僕はフィリピンで週1くらいのペースでDIY(主に木工)をしているのですが、ここでは木材は少し高いです。日本ならホームセンターで2×4材や1×4材が安く売っていますが、こっちは流通の問題か少し高い・・。
ただセメントとかペンキは安く。一番のメリットは『アシスタントを雇える』です。
だいたい週1回4時間・・・日本円で700円くらいでバイトしてもらってます。
僕の場合は『ものづくりは好き』なのですが『地味な作業が苦手』ですから、最初に段取りだけしておいて『この木をヤスリがけしといて』とか『これとこれを白のペンキで塗っておいて』といった具合に頼めて助かります。
木材は高いので大家さんの庭に放置されていた錆びた椅子を安く譲ってもらってリメイクしたり、剪定した枝を譲り受けてベンチを作ったりもしています。
DIYのメリットっていくつかあります。僕的には・・・
▼メリット1:趣味としてモノづくりが楽しい。
自分好みの家具が作れます。
▼メリット2:不要なモノをリメイクしたりして活用できる。
使っていない棚を上下に切って、それをソファーにしました。
▼メリット3:運動になる。
雑用はアシスタントに任せていますが、ほどほどに運動に。
▼メリット4:ジャストフィットの家具が作れる。
市販のものは大きさがバラバラ。自分で作れば冷蔵庫と同じ高さとか、隣の家具と同じ奥行きとかで作れて部屋に統一感がでます。また活用されていない空間に収納を作り活かしたりできる。
▼メリット4:節約になる。
木材や工具にお金がかかったりアシスタントのバイト代もかかるので安い家具と比べれば節約にはなりません。ですが観光ビザで働くことができない僕が自分で家具を作ることはある種の労働です。合法です。なぜなら普通に働いて稼いだお金で大工とか家具職人に頼んで作ってもらうのと収支的には同じだらです。稼がないかわりに出費をおさえられる。自分で自分に依頼する感じ。
まぁ面倒なので週1日くらいですけどね。
あとフィリピンの場合は雑貨とかが意外に高いのと木工のツールとかも種類が少ないので、帰国する度に100均で材料を調達したり、ネット通販でツールを購入したりしています。
外国人はフィリピンで家を買うことが出来なくて、僕は買えるお金があったとしても買いませんが・・。賃貸で家をリフォームとかするのはそれなりにリスクがあります。悪どい大家さんなら家がキレイになったら家賃を大幅にあげて追い出したりしてきます。
ですが僕は恵まれたことに大家さんと良好な関係を築けています。お互いに困った時に助け合いとかが出来ていて、僕にとっては軽い疑似家族的な存在です。大家さんはこの借家を好きにいじっていいよって言ってくれている。もともとボロい物置状態だったんですけどね。
とりあえず僕が生きている間は普通に住めると思う。
そして僕が死んだらそこそこキレイになった家が残る。大家さんの代はあまり関係ありませんが子どもたちはラッキーだと思います。僕としては彼らに遺産相続させるような感じで何も不満はありません。