フィリピン考察記

+腎臓病の療養記 in MANILA

警備員にXマスの寄付を頼まれた件。

僕の住んでいるのはマニラでもビレッジと呼ばれる場所で、エリア全体が金網で囲われ、各ゲートには警備員がいる。僕は散歩やら買い物やらでそこをよく通るのだが今の時期はクリスマス前。メインゲートの警備員に呼び止められ封筒を手渡された。


・・・・要は『クリスマスなんでお金ちょーだい!』って話。


普段は挨拶くらいはするが、彼らの上司でもないし友達でもない。『欲しいならボスに言って欲しいなぁ〜』というのが正直なところ。更に欲しいとしても募金箱とか置いて自発的な寄付を願ってくれるといいんだが、ここでは、直接呼び止められる。


大家さんにその話をしたら、全員に頼むわけではなく相手をみて頼んでいるらしい。しばらく無視していたのだが、通る度に声をかけられるようになって対策を考えることにした。相手は銃を持った警備員。中にはいかつい顔の人もいる。無下にして怒りを買えば下手をすれば銃弾のプレゼントがクリスマスに届く・・・ということも最悪かんがえておいた方がいい。

相場はどんなものだろう。500ペソくらいかな??とかいちおう考えたが、僕がしたのは、こんな感じ。


◆警備員があんまり多くない時間帯(ただし1人ではないこと)にメインゲートを通る。当然、声をかけられる。ゲートに近寄って行き。寄付を頼まれる。

『僕は上司でもないし友達でもないしキリスト教徒でもない』・・・と笑顔をつくりながら半分冗談として伝える。相手は『これはフィリピンの伝統だから』と食い下がる。僕は『じゃあ僕はこの封筒にお金を入れて君たちにあげる。そして僕は封筒を用意するから君たちはそこにお金を入れて僕にくれ』と言う。あくまで喧嘩腰にならないよう。和やかなに交渉する。

いちおうそれで自分たちだけがもらうことの正当性がないことを示す。その上で相手の行動はだいたい予想した通りだった。

「僕達はお金がない(貧乏)だから」と警備員。

それを肯定も否定もせず、僕も「借金がけっこうあるんだよ」って。

もちろん、相手に真偽を確かめる術はないし、本当は借金といっても貸してる側だけど。そうやって『もらえそうもないかも??』ってちょっと思わせたところに、買い物帰りの小銭入れから、P100を出して渡す。残りは硬貨しかないところをいちおう見せつつ。

相手にとってみればゼロよりはずっと良い。P100あれば酒が1瓶買える。そうやって落とし所を作ってあげ、お互いにメリークリスマスと言い合って笑顔でそこを後にすることが出来た。


日本ならそういう請求をする警備員自体がいないし、いても管理会社にクレームを言うなどすれば何とかなるが、ここはフィリピン。管理会社が話がわかる人達とは限らない。それに変に面子を潰してはあとあとやりにくい。原理原則を持ち出してやり込めるより少額で済ませるのがほど良いと僕は思う。

P.S. ちなみに封筒には"メインゲート警備員一同" と書かれていたがあと2つあるサイドゲートの警備員からも封筒を渡されるってことはないよなぁ??(笑)