KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

KOYAの掲示物

KOYAは看板こそあるが何をしている所なのか近くを通る人達には知られていない。近所の人達には理解され子供たちは集まってくる。今は今でまぁまぁ良い空間になっていると思う。

ただ週2日の夕方だけの活動は借家の活用という意味でも少し物足りないものもあり、できれば更に活用の幅を広げたいとは思っている。そこでその1つとしてKOYAの案内をA5で作成した。フィリピン人向けの案内は4種類。

◆1:KOYAとはどんな場所なのか?
これは以前に作ったもので先行して掲示してある。ザックリとどんな活動をしているのかを知ってもらうもの。

それから追加したのが以下の3種類。

 

◆2:ボランティア募集
活動をスタッフだけで広げるのは大変なのでこういう活動に興味がある人にボランティアとして参加してもらいたい。個人でもいいし、グループでもいい。別件で大学生グループが月1回とか独自に活動したりも予定している。

 

◆3:親子の絵本読書サークル?
子供達に良質の絵本を読ませてあげたいという需要はあると思う。KOYAでは英語の絵本を何冊か揃えている。スタッフも普段は1人なので絵本の読み聞かせをするような余裕もない。そういうのはボランティアで希望してくれる人がでてきたら加えていきたいとは思うが、まずは子供たちの親に『KOYAに来て子供たちに絵本を読んであげては?』といったメッセージを掲示してみた。僕自身は主催する気はないがその時間に親が子連れで集まってママ友のお茶会みたいになったり交代で絵本を読んだりみたいな流れが生まれればいいなぁーとやや他力本願なお誘い。

 

◆4:勉強部屋にしてみない?

庶民エリアの学生たちは家で静かに勉強する場所がないことも多い。兄弟が騒いでいるとか親がテレビを見ているなど。そういったときにKOYAを勉強部屋として使ってもらえればと思う。またそこからサークル活動にKOYAを貸して欲しいとかそういう要望も増えてくるだろうし、コミュニティとして活発になっていくなかで年上の人達がたまに子供たちの勉強をみてくれるといった動きを期待している。

僕の今のところのイメージとしては毎週水曜と土曜の夕方に子供たちの遊びの時間がある。その前の昼過ぎは親子の絵本の時間、夜は学生の勉強の時間にして、週2日の活用時間を伸ばせることが目標。それとは別に見学などで臨時に開けたり、月1回とか大学生グループが独自に使うみたいなことで広げたい。



なお、子供たちの成長という意味では2つの方向性を意識している。

 

A:算数が得意な子になるといいな・・・でも教えるのは大変なんで当面はパズルなどの知育玩具がドンドンと遊べる環境を作りたい。いずれもう少し大きな子の勉強はAIが家庭教師をして子供たちは自分たちで学べるようになると思うが、小さい頃は五感を使って遊んだ方がいいのかな・・。

B:国語が得意な子になるといいな・・・読書は情操教育にもいいし知識も増える。そういう大人になるキッカケとして最初は絵本がいいと思う。できれば絵本天国でもある日本から絵本を譲り受けそれにタガログ語の訳をつけて絵本をコツコツと増やしていきたい。そっちの計画もいま練っているところ。

ただこういうことを1人で考えてチマチマと実行しているのが少し大変・・。なのでLittle Japanのメンバーとか実家に帰ったときに友達に話を聞いてもらおうと思っている。