ホルムズ海峡封鎖の影響がフィリピンの生活を直撃している。ガソリンやLPG価格や既に3割ほど上昇している。だが残念ながら状況はまだまだ悪化すると考えるべきだろうと思う。なぜならまだガソリンやLPGも備蓄がある状態・・・そのほとんどを中東に頼っている訳だからそれが途絶えると輸入量そのものが細る。
特にKOYAのある庶民エリアでは更に大きな打撃になるだろうと思う。どれほどのものになるかは分からない現段階で悪化した場合の想定をしておき支援方法を考えておきたいと思う。
まずガソリンが高騰し移動が難しくなるホームワークなどが増え自転車などが増える。連動して輸送コストが上がることで物価が全般的にあがる。とりわけ輸入品などは上昇幅が大きいだろう。次により備蓄が少ないLPGが不足し価格が更に上がり高くて入手できなくなる人たちが増える。マニラにおいてはLPGが調理の主力であるからその影響は深刻だろう。
比較的マシなのは電気。全体としては石炭による火力発電の割合が高く石炭はインドネシア産がほとんどなので直接的な影響を受けない。ただし世界的に石油を節約して他のエネルギーを増やす代替の動きが出るので、ガソリンやLPGほどではないにしても電気代はあがるだろう。ただし大規模な停電がおこる心配は少ないと思う。
■LPGが高騰し庶民が薪や炭で調理するシナリオ
で、経済力のある人たちは電気自動車や電動バイクにシフトしていくだろうが、庶民層は電気での調理も高いので、昔ながらの炭や薪での調理が増えてくるものと思う。そこで問題なのが個々の家庭で調理すると効率が悪いこと。それと火災のリスクが上がることだろうと思う。そこで共同調理場の案となる。
炭や薪の場合は調理が終わってもしばらくは燃え続ける。それだけ貴重の燃料を無駄にしてしまう。また着火から調理がはじめられるまでも時間がかかる。火災についても各家庭がそれぞれの小さな家で焚き火をするような状態なのだからリスクはあがる。それを広い場所での共同調理場ができれば燃料効率も良くなるし、広いことや消火器など備えること、1ヶ所で複数でまとめてするとか順番にすることで火災リスクは下げられる。
■Go-Han運営について
素案では設備を僕が購入してバランガイのリーダーを通して地域が運営主となってもらう。もちろん相手が望めばの話。そうすることで摩擦を減らしつつ火災などトラブルの責任を回避することができる。また燃料や食材も住民に用意してもらうことで責任をもってもらえ依存されることもなく持続性もある。
ただし状況によってはKOYAが食材を用意して『食事の配給(子ども食堂的な?)』ことを定期的にすることも予備のプランとして考えてはいる。生活が困窮すると食べるものに困る人達もでてくる。もちろん子供も影響を受ける。飢えだけでなく困窮すると犯罪が増えるので、できる範囲でセーフティーネットをはりたい。炊事は地域の人の協力を得たいと思う。
■必要な備品など・・・分からないが推定5万円〜10万円
・ロケットストーブ(熱効率がよく煙突のあるもの)・タープ(KOYAの備品のを貸し出す)・テーブル、・イス、・火消し壺(密閉性のある大きな缶で酸素遮断して燃料を再利用)
・消火器、・バケツに水かホースで水がかけられるようにする。・消火ブランケット、・連絡用ホワイトボード、ファイヤーグローブ(か軍手)、火ばさみ、大鍋、長いお玉、クラーボックス、(食材のカットなどは家でしてもらう方がいいのかも・・)
加えて状況によってはストーブはもう1つ必要かもしれないし、LEDライト、あるいは防犯カメラなどはあったほうが良さそう。そこら話し合いながら柔軟に変更していきたい。
もし1つが稼働して少しノウハウがたまり『役に立つ』となれば、同じマルガイの別エリアに数カ所おなじような調理場を作ってもいい。またKOYAの活動で連携してくれている大学生らのいるUPやアテネオ大学のエリアでも1ヶ所そういう場所を作ってもいい。
危機が現実的なものになれば僕の知人らと相談して1つ目は作るが、2つ目以降はそのエリアが自主的にシッカリ運営してくれるかと、僕と一緒に活動してくれる人の熱意次第かもしれない。僕も手の届く範囲では支援したいが無理して苦しんでまでしたいとも思っていない。
■発展型A・・・子ども食堂
共同調理場において例えば週1回とか何かしら食べ物を配給することになるかもしれない。それは単に燃料でLPGが使えなくなったというだけでなく食べ物にも困るという人たちがではじめた場合に検討する。ただし無料での配布は一歩間違えば長蛇の列ができカオスになる。だいたいてきにはPRしない。また場合によってはチケット制にして近隣で生活困窮していると見られる人たち(とりわけ子供)に配って優先したいように思う。
またこの手の活動は地域の理解が必要になる。なぜならいくら活動する側が慈善で行ったとしても大々的にすることによって、地域で飲食屋台をしている人たちの商売を邪魔してしまうことにもなりかねないから。なので近場で食堂をしている人たちとは日頃から顔つなぎをして時に客になったり、子ども食堂をする時に"有償で" 協力してもらうことで波風を立てないようにしたい。
加えて無償で食事を提供するとはいえ、余裕のある人には道路においている木を拾ってもってきてもらうとか、KOYAでの活動で子供たちに絵本を読んでもらうという形で相互に助け合いみたいな要素が入れられるとベターだと思う。
■更に発展型B
停電のリスクは低めだとは現在の読みだがとはいえ石油関連の発電もしていていくらかは影響がでるかもしれない特に電力消費の多い時期や時間帯では計画停電ということも考えれる。そういった場合にポータブル電源を用意してスマフォなどが充電できるようにするといったこともするかもしれない。また停電がひどいようなら小さなタイプの太陽光パネルをつけるかもしれない。またここでは詳しく書かないがKOYAを勉強部屋として開放するということとするかもしれない。
どーなりますやら・・・。