フィリピン考察記

ほぼ文章だけのブログ

特異度90%の妥当性

僕は連日、新型コロナウイルスに注目しています。怖いとかそういう感じではなく『好奇心』です。人がどういう反応をするのか、政治家や専門家の反応や誰の予想が正しいのかなど、心理学的にも投資家としても非常に興味深い。

"にわか" の知識でワクワクしている様子は日本ラグビーのブームに湧く観客のよう。ただし僕はラグビーにはまったく関心がありませんでした。


さて今回は今までの前提を覆す嬉しいツイートを発見したことでの再考察がテーマです。本題に入る前にあれこれと前置きをさせてください。

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僕は何度が『韓国は検査をしすぎ』っていうことと『それにより偽陽性がかなり出ているのでは??』という仮説を展開してきました。それは医大生の試験にも出てくるような計算式と、複数の医師の見解をみて、それを前提にした試算でした。

『感度70%、特異度90%』、、、それに有病率を入れる感じです。

新型コロナウイルスの検査をしすぎてはいけないのでは?? - フィリピン考察記

 

ですが、それと同時に、疑問も持っていました。
『その前提は正しいのだろうか??』・・・当然ながら僕は素人ですが、医学の分野も専門はそれぞれで、医師といえど検査においては専門性が低いと思ったことと。あの計算事態が定理といった絶対的なものではなく、推定するためのものだと思ったからです。

疑問『なぜ有病率が凄く低い時に偽陽性が出るのだろう??』

・・・なんとなくコンタミ(汚染)というのは調べていた段階で知っていました。

ただしコンタミがどのていど起こるか特異度っていうのは90%でいいのだろうか??って思ったのはこういうケースです。

『有病率が0%だった場合』・・これは誰も感染していない場合です。
でも計算上は特異度90%で計算すると、偽陽性が10%でてきます。90%は陰性で正しい。ですが、誰も感染していないのにコンタミがおこりうるかと考えると、おこりえないと思うのです。

なので、僕が感じていた疑問は・・・『実は特異度はケースバイケースで変化するのでは??』ということです。検査の熟練度とか環境でウイルスをうまく採取できなかったとかはありそうです。またミスによりコンタミはありゆるとは思うのですが、感度をあげむりやりにウイルスを探そうとしなければ偽陽性にはなりにくいのではないか??と薄々おもっていました。

そして2日ほど経過して、最初の仮説と同じ論理展開の医師やらを見つけ、僕は自説の信憑性は高いのでは??という思いを少し強くしていたときにこのツイートを見つけました。


 
プロフィールを見ると学生時代は強電系??で今は通信の仕事をしている若者みたいです。僕はプロフィールは参考にはしますが、絶対視はしません。大事なのは論理として考察に値するかどうか。

僕には彼の一連のツイートを理解できませんでしたが、今まで『前提にしていた特異度90%』というものの信頼度が見事に崩されたと思ったのでした。

僕は何が正しいのかはわかりません。ですが、計算や前提は常に間違っていないかチェックする必要があると思っています。そして分からないものは分からないという状態で考えるべきだと思っています。

そんな訳で僕は今までの前提からくる仮説の信頼度を下げます。

表現としては・・『おそらく韓国での感染者で本当の感染者は1/4~1/5である』から
『検査精度が分からないが、精度によっては最悪の場合は感染者の多くが偽陽性である可能性も否定できない』という感じに修正します。

実際の特異度はおそらく誰にも分からない。おそらくは検査のプロが議論して推定していくような部分だろうと思う。日本の感染症対策チームも感度や特異度については推定ですら公表していません。

いままで紹介してきた医師らも、いままでの傾向から試算してきた訳で、計算上は間違ってはいません。単に前提となるものが分からないから結果を間違う可能性があるということです。

そんな訳で発言を修正した訳ですが、他の部分については同じ意見を持っています。

『韓国は検査をしすぎ』であったり『感染者を病院に集めるのは悪手』だといった意見です。

それらも様々な意見があり、僕はいろんな人の意見を聞いて自分の考えることもありえます。僕は自説にこだわる気はありません。専門家でもないのでその辺にプライドがありません。単に何が正しいのか。それを追い求めて考察するのが好きな感じです。