KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

健康保険料がゼロ。

今回は3週間ほど日本に滞在した。市役所に行き転入届を出し国民年金と国民健康保険に加入(両方とも義務)した。滞在中は整形外科に1回。歯医者に5回いった。合計で1万円くらい払っただろうか。なので医療費として健康保険の財政からは2万円ほどが出してもらっていることになる。

そこで僕の健康保険料はいくらかというと・・・・【0円】


・・・・・・その理由は後半で書くが、もともと健康保険とは『国が税金を使って国民を支える』って社会福祉的な側面と『国民がお金を出してあって支え合う』って保険の側面がある。

もしこれが純粋な保険なら、病気になりやすい高齢者の保険料は若者の5倍でも不思議ではないし、夫の扶養家族に入っている人や生活保護の人が保険料を減免されることも、所得が高い人が高額の保険料を支払うこともない。

なので、健康保険料として支払っているものは簡単にいえば『税+保険料』みたいなもの。なので国民を支えようという主旨は僕もわかる。


海外在住者においては海外で別途健康保険に加入したりしてるので2重払いにならないためや、移転の自由がある以上は加入したり脱退したりがそれに付随してくるのはあるていど自然なことともいえる。

僕もフィリピンで歯医者にも行くし、病院にもいく。ただし大病をした場合は出来る限り帰国して日本で治療を受けたいと思う。本来の保険の主旨からすれば大病になってから保険に入れるというのはオカシイのだが、そこは福祉という部分で申し訳も思いつつそうさせてもらおうと思っている。

(そのかわりというのも変だが、投資で多く納税したいとは思う)

さて今回健康保険料が無料だったのにはこういう理由がある。

『基準になるのが月末』・・・日割りになるわけでもなく月末まで出国すれば保険料がかからない。海外在住者は覚えておいてもいいだろう。ちなみに転入せずに日本の病院で無保険で治療を受けようとすると『10割負担・・・ではない』・・・病院で確認したら無保険の場合は『自由診療になる』ということで僕が聞いた病院では200%だと言われた。保険を使うかどうかで20÷3=6.6倍の違いがでてくる。


僕は健康保険についていろんな意見があるが、このブログはオピニオンを目的としていないので多くは語らないが、もう少しシンプルにしつつ、海外在住者にも祖国に一部でも納税するような仕組みがあってもいいと思っている。