フィリピン考察記

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新型コロナウイルスの致死率は0.2%未満!?

新型コロナウイルスに関して5/11時点の見解を記しておく。

 

1:致死率0.2%未満の根拠

2:致死率0.2%未満をもう少し検証
3:その致死率で都市封鎖は行き過ぎでは??
3:マスコミ・政治家・医療専門家のポジション。

4:今後の見込み。

 

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1:致死率0.2%未満の根拠


専門家の中から『致死率は0.2%以下』という分析が出始めている。根拠はカリフォルニアでの抗体検査やらから実際の感染者が思ったより多いと推定したスタンフォード大学のチームやら、あるいはPCR検査を国民の1/10くらいにしてると言われるアイスランドの結果などからの推測がされている。

MIT Tech Review: 新型コロナ、致死率は0.2%未満か? シリコンバレーで抗体検査



ここではシンガポールのケースで考えてみたい。

5/11時点の【感染者数は23336名、死者は20名】

致死率は単純計算では0.08%となる。だがこれは間違い。感染者は感染が発覚した時点では回復するか死ぬかが決まっていない。この後で死ぬ人は増えるので致死率が増える。ただし感染者数が認知数であるということも大事で、シンガポールは小国で検査体制がシッカリと整ってきている国。そんな国でも国民全員を検査している訳ではない。

であるなら『実際には感染しているが検査されていない人(もしPCR検査したら陽性)』と『実際には感染していたが既に完治した(PCR検査しても陰性だが既に抗体がある)』という人達がそれなりにいるはず・・・・これによって致死率は下がることになる。

それらを総合すると致死率は0.2%未満になることは十分に考えられる。下手をすれば0.1%を切ることすらあるかもしれない。

シンガポールは感染者数が再び増え始めた段階なので彼らがどうなるのか待つことでもう少し正確な分析ができるようになると思う。


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加えて現在、世界中で抗体検査が使われてきているが、これがちょっと厄介。多くの検査キットが精度が悪く使い物にならないことが徐々に分かってきている。分かりやすいのは交差反応といわれるもので、風邪の原因として知られる旧型のコロナウイルスに対しても反応してしまうもの。

医師らも抗体検査については詳しくない。メーカーは当然ながら『高精度だよ』と売り込んでくるし、行政も『いまはいち早く認可をすべきだ』といった感じになりやすい。

その結果として、トンチンカンな分析が次々に出てくる。

例えば『2019年8月には新型コロナウイルスは日本で蔓延していた』みたいな分析結果。おそらく以前の血液を抽出して抗体検査をしたのだろうと思う。仮にその時期に蔓延していたとすれば欧米での感染爆発によって病院がパンクしていることの説明がつかない。感染の広がるスピードが2019年だけ超スローであるということは考えにくい。しかも武漢初だということは元から多くの証拠があり時期も分かってきている。それを覆すような証拠がまったくない。にもかかわらずそんな論理を展開するような教授がいる。


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2:致死率0.2%未満をもう少し検証


上のシンガポールで試算した『致死率0.2%未満説』を他の国に当てはめて矛盾していないかを検証する。感染者数世界一のアメリカと最初に感染爆発して医療崩壊したと見られるイタリアでもみてみたい。なお人数はキリの良い数字にしてある。

■アメリカ:人口:32800万人、感染者数:132万人、死亡者79000人。
■イタリア:人口6000万人、感染者数22万人、死亡者3万人。


仮に致死率が0.2%だとすると・・・。

■アメリカ:最大死亡人数:65.6万人

■イタリア:最大死亡人数:12万人

 

もちろん集団免疫があるので最大までいかない。50%だとしてもその人数には達していない。いまのところ矛盾はなさそうだ。仮に現段階でそれを越えていたらこの仮設はそ時点で破綻するから。


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3:その致死率で都市封鎖は行き過ぎでは??


WHOは3月の段階で新型コロナウイルスは季節性インフルエンザの10倍の【致死率1%】を推定していた。その前提なら、日本やフィリピンのような人口1億人超の国では、最大で50万人〜100万人が死ぬことになった。

だがそれが0.2%となると、最大で10万人〜20万人くらいに下がる。
更に季節性インフルエンザ並みの0.1%ともなると更にその半分になる。

では致死率が当初の想定よりグーーーと下がってきていると思われるウイルスに対して、インフルエンザの時にはしないであろう積極的な検査や都市封鎖やら緊急事態宣言をしてきたのは正しかったのだろうか??っていう疑問がある。

もちろん季節性インフルエンザと違い、入院期間が推定5倍くらいあって、医療崩壊を招きやすいウイルスであることは理解できる。だがインフルエンザであっても死に至る病は相当な苦痛が伴い。死というのは常に残酷なものだと僕は思う。


3:マスコミ・政治家・医療専門家のポジション。


では新型コロナウイルスが思ったほど危険じゃない(致死率が低い)としても、なかなかそう認識されない背景について考えてみたい。

 

A:マスコミ:不安を煽ることで視聴率が取れるという構造。
B:政治家:国民の味方を演出することで支持率が高まる構造。

C:医療専門家:経済はよくわからないが現場の医療崩壊を防ぐことや、目の前の患者を救いたいという立場。

あとAとBに共通するのは科学的な思考力が弱いって部分。Cはまだそれに比べると科学的な思考力はあるが、それでもそういうのが弱く騒ぐタイプの医師がマスコミで重宝される。PCR検査の感度や特異度の計算できない医師とか・・・全て間違っているとは思わない。正しいことも言っているが、政治的な思想に染まっている人は客観的に見ることが難しくなる。


4:今後の見込み。

 
5/11時点での僕の見込みを書いておく、感染者数が減ってきて『あれっ!?8割自粛とか煽られたけど思ったより減っているぞ。自粛し過ぎなのでは??』と気づく人が増えてくる。自粛が解除されはじめてくる。時間差で経済へのダメージ(具体的には失業率の増加や企業の破綻など)が更に表面化してくる。

抗体検査でも精度が高いものが世界で使われてきて、致死率が思ったより低いこと、実際には既に感染して免疫を得ている人が多いことが分かってくる。『あの大騒ぎは何だったのか??』ということになってくる。

が、マスコミも政治家も自分たちの間違いを認めるような事はほぼしないので、単に『みんなの努力、自粛によって感染爆発が防げて良かったね』という基本ラインは動かず・・・かな・・。

僕はアンジェスというバイオベンチャーの株を遊びで買っている。ワクチン開発をしているからワクチンが出るようになる1年未満なら期待で買われていくだろうとの読みで、3ヶ月くらいは持とうと思っているものの、世界が『これは思ったより危険なウイルスじゃない』って認識が早く広まりそうなら、少し早めに処分するかもしれない。


もともとワクチン開発は当たれば巨万の富を生むビジネスだが世界中で開発競争があって、他より早く有効なワクチンを開発できる可能性はそんなに高くない。