フィリピン考察記

ほぼ文章だけのブログ

日本の未来は韓国にある。

 連日のCOVID-19 ネタです。


◆北京と上海は参考にならなかった。

僕は都市部での感染の広がりを見る上で中国の北京市と上海市に注目していた。そこでの感染が300件を越えるか越えないかのあたりを見て『どの程度の増加傾向を示すのか?』は2週間とか先の東京都や大阪府の数字を見る上で参考になると思ったからだ。

ただその目論見は外れた。中国の両市は感染者数があまり増えていない。それ自体は良いことなのだが、ただそこで出勤などがかなり制限され電車もかなり空いているみたい。これは今の東京では見られないことで、いざとなれば軍隊を使ってでも都市を封鎖できる国とそれができない国の差だと思う。


◆韓国の感染者数が激増し日本の目安になりうる。

『参考にならない』と思い始めた時にお隣の韓国で感染者数が増えてきた。主な理由は宗教施設での集団感染だったりするのだが、その後も病院で集団感染があったみたい。そんなこんなで感染者数は400名を越えた。3日で7倍という報道もある。

感染症のにわかウォッチャーの僕の知る限り、感染症は一定の増加傾向を示すが、その中でもスーパースプレッダーと呼ばれる人が現れ増加を一気に跳ね上げることが知られている。韓国にそれが現れたことで感染者数は日本の3-4倍になった。

日本で集団感染が初期におこらない限りは、韓国は日本の約2週間先をいくことになる。日本も感染者が増えていけばフィリピンなど外国から入国禁止の措置を受けることになるが、今のところ韓国が先にその扱いを受ける(もしくは同時)

また管理に医療崩壊を起こすほどの膨大な感染者になる場合もまず韓国でそうなってしまう可能性が今のところ高い。申し訳ないが『日本の未来は韓国にある』として僕はウォッチしている。

ちなみに韓国は国土も人口も1/2ということでザックリイメージしておくといいと思う。先に日本の3-4倍といったが人口や面積を考慮すると7倍くらいのイメージ。

以前に『新型コロナウイルスは季節性』という専門家の意見を聞いて、僕は少し楽観視はしているが、新型コロナの感染力は強いと見ているので仮に致死率が低いとかいっても感染者が爆発的に増えた場合は医療崩壊をおこし武漢のようになる・・・という可能性も少しはあると思ってる。


◆インフルエンザと感染力の比較する場合に注意する点。


そうそう。よくインフルエンザと新型コロナの『感染力の比較』がされることがあるが、あれは条件によって違うと思う。

『それぞれの発症者がいて、それが普通に生活をして新たに感染する人数』

っていうのが1つの感染力の目安としてあると思うが、実際にはインフルエンザは発症すると熱が出て家に留まるとかいう可能性が高く、それに比べ新型コロナの方は発症していても軽症なため動き回って感染を広げてしまうという傾向があるからだ。

もちろん発症者でも、軽症の人に比べ重症の人の方が感染力が強いのが一般的みたいだが、軽症の人がバンバンと動き回ってその接した人の中に老人とか糖尿病の人とかいて発症し重篤になっていくとしたら、やはり新型コロナの感染力を侮ってはいけないと思う。

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(余談1) 池田信夫さんと有本香さんの論争。

池田さんの方はCOVID19自体の危険性は低いのでイベント中止とか過剰だと考えていて、それによって経済へのダメージの方が深刻だと考えている。有本さんの方は経済へのダメージよりこの未知のウイルスに対しては備えるべきだという考え。

僕からすると、感染した場合の症状や致死率に関しては既にだいぶ分かってきていると思う。インフルのようにワクチンがないとしてもインフルはワクチンがあってもそこそこ死ぬ。日本なら毎年1000人以上は・・。ちょっと省略して結論を言うと『どれだけ感染が広がるか次第』だと思っていてそれは現段階では分からない。と思う。


(余談2) 岩田健太郎さんへの批判を擁護する。

岩田さんが当初楽観論を展開していたと批判を浴びている。特に気になったのが『武漢でジョギングはありだと思います』という1/30のツイートの一部。

僕はこれ自体は楽観論でも何でもなく論理的な専門家の意見だと思っている。ただしTwitterでそれだけ言うことで誤解を生んだのだと思う。

どういう誤解か。読者:武漢で感染が蔓延しているのにジョギングなんて危険。

だが実際に1月末の武漢の状態はどうかというと既に蔓延して封鎖されているが、それだけ街中には人もまばら。そしてジョギングっていうのはどういうものかというと、単に走るだけ。なので街中を走って『何も触らなければ接触感染はない』そして『誰とも近距離で接しなければ飛沫感染もない』ってことで『あり』なのだと思う。

一般的にはウイルスがそこら中の空気中をウヨウヨしているイメージがまだあるのかもしれんがいが、空気感染の報告はない。あくまで接触感染や飛沫感染なので、上のケースだと問題ない。と専門家の立場で書いたのだと思う。

今はみんなナーバスになっていて政治家も専門家も叩かれて大変だと思う。