フィリピン考察記

+腎臓病の療養記 in MANILA

交流会の幹事ナシにしてみる。

 僕はマニラでフィリピン人と日本人の交流会Little Japanという活動をかれこれ3年以上している(設立は2014年7月) そこで月2回(1回は英語、1回は日本語)で雑談を楽しんでいる(またそれとは別にランゲージ・エクスチェンジ(LEx)もしてる) のだが、たまに幹事を仲間にしてもらったりしてるけど基本的には毎回僕が参加してた。


www.meetup.com


そこには◆A:交流会のコンセプト、そして運営する上での◆B:僕の方針がある。


◆A:交流会のコンセプトとしては、出会いの場・情報交換の場・助け合いの場みたいなこととかで、例えば日本人同士の横のつながりがあまりなかったり、職場とは切り離した形でのフィリピン人の友達を作ったり、言葉を教え合ったりといったいろんな活用がされている。


◆B:僕の方針としは『1:自分も楽しむ』と『2:手間をかけない』っていうのがある。

これは続けていく先にNPO的な発展は考えているが、基本的には会費が不要(LExは別)で商売としてしているワケではない。僕もいち参加者として交流を楽しんでいるし、その為に自分があまり苦労したくない。また仲間にもグループの為に犠牲になってほしくない。

なので、極力面倒なことはしていない。最初でこそ名札を作って・・・テーマを考えてみたいなことをしていたが、準備に時間をかけるほどに自分が楽しめていないことに気が付きやめた。

なので今は『自己紹介・雑談・グループ写真』しかしていない。


それでも毎回半数はリピーター。半数は新規のメンバーで、ほどよく新しい出会いがあり、新しいキャラがいて、面白い人や話が上手な人などが出てきて、会話が盛り上がっていく。僕は雑談は極力そういう人に任せるようにしている。


そうやっていく中で僕が日本に帰ったり他に用事が出来たり、あとはLittle Japanの予定に拘束される部分に少しストレスを感じるようになってきた。常連さんからは交流会を開いて欲しいという要望がくるが、僕は日本に行くので参加できない。

『さてどうしたものか?』

・・・・・と考えた結果。幹事なしでイベントを立てることを思いついた。Facebookグループで打診していたらOKって言うことだったので、僕がいない時は『参加した常連が何とかしてくれる』って思うことにした。結局は『集まって雑談するだけなのだから』と思うようにもした。


そんなワケで2月は僕な日本に11日間滞在する。そして僕がいない間も交流会は開かれ、後で様子を聞いて、たぶん大丈夫だろうと思うので、その先は交流会自体を僕の予定関係なしに定期開催にしようと思う。

第2日曜日は日本語。第4日曜日は英語。に固定し、みんなが予定を管理しやすいようにして、第1と第3あるいは第5に幹事がいりそうなLExや他に遊びのイベントを入れていく感じ。

そしてそれを自動でイベント更新するようにしておけば仮に僕が死んでも交流会は需要ある限り存続しつづける。よくあるのは小さなグループで中心人物が抜けたら自然崩壊というパターン。それは避けたい。

幻影旅団(HUNTERXHUNTER)ではないが、残すべきなのは僕よりも組織。もっとも僕も元気なうちは参加者としてみんなと楽しく雑談がしたい。


洗濯の5分で終わらせる話。

ここ数日、落合陽一さんのYouTube動画を見ている。僕は頭が良くて世間の常識に囚われず自分で考えるタイプの人が好きだ。その点は西村博之さんに通ずる所がある。僕は彼も好きだ。

さて落合さんの変人ぶりを示すエピソードの1つに【レトルトカレーをストローで食べる】がある。彼によると熱いと火傷するから常温で、ストローで食べる為に太めのストローを使い、食べる前に具を手でつぶすなどしているようだ。1つ1つが合理的でやってみて工夫されたものだ。

こういう常識に縛られずとりあえずやってみるタイプの人は変人だ。ただ僕はこのタイプの変人で仕事としても注目される人が出てくることで変人自体の評価が見直されることにつながるのでは??と期待している。

人と違う行動をする人は変人に見られる。気持ちワルがられることも少なくないが、一般人が考えていないだけでそこにはそれなりの理屈や合理性があったりする。その可能性を少し考えてくれるようになるだけで、僕は少しうれしい。


僕は彼のような天才ではないが、それなりに変わったことをするタイプ。前置きは長くなったが、今回は僕がしている洗濯について話をしたい。


フィリピンにおいてはメイドが雇える。僕もたまに来てもらって掃除とかしてもらっている。でも洗濯は自分でしている。なぜならフィリピン人の洗濯はやたらと非効率だと思うから。手洗いで日本人の3倍くらいの量の洗剤を入れ、泡泡であらう。そして時間が凄くかかる。


さて本題。僕の5分で終わる洗濯方法はこうだ。


【1】衣類をまとめて桶にいれ水洗い・・・約30秒。


だいたい1回の洗濯でTシャツ3枚、タオル3枚、トランクス4枚、あとはシーツや短パンなどが少しそれに加わる。水洗いする理由は洗剤を減らす為。してみると分かるのだが、水をいれて濯ぐだけで水が濁る。それは汚れが落ちていることを意味する。僕の感覚値では汚れの2割は水洗いだけで流れていく。


【2】少なめの液体洗剤で洗う・・・約2分。


次に水を再度いれつつ液体洗剤を投入。液体を使う理由は粉だと溶けるのに時間がかかり溶け残る可能性があるから。そして少し高性能な洗剤を使っている。それで衣類がひたる位になったら揉み洗いをする。一般的な手洗いでは衣類1枚1枚するが、まとめてしても大差はない。要は衣類がどれだけ洗濯液の中で撹拌されるかの話。ただし洗う物がYシャツとかで襟を洗う場合などはこの方法は取らない方がいいだろう。あくまでTシャツやタオルとかの場合。


【3】濯ぎながら脱水機に・・・約1分。


次に濯ぎ。2での洗濯液を流してから、流水で揉みながら濯ぐ。トランクスとかハンカチとか小さいものから。それでその水はまだTシャツが入っている桶に入っていく。そうして水が溜まった段階で軽く揉んで、水を流す。それで次はタオルなどを流水洗いするのだが、その水を再利用することで洗濯液の濃度が下げることができる。濯ぎとは洗濯液の濃度を下げることだから、最初の濃い状態のTシャツを流水濯ぎするより、濃度が下がった状態から流水濯ぎをする方が早い。

ちなみにフィリピン人は洗剤を大量に使うので濯ぎにも時間がかかる。


【4】脱水機して干す・・・約1分。


次に脱水機。フィリピンでは晴天とか風が強い日にはあまり脱水機は必要ないのだが、雨季もあるので、僕には必須。生乾きは40代のオッサンにはキツイ。ちなみに天気が悪い時は抗菌性の洗剤を使っている。

さて今の人は脱水機など使ったことはないと思うが、脱水機のコツは1つ。衣類を平にならすこと。あれは遠心分離器の要領で水分を吹き飛ばすので衣類の配置が偏るとうまく回らない。でも気をつけるのはそれくらい。

脱水があるていど終われば干す。天気の良い時は日向に干したい。雨の時は軒下に。天気が微妙な時は半分ずつにして、リスク分散している。雨が降っても軒下のは濡れずに済む。

そして合計は約4.5分となる。


ちなみにフィリピン人は衣類を裏返しにして干すが僕は面倒なのでしない。あと折りたたむのも基本的にしない。Tシャツはハンガーのまま家にとりこみ、使う時にハンガーから外して使う。Tシャツをたたむ合理性は低い。ただしハンカチはシワにならないように干して畳む(これだけ例外)



だいたいの流れはこんな感じだが、その中でポイントが2つある。

【A】完璧主義を捨てローテーションを上げる。


僕の洗濯法はフィリピン人が丁寧に洗ったのに比べ完成度は少し下がる。(もっとも完成度を高めたければ洗う時間を濯ぐ時間をそれぞれ1分ずつ増やせばすむのだが) あえて完璧を目指さないのは少し洗剤が残っていても健康上問題ないと思うから。汚れはほとんど落ちていると思う。ちなみドイツだったかは食器洗いでも濯ぎをしないのだとか濯がずに布で水分を拭きとって終わりだそうだ(ある意味で合理的)・・・衣類の場合はもっと問題なしだと僕は思う。

それと汚れを溜めないことも実は重要。1週間の洗濯物を溜めると、汚れが染み付くほど落ちにくくなる。理想は毎日すること。だけどそこまではしてられない。なので普通の人がするよりは短期間で洗濯を繰り返している。それと暑い時期だと汗をかくのでTシャツとかを着替える回数も増える。


【B】衣類自体をフィリピンに合わせている。


僕が住んでいるのはマニラ。年中軽装でOK。僕もバイクに乗る時とかイミグレに行くときとかそういった特別な場合を除いてTシャツに短パン(+サンダル)が基本。必然的に洗い物は少なくなる。あと衣類は基本的に速乾性のものを使っている。機能性重視。けっきょく早く乾くってことは生乾きになるリスクも減らす。


ここまで読んでくれた人も少し飽きてきたと思う。なので詳しくは言わないが2層式の洗濯機は無駄が多く時間がかかる割にキレイにならない。そして僕が注目しているのは超音波式の洗濯機。洗濯液に衣類を入れバイブレーターを入れて撹拌させるというもの。非常に合理的。うまく応用されて欲しい。




貧困の考察2。子供編

前回 貧困についての考察1 - フィリピン考察記 のつづき。


今回はフィリピンの子供の貧困について。


僕はスクウォーターエリアと言われる所に週2、3回いっている。以下集落と呼ぶが、そこは小さな家が多くひしめき合っている。昼間でもビンゴをしている大人がいたり、ベタベタに濡れた洗濯物が通路の上に干されていたりする。通行人は濡れる。そこら中にゴミが散乱しているがたまには掃除しているようだ。

そのエリアの特徴の1つは子供が多い。少子化まっしぐらな日本と正反対だ。僕はそこに遊びにいき子供たちと遊んで帰ってくる。最初は1人のメイドさんつながりなのだが、既に通い始めて4年ともなると周囲の大人からも認知されている。


『途上国の貧困について何とかしたい』と考える人はいる。とりわけ子供の貧困に関心を持っている人はいるだろう。いろんな人がいろんなアプローチを試みている。里親制度であったり学校を設置したり。里親制度も基本的には生活費や教育費を出してあげるというもの。

僕は教育への投資は大事だと考える1人だが、庶民が貧困から抜ける上ではどういう教育に力を入れるかはかなり重要だと思う。


というのは、、、フィリピンにおいて大卒であっても給料は安い。高卒よりはマシだが、大卒でも就職できずにいる人や給料が高いから海外でメイドになる人もいる。なので通常の教育はコスパが悪いと僕は思う。

 


僕が注目しているのは【1:プログラマー、2:日本語】だ。

◆1プログラマー
この職業は手に職の典型だと思う。優秀なプログラマーなら学歴関係なく就職できる。それだけではない。プログラマーの給料はフィリピンの賃金より世界の賃金の影響を受けやすい。海外から仕事を受注できることで高給(になりえる)職業の典型だと思う。

かといって医者やパイロットなど多くの投資を必要としない。それでいて小さな頃から接することが大きなアドバンテージになると僕は考えている。

ただし僕自身はパソコンを用意でいてもプログラムを教えることはできないので、仮にそういうプロジェクトをするとすればパートナーが必要となる。


◆日本語
この職業も高給だと思う。20年後はわからないが(もっともその頃には他の仕事も根本的にかわっているかも)、少なくともあと10年くらいならそれを軸に仕事ができると思う。フィリピンにおいて英語は武器にならない。あるていど話せることで英語の先生やコールセンターで働くことは出来る。それでも日本語が話せ、翻訳や通訳をすることができればその2倍は稼げる。それでいてネイティブレベルなら5倍くらいは可能だと思う。

子供の特性として言語習得能力があると思う。もともと多くの人の中で育ちコミュニケーション能力の高いフィリピン人は大人であっても言語習得に向いている。子供ならなおさら。なので、日本人が集まる環境をつくり、遊びながら日本語が学べる環境を作ることができたら大きな力になると思う。


仮に1人の子供が人の5倍稼げる大人に育ったら、周囲の成功モデルとなってくれるだろうし、その1人が弟達の教育費を捻出したり家族の経済が大きく好転することになるだろう。


以上2つが就職を主にした戦略。
仮に就職を攻撃だと考えると次は防御の為の戦略。



◆健康とりわけ歯。

フィリピンにおいては食生活の偏りからデブが多い。高血圧や糖尿病も多い。それら健康が与える悪影響は経済的なものに留まらない。ただデブの問題についてはもともとの食文化の面が強いので簡単には改善させられないと思う。

フィリピン人にもっと野菜を食え!砂糖を減らせ!といっても難しい。

それよりは歯の方がまだ見込みがあると思う。集落の子供たちの虫歯率は高い。歯をみがく習慣が身についていない子供はやがて大人になる。虫歯の治療費は彼らには高く抜かれることも少なくない。そうやった結果。30代でも歯が5本以上ない状態になってしまう。それは見た目が悪い。食事をする時に困るというだけでなく就職をする上で不利になる。

まともなレストランで前歯が2本ないウエイトレスを見たことがあるだろうか???

プログラマーのような技術職ならあるいはOKかもしれないが、多くの仕事では見た目は障害になる。予防歯科にどう取り組むかは大きいと僕は思う(日本でも言えることだけど)


手はじめてに歯ブラシを配ってみた。バクラランなどの卸売市場でまとめ買いすれば1本あたり10円くらいで少しカワイイ子供向けのが買える。僕としてはもっと安い大人用も考えたのだが、子供に習慣づけてもらう上でカワイイは外せないと思った。

そして配る時は歯ブラシだけだと露骨なので、歯のない大人や子供に歯磨きをさせていない親たちに対しての配慮もあって、ペンとお菓子とをセットにして配った。

今後はその経過を観察するが、今のところ、歯ブラシ自体が買えずに放置ってケースには有効だろうが、歯磨きの習慣を付けさせるのは更なるアプローチが必要だと感じている。

特に僕が出入りしているフィリピン人の友達の異父兄弟用に歯ブラシを用意しその友達と一緒にどう歯磨きの習慣をつけさせるかを模索したい。その子度達はいつも来るワケではない。そのくらいが丁度いい。僕らは家族ではない毎日指導するワケにはいかない。



最後にフィリピンではNPOなどいろんな人が貧困について改善する為の試みをしている。支援者側が教育への投資だとパソコンを買い与えても、そのまま放置しておくとゲームやFacebookしかしないのがオチだと思う。どういうアプローチが有効なのか興味がある人や活動している人がいたら意見交換したい。


貧困についての考察1

フィリピンは東南アジアにおいても貧しい人の多い国だと思う。国としては経済発展をし高級な住宅街やオシャレなレストランがあるようなモールも1つや2つではない。お金持ちに加え、プログラマーや銀行に勤めているなど、経済発展の恩恵を受けている人はいる。

その一方で貧困状態の人も多い。マニラでは最低賃金が1日550ペソくらいだが、それ以下で働く人がかなり多い。一般的な労働者がどれくらい大変なのかは以前の記事をみてもらいたい。

manisen.hatenablog.com

 

さて今回は労働以外の部分で貧困を抜けるのを難しい要素を考察してみたい。


◆医療費が高い。


この国では貧乏人が割に簡単に死んでしまう。先進国が持つような健康保険制度がないこともあるが、そもそも保険制度とはみんながお金を出し合って病気になった人がそれを使うって制度なので、フィリピンでそれがあったところで庶民にはその掛け金が払えない。

そして医療制度は基本的にはアメリカから取り入れていて、病院によって、あるいは医者によって値段が違う。外国人だと足元をみて2倍、3倍の額をふっかけてくることはある。それだけでなくマニラの医師の賃金は他国にくらべて安いから優秀な医師はアメリカなどに流れるらしい。

考えて見て欲しい。手術に関しては下手すれば(保険適用分を除外しても)日本より高い場合に手術を受けられるような人がどのくらいいるだろうか。金持ちは可能だろうと思うが、僕は手術件数が少なく経験不足な医師が多いのでは??と考えている。


ただ庶民向けの診療所などは高いワケではない。庶民にとっては高額かもしれないが行けないワケではない。薬も1錠単位で買える。ただ問題は重病とか緊急の場合。公営の大病院は常に患者で溢れかえっているようだ。

僕の友人が尋常ではない頭痛がおこり病院に行ったが、そこには怪我した人とかが大勢いて2時間待ち3時間待ちは当たり前。別の友人の通院に付き合った時は緊急を要しなかったから談笑しながら待てたが、緊急の場合は困ると思う。


そうやって1つの病気で、細々と暮らしていた庶民が困窮してしまったりはあると思う。


◆家族親戚とのつながりが強い。

フィリピンの庶民は貧乏子沢山が普通。小さな家で家族が川の字で寝ることも多い。そんな中で助け合いながら生きているので日本より家族(あるいは親戚)のつながりが強い。それは良い面でもあるが、いざ1人が困窮すると借金のお願いが周囲に来る。もちろん返ってくることもあるが来ない場合もある。困っている家族を救うのは義務だと思っている節がある。

これは貧困をぬけ出す上では足かせになる。仮に1人が頑張って勉強し良いところに就職する。あるいは日々の無駄遣いをせずコツコツと貯金していても、だらだらと生きてきた兄弟を助けるハメになる。小さい頃から自分も助けられているのでぬけ出すことは困難。1人が外国人と結婚しようものなら、働くのをやめてパラサイトしようとするもものが出てくる。庶民と付き合う上で外国人が陥りやすいポイントがいくつかあるが、それはまた別の機会に譲る。



◆騙されることもままある。

フィリピンでも定住している人はいいのだが、田舎からマニラに出稼ぎに来た人の苦労はまた想像を絶するだろう。田舎より物価が高い。就職できても給料がスグにもらえるワケではない。また企業のエゴで遅配とか予想外の出費とか散見される。多くは先にマニラに来ている親戚などを頼る。

引っ越しをした場合に善良な大家さんに当たったらラッキーだと思う。ここでは単純に家賃だけでアパートを選んではいけない。地雷大家の話をチラホラ聞く。そしてこの国では大家さん(資本家側)の権限が強い。安い家賃でもボロい家・・・借りて直そうものなら、家賃の値上げを言われ追い出されるとかある。交渉力のない若者とか泣き寝入りするしかない・・。

またマルチ商法的なものを多い。それを詐欺と言ってしまうのは人によっては不快に思うかもしれないが、あれで皆が幸せになれることはない。フィリピンはコレが流行しやすい土壌がある。1:豊かさへの憧れが強い。2:論理的思考力が弱い。3:コミュニケーション能力の高い人が多い。・・・・僕としては悩ましい。


考察2では子供の貧困をぬけ出すには。
について考察してみたい。

痛し痒しのセブ・パシフィック航空

マニラ在住の個人投資家HASEです。

僕は2ヶ月ごとにフィリピンを出国しては観光ビザを1回延長するって生活をかれこれ5年くらい続けています。そんな感じなので飛行機は年6往復くらいします。そういうライフスタイルが実現する大きな手助けになっているのがセブ・パシフィック航空ってLCCです。

ここはLCC(ローコストキャリア)っていうだけでなく年に3回ほど格安のプロモーションをするってことで知る人ぞ知るという存在。どの位安いかっていうと、マニラからバンコクなど近隣国なら5000円くらい(往復ですよ)。日本への往復で荷物を入れても8000円くらいで済んでしまったりする。


それだけ格安なので争奪戦はなかなか激しい。
僕の場合は深夜12時くらいで頑張るのは避け、あえて仮眠をとって午前3時頃から5時くらいまでかけてジックリとチケットを物色する。地味にこれはコツです。多くの人は深夜まで頑張るのだけどサーバーが激混みでアクセスできず脱落していきます。そうやってその時間帯になってもまだチケットが残っているというワケなのです。


ところが支払いに関して問題が出てきました。

もともとクレジットカードで支払いができていたのですが、なぜか2年目くらいから出来ず。仕方なくマニラの支払いセンターみたいなところに出向いて現金で支払いをしていました。実のところそれだけ少し面倒ではあるがオンライン支払いの手数料はかからないし、ペソで払えるのでレートの悪い為替で計算されることもない。

まぁまぁ気に入っていました。

 

ちなみに、その際に2つのオプションがあり、A:深夜24時までに支払う。と、B:24時間以内に支払う。があり、支払う側としてAを選ぶメリットはなく意味不明です。午後11時にそのチケットを買ってAを選ぶと店は当然閉まっていて、支払いは不可能になります。


さて今日、プロモがあり、頑張ってチケットを買おうと思っていましたが、なぜか支払いで店頭を選ぶことが出来なくなっています。面倒な記入などを済ませやっと最後の支払いまで来たのにクレジットカードとかペイパルくらいしか選べない。オンライン決済のみに集約しようという方針なのでしょうか??でも、サイトの説明には店頭での支払いが出来ると書かれたままです。

もちろんフィリピンでは運用が適当で、変更があっても説明は放置なんてよくあることですが、店頭での支払いが出来ないとなると僕はここでチケットを買えなくなります。クレジットカード・・・僕は銀行口座にお金を入れていてデビッドカードとして使っているので通らない意味がわかりません・・・。

(クレジットカードでの支払い時に電話番号やメールアドレスそして住所を記入しなければいけない意味もわかりません)


それが使えない。今後どうしよう・・・困っています。

今は12月。既に2月、4月、6月、8月、10月の5往復分は確保しています。それを消費するまでに解決策が出なければ僕は永住ビザを取るとか観光ビザでIDを作るとか他の方法を考えないといけません。

残念です。いい方法があったら教えて下さいな。



そんなワケでダメダメな航空会社だとは思いつつも、お世話になっているという状態です。

独身中年の将来を考えてみた。

今後どういう生活がしたいのかを考えた。

HASEです。もうすぐ42才。そこら中に子供や妊婦がいるフィリピンに住んでいて日本でありがちな独身中年です。僕はこれから孤独な中年が日本でドンドンと年をとっていくと思い、フィリピンでそれでも楽しい中年生活(老後も見越して)を模索しています。


かといって『フィリピン+オッサン』でイメージしがちな若いフィリピーナを囲ってって話ではありません。テーマはいかにコミュニティを作るかです。


その前に日本の独身中年の置かれている現状について僕の見解をお話します。


◆日本の独身中年。

二十代の頃には彼氏や彼女がいた人も30才を過ぎた頃からコンパなどの出会いが徐々に減ってきます。気がつけば友人の半数は結婚し家を建てただの子供が生まれただの話で盛り上がり、友人の半分は独身で恋人ナシという状況に固定していきます。

そこから更に40才くらいになっていくと、職場以外での出会いが更に減ってきます。恋愛対象になりそうな人は既に配偶者がいることも多く、またかといって若い人に相手してもらにくくなる年令です。それで過去の成功体験はアプローチの失敗などで消し去りプライドを守るために恋愛にも積極的になりにくくなります。

30代の頃は『友達として気軽に食事でも』ってケースはありますが、40代になると、食事に誘うだけでセクハラとか嫌われるという事も出てきます。この年になるとそれ以外の必然がないとダメなワケです。


次のその独身中年がその先にどうなっていくかというと、お金はそこそこある(ない人もいるでしょうが、子供や配偶者などに使わない分は比較的たまる)、が、休日に遊ぶ友人もいない。子供も欲しいが相手がいないと始まらない。更に老人になって触れ合いに飢えたり病気や孤独死を心配するようになります。


僕は30代半ばの頃に縁あって英語を勉強しにフィリピンにきて起業やら試行錯誤して、今はこのコミュニティ作りを主に意識してやっています。(仕事は個人投資家として細々とやっていけています。それはまた別の機会に)



◆コミュニティとしてのフィリピンの魅力。

A:日本人とつながりやすい。

外国においては日本人は常に同郷という意識が働きます。マニラ在住の僕であればフィリピンに来た若者にフィリピンのことを教えてあげたりしますし、在住の日本人同士で集まったりってあります。現在のところLittle Japanという交流会を中心に活動しています。あとアトリエってシェアハウスも共同で運営しています。

記事の上の方に書きましたが、若者と友達的な付き合いをする時の必然性がそこに生まれたりします。もちろん教えることばかりじゃなく教わることも少なくない。


B:フィリピン人とつながりやすい。

フィリピンは格差社会です。フィリピン人同士でも金持ち層と貧乏な層が交友関係を築くのは難しいと僕は考えていますが、日本人の場合は割に幅広い層と友達になりやすい。ただしお金持ちの層とは英語力がないと難しく、貧乏な層と付き合うのはいろんなコツが必要です。

フィリピン人は仲良くなると実家に招待してくれたりします。また日本ほどは年齢を気にしません。あくまで日本と比べればですが。それと外国人に対してある種の憧れみたいなものやお客さんという意識を持っている人もいて、もてなしてくれたりします。下心のある人もいますが、大抵は善意からくるものだと僕は思っています。

僕の住んでいるところはフィリピン人の家の"離れ"です。留守の時は大家さん家族に荷物を受け取ってもらったりできますし、セキュリティー上も1人ぐらしより安心ですし、何かとフィリピンのことを教えてもらったりしています。また大家さんつながりで家庭教師と知り合うことが出来たり、そのあたりは家賃の額だけでは比較できないメリットです。逆に僕もいろいろと支援はしています。


◆どんなコミュニティを作っていくか。

現在のところフィリピン人と日本人の交流会Little Japanと、仲の良い庶民の友達、あと近くの集落の子供たち、シェアハウスを共同運営している日本人と韓国人の友達がいます。

【1】できれば将来的にはゲストハウスを作りたいと今でも思っていて、同じようにしてみたいって思っている人が出てくるのを(受身ではありますが) 待っています。でも、そうやってアトリエってシェアハウスははじまったので、まったく可能性がないとは思っていません。

その旅人用のゲストハウスと交流会を組み合わせ、日本人の旅人がそこでフィリピン人の友達を作ったり、ランゲージエクスチェンジを出来る環境を作りたい。それがプラン1つ目。

【2】2つ目は子供たちとのコミュニティです。日本とは違いこっちでは多くの子供が伸び伸びと遊んでいて、僕も大きなボールやらフリスビーを持って一緒に遊んでいます。人によっては『遊んであげている日本人』という印象を持つ人もいるでしょうが、遊んであげている感覚なのは3〜5才くらいの幼児で、7〜15才くらいだと普通の僕も楽しんでいます。ジムに行かずとも無料で運動になるし。

おそらく日本との違いは、その集落は子供も大人も多く、大人も知っているので安心して子供たちと遊べることです。日本なら誘拐犯だと警戒され簡単に親戚でもない子どもと遊んだりはできないでしょう。

ただそこの子供たちは貧乏で虫歯が多い。別ところで書きましたが、そこに家を借りて1Fを子供たちに日本語を教えたり遊んだりする場所。2Fをスラム的なところで活動してみたい日本人の若者が滞在できる場にできればって思っています。このプラン自体は協力者がいればそんなにお金はかかりません。家賃とか知れているし、人を雇うとかなると簡単にはいかないがそういう活動がしたいって若者待ち。


◆その上でどんな生活がしたいか。

今は一人暮らし。2ヶ月に1度、近隣諸国や日本にいく為にフィリピンを出て、またフィリピンで滞在という暮らし。一人暮らしはそれはそれで快適ですが、ここでシェアハウスをしていたときのような交流はありません。できてはその部分をゲストハウスで実現したい。若い頃と違い旅人が集うゲストハウスにおいても他のゲスト(若者)と友達になりにくい年令になってきました。そういう意味では関係者というのはゲストをもてなすという必然性があるのでもてなしたい。

次に今月からローカルなフィリピン人と一部ではあるがアパートをシェアしている。たまに泊まりに行くという感じなのだが、それはそれで面白い。シェアする家賃などたかだか知れている。それより一緒に食事したり生活を共にすることで得られる経験の方が貴重。

そんなワケで理想としては、1人暮らし(今は2部屋あるがもう少し狭い場所でも可)をしつつ、週2日くらいローカルなフィリピン人の家に泊まり、週2日くらい運営してるゲストハウスで旅人やらと交流する。それとは別で集落の子供たちと交友関係を築いていく。そんな感じ。

子供たちは純粋で、変に大人のフィリピン人と一緒に何かはじめるよりは、子供の頃から信頼関係を築いてきて性格とか境遇とか分かった上で何か一緒にする方が安心できる。老後はメイド的なことも誰かに頼みたいだろうし、事業する場合にも信頼できるフィリピン人というのは大事。もちろん、子供がいない僕にとっては擬似的な息子や娘達でもある。

仮に今後結婚したとしても、その辺りは両立できる。

5年くらいで資産も増やしてボチボチとフィリピンに還元していきたい。コミュニティ作りにタイミングを見て資金をぶっこみたい。なんて企んでいます。

警備員にXマスの寄付を頼まれた件。

僕の住んでいるのはマニラでもビレッジと呼ばれる場所で、エリア全体が金網で囲われ、各ゲートには警備員がいる。僕は散歩やら買い物やらでそこをよく通るのだが今の時期はクリスマス前。メインゲートの警備員に呼び止められ封筒を手渡された。


・・・・要は『クリスマスなんでお金ちょーだい!』って話。


普段は挨拶くらいはするが、彼らの上司でもないし友達でもない。『欲しいならボスに言って欲しいなぁ〜』というのが正直なところ。更に欲しいとしても募金箱とか置いて自発的な寄付を願ってくれるといいんだが、ここでは、直接呼び止められる。


大家さんにその話をしたら、全員に頼むわけではなく相手をみて頼んでいるらしい。しばらく無視していたのだが、通る度に声をかけられるようになって対策を考えることにした。相手は銃を持った警備員。中にはいかつい顔の人もいる。無下にして怒りを買えば下手をすれば銃弾のプレゼントがクリスマスに届く・・・ということも最悪かんがえておいた方がいい。

相場はどんなものだろう。500ペソくらいかな??とかいちおう考えたが、僕がしたのは、こんな感じ。


◆警備員があんまり多くない時間帯(ただし1人ではないこと)にメインゲートを通る。当然、声をかけられる。ゲートに近寄って行き。寄付を頼まれる。

『僕は上司でもないし友達でもないしキリスト教徒でもない』・・・と笑顔をつくりながら半分冗談として伝える。相手は『これはフィリピンの伝統だから』と食い下がる。僕は『じゃあ僕はこの封筒にお金を入れて君たちにあげる。そして僕は封筒を用意するから君たちはそこにお金を入れて僕にくれ』と言う。あくまで喧嘩腰にならないよう。和やかなに交渉する。

いちおうそれで自分たちだけがもらうことの正当性がないことを示す。その上で相手の行動はだいたい予想した通りだった。

「僕達はお金がない(貧乏)だから」と警備員。

それを肯定も否定もせず、僕も「借金がけっこうあるんだよ」って。

もちろん、相手に真偽を確かめる術はないし、本当は借金といっても貸してる側だけど。そうやって『もらえそうもないかも??』ってちょっと思わせたところに、買い物帰りの小銭入れから、P100を出して渡す。残りは硬貨しかないところをいちおう見せつつ。

相手にとってみればゼロよりはずっと良い。P100あれば酒が1瓶買える。そうやって落とし所を作ってあげ、お互いにメリークリスマスと言い合って笑顔でそこを後にすることが出来た。


日本ならそういう請求をする警備員自体がいないし、いても管理会社にクレームを言うなどすれば何とかなるが、ここはフィリピン。管理会社が話がわかる人達とは限らない。それに変に面子を潰してはあとあとやりにくい。原理原則を持ち出してやり込めるより少額で済ませるのがほど良いと僕は思う。

P.S. ちなみに封筒には"メインゲート警備員一同" と書かれていたがあと2つあるサイドゲートの警備員からも封筒を渡されるってことはないよなぁ??(笑)