。そうやって1000ペソはものの30分でなくなりました。もっとも移動を何度か繰り返したので、1台でしてたらもっと早かったと思います。

できればブラックジャックとかそういったのを覚えてしてみたい気持ちもあったけど初心者にはハードルが高いかも。あと個人的にはギャンブル自体には興味がないです。あくまで『どんなのがあるのかな??』っていう好奇心と、みんなで遊ぶための入場料みたいな感覚です。


一緒にいった子らからは『連れて来てくれてありがとう』なんて言われたけど、MOAまではみんなジプニーでいって、MOAからは無料のシャトルバスですし、特に何をおごるといったことはしてません。

勝ってたら勝ってたでまた楽しかったんだろうなぁ〜とは思いますが満足です。

また噴水が完成したら見に来たい。


オカダマニラに行ってきた(1)

オカダマニラに行ってきた。それも女の子4人と。

日本人41才男(僕)と21才のフィリピーナの女友達です。この組み合わせはなかなかもって不思議ですが、KTVとかの子ではない普通の子らです(そもそも僕はKTVとかに行かない) その状況どおり楽しかったですが相変わらずフィリピーノタイムです。

今回はそのフィリピーノタイムに焦点をあてて記事を書いてみようと思う。


オカダマニラに行くことは2週間前から決めてました。新たなマニラに出来た日系のカジノってことで僕が気になってて何かのタイミングでカジノに行ったことがないとLが言うので皆でいくことになりましたが、当日の時間がギリギリまで決まらず。

僕は何時でもいいからLらで決めて連絡をくれたら早いのだが、連絡がつかずPと話し合って午後1時にMOAに集まることにした。


【◆当日まで時間が決まらず】

【◆集合時間が午後1に決まる】

 

ところがそれをメールして数時間がしてLから『午後1時は早い』とメールが来て午後3時に集合時間が変更になる。

【◆集合時間が午後3時に変更】


Lは僕の家が徒歩15分くらいの距離で、Lの家に泊まっているJとRとはゲートの側で午後2時15分くらいに待ち合わせをするが、僕が家を出る時にメールを入れると『寝てた』と連絡が入る。3人が家で寝坊する。

 

【◆集合時間に遅れるのは確実に】

Lの家に来るように言われ初めて家に入る(それまで前には来たことがある) 3人は雑魚寝してて僕は隣の部屋でテレビを見ながら待つ。そのくらいは想定の範囲内なのだが、PはMOAで午後3時だと思っているので、Pにメールを入れる。

Lに「午後4時くらいになるってメールしておこうか?」って聞くと、少し考えて『午後3時半』だと答えるのでそのようにメールを入れる。Pからは『問題なし』と返信。

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(※遅刻の心配など気にしない2人)


【◆集合時間は午後3時半に変更】

スグに準備すれば余裕で間に合うのだが、1人ずつ水浴びをして着替えとかしてるがどう考えても間に合わない。『それなら最初から午後4時って言っておけばいいのに』と思う。フィリピン人は遅刻する時に過小に見積もる傾向がありその結果、更に待ち人を待たせる。Rは水浴びを家でするといって先に家を出る。MOAで合流するらしい。僕らが家を出るタイミングで『午後4時くらいになりそう』とメールを入れる。

 

【◆集合時間午後4時頃に変更】

 

 

だいたい午後4時を少しすぎるくらいにMOAに到着できそうなので、Pに『到着したらメールちょうだい』とメールを入れる。LとJは2人を待っている間に仕事をしようってことになる。実は珍しい仕事だがミステリーショッパーをしていて、MOAにもそのターゲットがいるらしい(この話は機会があれば別に) 僕はそういう仕事にも興味があったので一緒にいってウィンドウショッピングをしつつ話をする。MOA・・普通のワイングラスが400ペソとかする・・高い。

PもRもそれからなかなか来ない。お腹がすいてきたのでワッフルかなんかを買いにしばし別行動する。もどってきたら4人がそろっていて『カジノに行く前に夕ごはんを食べよう』という事になる。その時には既に午後5時を過ぎていた。

【◆午後5時過ぎについに全員揃う】

たしかにカジノでは食事が高そうだが、それにしてもMOAに到着してすぐに食事とは・・。僕のイメージでは午後3時にMOAに着いてその足ですぐにオカダマニラにいって午後3時半〜4時にはエントランスで写真をとっている感じだったのだが、このペースがフィリピンらしい。

ジョリビーに向かうが混んでいて隣のKFC。食事は『ご飯とフライドチキンとソフトドリンク』というフィリピンで定番の不健康セット(笑)・・・僕はワッフル1個食べたのでチキンはパスしました。


【◆集合してまず食事をすることに】

 

 

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(※結局はこの2人の方が遅かった。食事はフランドチキン)

食事をしてからも写真を撮ったりのんびりしてたので少しだけみんなを急かす。というのは食事する前にシャトルバスの運行間隔を聞いていて(ちなみに30分毎)・・・そろそろ時間だと思ったからだ。なんせキレイなバスだから写真などはバスの中で発車を待ちながらすればいい。タイミングの良いことに僕らが乗車し2分ほどで発車する。

 

【◆MOAからのシャトルバスにタイミング良く乗れる】

 

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(※オカダマニラのシャトルバスにはモニターがついている)


そんな感じでやっとオカダマニラに着いたのでした。

オカダマニラに行ってきた(2)に続きます。

いまは投資で生活できてるっぽい

昨日はマニラに来た当初から仲良くなったHさんが遊びに来てくれた。彼は語学力と営業視力を活かした仕事をはじめガッツリ稼いでいるみたい。何よりです。彼がやたら僕の資産を気にするのですが流石に資産公開はためらいます。

『投資で生活している人』と聞いて日本人がいだくイメージの半分くらいかも。逆にフィリピン人が持つイメージの5倍くらいあるかも??

いちど言うと増えても減っても次から隠しにくくなりますし、カマをかけられても『そんなにないよ!』なんてこともあまり言わないようにしています。でないと反応から推測されてしまうから。


すみません面倒くさい奴で(^_^;)

 

さて去年12月22日のブログで『2011より毎年少しずつ資産が増えてきた』と書いたのですが、少し事実誤認していました。『2008年から』でした。最初の数年は微増・・・既に起業にむけて準備していた段階なので他に収入がなく生活費もまかなっていたはず・・。

2007年以前はそこそこ儲けそこそこ損してました。それは景気の波もあったと思うのですが『投資家として未熟』で知らぬ間にハイリスク・ハイリターンな銘柄に手を出していた。不動産銘柄で下落に次ぐ下落にナンピンをして傷口を広げたこともあります。

今は9くらいに分散し大当たりする確率も下がりましたが大損のリスクがグッと下がりました。なのでイメージとしてはローリスク・ミドルリターンの投資をしている感じ。


個人投資家って孤独。

あんまり具体的なことは言えないのですが少しだけここに書いて発散したいのかも。。少しだけ吐き出しておく。

2015年。連続成長している企業がまさかの成長ストップ・・・株価はそこそこ下がりました。もう1つ経営者として信頼度の高いと見ていた企業が大幅な下方修正。見る目がないとまでは思いませんが『それだからこそ分散投資をしている』という出来事が重なりました。幸いにも含み損が減ったという感じで終わりましたが。

2016年。全体的に好調でした。特に2銘柄は2倍以上に・・。失敗は3つ。投資していた企業から他のに乗り換えた後にあがった感じ。損はしていませんが残念です。あまり多くに分散するワケにはいかないのでそういった事は避けて通れません。トータルでは好調な年でした。ただし急騰した銘柄は含み益の状態で下落リスクを抱えています。

去年のような投資があと2年くらい続けば少し安全圏(インカムゲインで生活)に近づける気がしますが、焦らず今まで通り株式投資を楽しみたいと思います。


まぁ何といってもフィリピンで質素な生活をしているのは地味に強味です。


クリスマス・イブ

クリスマスイブですね。僕は歯医クリニックに行ってきたが先生が留守で時間を無駄にした日でした。こっちでは『24日に予約を入れたい』ってメールを入れると『来てください』としか返ってこなかったりする。時間とか約束とか適当な人が多いので、出来ればちゃんと日時を指定して予約したいのだが・・・そういうやり取りがいちいち面倒。

しかたなく歯医者からモールに移動し『セブパシのチケット代金を払い』再び歯医者に行き待つが歯科医師Iが帰って来ないので諦めることにした。留守番をしているオバちゃんも携帯の充電がないらしく連絡が取れない。

僕はIとは軽い友人関係なのであまり悪くは言いたくないのだが、オバちゃんの給料とか超安いし、もっと清潔感があり受け答えが出来る人を雇った方がクリニックの戦略としていいのでは??って思う。クリニックも庶民向けとはいえ審美歯科とか矯正とかそれなりの治療にはそれなりの金額がかかる。その額とオバちゃんの給料があまりにも違う感じ。


さてその後は市場に寄ってジャガイモを9キロ(麻袋)買った。普通に買うとキロ90ペソくらいするがこのサイズで買うと約半額になる。ジャガイモは保存が利くしクリスマスで料理を作るつもりだったのでいいタイミング。

とはいえ日本のような品質は望めない。表面を見てまぁまぁだったが、家に帰ってから分別するとキズ物もそれなりにある。より分けてキズ物を下処理した。ジャーマンポテトを作る予定。


その後は隣の集落に遊びに行く。クリスマス前とあってカラオケやら騒々しい。それから市場にいく。お店が普段より多い。チキンとかケーキとかは行列が出来ている。こういうのを見ると『もっとガッツリ準備して売ればいいのに』って思う。傾向としてフィリピン人は商売が下手だ。中国人とは違う。


ダメなモノでも売れているのが今のフィリピン。人口ボーナスの国だと思う。でも『良いモノや良いサービスには価値がある』って事に気がついた人も少しずつ増えていくと思う。騙された人は二度とその人を信用しないし、満足した人はリピートする。そうやって信頼できる商売人がドンドンと勢力を拡大していく・・・戦略として『正直者が得をする』といったことはあるだろうと思う。

日本のように家電などネットで価格を調べ安く買えるように早くなって欲しい。そして出来ればエステや医療関係も情報公開する所が増えて『消費者から支持され』・・・ダメな所が淘汰されるようになってほしい。今は『日本人だから2倍ふっかけておくか!』ってのがフィリピンの医療だと思う。

もし歯科医師Iがもっと信頼できるタイプなら共同経営したい位なのだが・・・明朗会計でWEBサイトで集客する。ホワイトニングとか歯列矯正とかはうまくマーケティングすれば儲かると思うんだけどなぁ。なんせ原価率低いし(低価格戦略とったとしても)単価高いし、信頼できる所はフィリピンで皆無だから。

脂肪冷凍ダイエットについて

その昔メソセラピーというのをしたことがある。その言葉自体は薬剤を皮膚に直接注射しする療法のことを言うらしいのだが一般的に知られているのは『脂肪分解』のもの。

僕が10年くらい前にした時は『顔とお腹』にしてそれなりに効果があった(一時的に腫れたりはする)・・・・先日セブ・パシフィックのプロモを見つけ『韓国でそれ系の美容整形』をしてこようかな??なんて思いついて再び美容整形について調べてみた。

僕の場合は『目を二重に』とかそういった整形はしていないし今のところする気はない。顔をあまりイジるには抵抗がある。世代的にもそうなのかも??

視力矯正のレーシックはしたし、歯をキレイにしたりは興味がある。顔のシミは取りたいし、ハゲは41歳にしては『よく頑張った(もっと若ハゲを心配してた)』と思うが増やせるものなら増やしたい。あと毛深いのが気になってたり痩せたいとも思う。


◆自宅でのメソセラピーについて

さてそのメソセラピーを調べていて今は『ネットで薬剤が手に入る』って事を知る。注射器を買ってするかっていうとそれも少し問題なので、皮膚に塗ってイオン導入で試しにしてみるのはありかも??とは考えている。


◆韓国での美容整形について

ソウルへの旅行を考えたけど、結局5月に行くのは台北になった。また次回。いまは韓国に美容整形しにいく人も多く情報もまぁまぁあるのでまた行くかも??美容整形も審美歯科もフィリピンよりはずっと信用できる(笑)

 

 

 

◆脂肪冷凍ダイエットについて

さて本題。ネットで見る限りは『冷却し脂肪細胞にダメージを与えて排出を促すもの』で効果は2ヶ月ほどで徐々にでてくるらしい。クチコミをみているとサクラもいるだろうが効果ありの人となしの人がいる。

冷やすだけなので安全性は高いと思う。

でも『原理的には冷やすだけなので自宅で出来るのでは??』


って思っている。具体的には『-15度とか謳っている業務用の保冷剤で冷やす』・・・まぁ機械と違い保冷剤自体が温まっていくのだが僕がしてみたところ30分くらいは大丈夫そう。冷凍庫を『強冷』にして保冷剤を再冷凍した。また飽きるまではしてみるつもり。

 

僕は効果については未知数だと思っていて。『じゃぁ自分でやってみた方が面白い』ってことでしているが、僕は2つの推測をしている『A:脂肪が血液やリンパなどに出ても、それをうまく燃焼させないと再吸収されるのでは??』ってもの。たぶん炭水化物ダイエットと同じで意識した方が良さそう。


もう1つは『B:冷却することで新陳代謝を促す効果があるのでは??』というもの。どの効果があろうが結果的に安全で痩せられるならいい。痩せなくても特にデメリットはないだろうと思う。


投資家としてのブログ

たまに『個人投資家としてのブログを作りたいなぁ〜』と考えることがある。

僕がしているのは主に日本株の中長期投資であり、FXや先物取引や信用取引は一切しない。売買も年に何回かしかしないし企業の分析を深くまでするのは限られたケースのみ・・・・投資家としての実績などを載せないと『読もう』という気持ちになってもらいにくいし、かといって売買報告など限られているから更新頻度が超少なくてイマイチだなぁ〜って思ってしまう。

 

実績だけでいえば2011年から毎年少しずつではあるが資産が増えている。仕事をしてなくてフィリピンで細々と暮らしているから出来るとはいえ恵まれた状況だと思う。

個人投資家なんて割に孤独なもので、損しても得しても『喜びを共有する相手がいない』・・・儲かっても損しても同じような立場の人でないと自慢に受け取られてしまう恐れがあるから。僕はこのままずっと今の生活が続くかはわからない。『配当だけで悠々自適』というような安全圏にはたどり着いていない。

 

それでも昔に比べてリスクはリスクヘッジは上手になったし1年2年でホームレス転落という可能性はほぼゼロに等しい。その辺は短期で大儲けするタイプの投資をしていない分だけ気楽なものだと思う。

 

 

ブログとしては経済とかビジネスにテーマを広げて書くのも良いが、それだと他で書いているブログと内容がかぶる。そっちは実名でしているだけに身元バレが怖い。難しいものだと思う。BLOGOSとかだとそこそこコメントを評価してくれる人がいて内容には自信があるのだが、個人ブログは読んでもらうまでのハードルが少し高い。そういう意味で投資実績というのは大きなフックにはなると思うのだが・・・。

まぁ実績といっても資産の割に投資からの利益で生活してるからなかなか増えないし、予想的中率ではなかなかのものだと思うが分散している分だけ伸びはやはり少ない。やっぱりこっち関係では諦めた方が良さそうだ。


特に大金持ちになりたいとも思わないし、あるていど儲けにあわせて周囲の人とか困っている人や頑張っている人に『再分配』とかして力になれたらと思う。

フィリピンの田舎で生活をした時に再認識したけど、ピカピカの新車を買うよりはボロいジプニーに一緒にワイワイ言いながら乗れる仲間がいる生活の方がいい。これからも裏で投資をしつつそういう生活を目指していきたいと思う。

ホームステイ(Marinduque3)

マリンドゥケの3つ目。


去年に引き続いて2回目のホームステイ。フィリピンの不思議なところの1つが『たまーーに田舎に誘ってくれる』というもの。僕を誘ってくれたのが家庭教師を頼んでいた女の子で当時大学生L。友達という関係でもあるのだけどそれでも恋愛的な要素はまるでなし。

それでもクリスマスとか1人でいるなら『一緒にどう?』って言ってくれるのがフィリピンの1つの良さ。去年は不思議なことに実家では父親に連れられて親戚中を挨拶回りしたりした。


今年はLの姉A(僕も良く知っている)の結婚式もあって再びマリンドゥケを訪れたのだけど残念ながらLの仕事の関係で5日ほどの滞在だった。僕は『クリスマス過ぎまでいてもいいよ』って言われていたのだけど、今回はネット環境があっちになくて一緒に帰ってくることにしました。


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フィリピンは大家族のことも多く、田舎ではその傾向が顕著です。兄弟が6人とか8人とかいれば必然的に従姉妹は30人とか40人とかになってきます。毎日のように入れ替わり立ち代り親戚がやってきます。

Lの実家は先に就職し英会話教師をしている姉Aの支援で新築の家が建っています。両親に育ててもらい学費を出してもらった子供は良い仕事につきシッカリと働いて両親に恩返しする。良い文化だと思います。英会話教師とかITエンジニアのような職は賃金も高め。普通の大卒の2倍、3倍稼げたりもします。

そういう良い職についた親族や海外に出稼ぎに行った親族に『おんぶに抱っこ』になることも多い。親戚も100人くらいいると無職でブラブラしている人の1人や2人や10人はいるのが普通。親戚の集まりでも『お客に酒をせがむ人』とかいますし、それでも無下にせずグループの中に入れてあげている懐の広さみたいなものも感じます。


この実家は広めのリビングルームに3つのベッドルームが隣接しています。トイレは1ヶ所。家の横に炭火でおこす台所があります。この周囲ではこれでも立派な家です。周囲には掘っ立て小屋みたいな家も少なくありません。井戸や川で洗濯したり山へ芝刈りにいったり『ゲームやお伽話でしか出てこない世界』がここにはあります。

ベッドルームには竹で作ったベッドが2つ並んでいて、そこに5人くらいが川の字になって寝ます。人が多い時にはリビングのソファーや床でも寝ます。こっちではそれが普通。バックパックを広げるスペースもなかったがベッドの下にスペースを見つけた。



◆田舎のトイレ事情

トイレには手桶の水瓶が置いてあり風呂場にもなっている。風呂場といっても湯船もなければシャワーもない。ただ空間にそれら手桶とトイレがあるだけ。トイレにはフタもないし便座もない。

もちろん最初に来る時から覚悟していたから問題はないのだが、日本人的にはスノコが欲しくなる。トイレにいくたびに足が濡れる・・。ただ逆に『これも合理的だなぁ』と思ったりもする。トイレで用を足しながら髪を洗ったりでき、大を済ませた後で水洗いができる。トイレは頻繁に水をかけられるので意外に汚れにくい。

 

食事に関してはフィリピンの普通として『肉料理が多い』・・・野菜はモノにもよるが地元で作れるもの以外(キャベツとか)は他地域から輸送されるらしくマニラよりむしろ高いものもある。魚は漁でとれるものは安い(と思う)。大きな市場ではどうか知らないが近くの小さな市場ではマグロとかそういったものも見なかった。


生活は基本的に『お客さん扱い』なので食事も宿泊も無料。僕などは習慣でつい食器を洗ってしまうのだが、そういうのも断られる。なのでせめてもとカレーライスを作ってふるまう。ついでにコーヒーなど日用品を買い足しておく。




◆日本式カレー・・・惨敗

実は喜ばれるのでは??と期待していました。日本では子供たちも喜ぶ万人向けの料理がカレーです。マニラでも大家さん家族にはまぁまぁウケが良かった(お好み焼きの評判が一番だったので血迷って屋台をしたのですが(笑))


カレーがイマイチだったのは、1つ『野菜が嫌い』・・・オーソドックスなポークカレーを作ったのですが、豚肉以外にジャガイモ、人参、玉ねぎが入っていました。ジャガイモはOKですが、後の2つは嫌いな人が多いみたい。ただそれ以上に問題なのが『フィリピン人は知らない食物を避ける』というもの。

僕がお好み焼き屋台を潰した原因でもあるのですが、庶民は極端なまでに保守的です。マニラの大家さん家族は中流で日本への理解も深い。お金持ちは新しいものや海外のものを積極的に受け入れる傾向にありますが、田舎や庶民はそうではありません。

たぶん日本人がフィリピン人の屋台メシを食べるのに抵抗があるのと同じかそれ以上だと思う。僕も豚の血を入れたディヌグアンって料理を食べられるようになるまで時間がかかった。

そんなワケで次回からフィリピン料理を作ることにします。



さてホームステイでは良い事もイマイチなこともありました。イマイチなのが料理を常に勧められること。これも文化なのですが、僕は体調が良くなくて食事を摂生しているのですが、それでも父親からしつこく勧められると少しは食べないワケにいきません。その文化はちょっと苦手かも・・・。あと言葉がわからない状態では孤立しやすく常に大勢に囲まれているのは普通の日本人にはストレスかも。僕は少し言葉がわかるとはいえそういう状態にしばしばなりました。あるていどは放置してくれるので部屋にもどって一人になっていましたが。

あとは基本的にみんな親切でときどき僕のことを気にかけてくれます。『楽しんでる?』といったことを言ってくれる。滞在中最初の2日くらい少し体調がイマイチだったので全体のムードを暗くしてやしないかと心配もしましたが、最終的には楽しい滞在ができて感謝です。



最後にマニラに戻る日の早朝。僕の傘を借りたままの兄夫婦がもどってこず・・。そんなことは想定内なので腹も立たないし、大事なものは手元にキープしておくのが暗黙のルールなのかも??幸いにも兄夫婦と父親は年末にマニラ来るというのでその時に返してもらうつもり、それとその時には傘と非常用ライトをプレゼントしようと思っています。