KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

マニラブ炎上について2

前回 マニラブ炎上について の記事において、事情が分からないなりに見解を述べた。僕は出来るだけ中立的な立場で書いたつもりで今も公平に見ようと思っている。

趣旨としては「支払いなどがされていないならそこは責任追及されてしかるべき」ただし「本筋とは関係ない憶測によるも批判は出来るだけしない方がいい」といった感じのもの。

なぜそれを言ったかというと、制作に大きく貢献したとされる外注デザイナーYさん(であってるのかな??) への正当な報酬が支払われていないなら支払われるべきだと思うが、その人に肩入れする人たち(主に同情や正義感からなされているものだと思う) の批判のポイントがズレると直接発言が表にでてきていないYさんのイメージも悪くしてしまうと思ったからだ。

なぜならマニラブに出資した人たちは基本的にマニラブを応援している人たちで、このようなトラブルは望んでいない。だからといって「報酬未払い」を肯定しようなんて人はほとんどいないと思う。そんな状況が見えない中であれこれ非難をみていて本筋と関係ないものがあれば反発したくなる。


僕はその対立が「不毛」だと思っている。

支援者から批判者に対して「あることないこというな!」っていう場合は、主に「あること(事実が分からない報酬未払いなどについて)」ではなく「ないこと(主に憶測による中傷など、詳しくは前回のブログをみて)」について言われているものであると僕は思うが、批判者は「じゃあ報酬未払い等でデザイナーが疲弊するのを容認するのか?」みたいな反発がくる。

僕は報酬未払い等が事実なら支払われるべきだと思うし、非難されるべきだと思うし、謝罪などが行われるべきだ思う。

そういう部分で第三者どおしが非難し合うのは出来るだけ避けた方がいいと思ってる。

逆にマニラブの活動自体は応援したい気持ちがあるが、事実確認ができない以上はできるだけ憶測による非難はさけ中立的な発言をしてきたつもり。


(ちなみに前回のブログから批判者の1人から意見をもらったが、Yさん(鍵アカウント)をツイッターでフォローしている人が知っている話であっても、僕らフォローしていない人からしたら知らない話だというのは理解して欲しい)


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そして沈黙を続けてきたマニラブ側が発表をするというので待っていた。が、僕は今回の発表は「悪手」だと思う。


理由1:和解しようという姿勢が感じられない。

まずマニラブが注力すべきは外注デザイナーとの和解だと思う。いろんな行き違いがあるにせよトラブルが起きているのは少なく見積もっても配慮が足りなかったことがあると思う。

(僕自身がDTP&WEB業界で働いていたので仕事が集中したり、簡単に思うことが実は大変な作業だったり、契約外のことを言われたりといった経験はある。僕の上司(経営者) はそれをうまくあしらったり出来たからフリーランスでそのスキルがないと悲惨なことになりうるというのは想像できる・・・カッコ部分はあくまで一般論)


理由2:説明会はいいがネット上でしないと不透明感が残る。

次に出資者を含めこの問題に関心をよせ心配している人たちへの説明だと思う。もちろん一般に言えないことや言いにくいこともあるだろうと思うが、以下については早々に説明すべきだと思う。それは・・

「報酬未払いは事実なのか」

気にしてる人みんながわざわざ説明会にいく訳にいかない。説明会は説明会でいいと思うが、言える範囲で状況説明をして欲しいと思う。僕らからすれば「モヤモヤがまだ続くの??」って思ってしまう。


理由3:訴訟自体が悪印象である。

僕も批判者の発言の中には誹謗中傷にあたるようなものもあると思う。第三者が見ても不快なものを言われた当事者なら怒るのはわかる。だが僕はこうも思う。おそらく批判者の多くはYさんらを思っての発言なのだろうと思う。

そして訴訟は誹謗中傷を牽制する意味があるが、和解より抗争を望むという印象を与え、イメージがよくない。

スタンスとしては第三者の誹謗中傷は無視し、納得できない部分もあろうとは思うが出来る範囲で譲歩してYさんらと和解して欲しい。その姿勢が見られたら誹謗中傷は自然と収まる。


正直なところこれだけ拗れたこと自体が大きなミスだと思う。それぞれの正当性を主張することは泥仕合にしかならないし、マニラブとして今後活動する上で「いかに被害を減らすか?」と考えた時に最良の方法は「和解」だと思う。

第三者を入れるとすれば訴訟のための弁護士ではなく和解のための仲介者の方がいいと僕は思う。

引き続き「出来る限り平和的な解決を望む」