KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

マニラブ公式発表をみて

 

実のところマニラブからの公式発表を待っていました。思ったより日数がかかったというのが正直な気持ち。おそらくこれを読んでいる人の多くも「もう発表はなくてなし崩しになるのでは??」って思ったのではないでしょうか。ただこういうのは相手のあること。しかも複数のポイントで行き違いがあったと思うので、話し合いに時間がかかるのは仕方がないのかなって思ってます。

 

さて前回の説明会報告には様々な意見をもらいました。ツイートに対してはリツイートやイイね!の評価もたくさんもらった一方で、批判者らからは「マニラブ寄り」だと指摘も受けました。今回はマニラブの発表を踏まえた上での見解を書いていきたいと思う。

 

 

◼️中立でありたい

 

「得ている情報や考え方は人によって違う」中立であろうとすることは割に難しいことだと思っています。その上で僕はそうありたいと前回のブログを書きました。ただそれは「デザイナーさんとマニラブ」あるいは「クラファンの成果物が違う」という該当出資者に対しての話です。その一方で事実に基づかない憶測による誹謗中傷をする人に対しては批判的な考えを持っています。加えてマニラブを批判する人に対して個人情報を晒したするような人にも批判的です。

 

前回のブログを読んでもらえれば分かると思うのですが僕は決してマニラブを擁護する発言ばかりしている訳ではありません。「デザイン報酬についてはデザイナーさん寄りの考え」をしていますし、訴訟を持ち出したことは「悪手」だとも言っています。批判に対しても、そういう部分は認めています。

 

 

◼️現状認識

 

問題は大きく分けて2つ。A:マニラブとデザイナーさんとの揉め事。B:スペシャル本の件。

 

Aについては当事者同士で話し合いが持たれ、その上で合意し発表になった訳だから、第三者がこれ以上とやかく言う問題もないように思います。揉めた上でのことなので誰もが納得できる円満解決なんて出来ないのは仕方がないと思う。Bについてはマニラブに落ち度があったとは思うものの、謝罪があり希望者に返金があったということなのでこれも終了だと僕は思っています。それを詐欺だと捉えるかは人によって感じ方が違うのだと思いますが、僕は手探りの中でマニラブ本誌という成果物を仕上げ、副成果物の形式が変更になったという感じなので悪質だとは思ってません(対応には問題あったかもしれません)

 

出資者の多くは活動自体を応援したのだと僕は思っていますが中には「スペシャル本が目当てで出資したんだ!」って人がいてもそれはそれで1つの考え方だと思います。そういう人は返金してもらっているものだと僕は思います。

 

あとこの件に関して「全額を全員に返金すべき」って意見をあるブログで見ましたが、僕は主目的は達成されていること、また該当者であっても理解して応援している出資者がいることなどを考えると、希望者のみ返金である方が自然だと僕は思ってます。それにクラファンをしてこの種の手違いで全額返金って流れが普通になったら怖くて誰もクラファンできなくなるよって思う。

 

 

◼️収益事業であるかという問題

 

このクラファンに関しては今回の公式発表をもって問題は概ねクリアになったと僕は考えています。中には観光庁とかにマニラブを買い取ってもらうことや、イベントの参加費などを根拠に「収益事業だ!」と言っている人もいますが、クラファンの時点でそういう話はなかったろうし、マニラブを作成することに関して彼らは無給で尽力し活動をして収益が上がっている訳でもないし、収益を目的に活動している訳でもない。

 

僕は今後マニラブがNPO的な集団になっていっても、更にはビジネスみたいな形になっていったとしても、それは彼らの自由だと思う。世間的にNPOは非営利団体だと認知されているが、それは営利を目的としていないという意味でNPOの職員が無給で働いている訳でも収益の出る事業をしていない訳でもない。

 

 

◼️マニラブ本誌への批判について

感想は人それぞれでいいと思う。ただしオカダマニラツアー とかオカダマニラ のアフィリエイトをしている人たちがマニラブ批判の合間に「オカダマニラ をもっと特集すべき!」みたいは発言をしてると、「それってエゴじゃない!?」って思ってしまう。マニラブ本誌をどうした方がいいのかという意見とは関係なく、本誌を作るのは実際に企画し取材してきた彼らの(義務であると同時に)特権だと思う。出資者は成果物が期待したものでなかろうと出資金を返金してくれなんて言えないし、そういう人は出資者になるべきではないと思う。

 

(ちなみに僕はオカダマニラのステイクホルダーではあるのだが特集した方が良かったなんて微塵も思わない)

 

 

 

◼️Twitterでどう立ち回り

僕自身はマニラブの問題にどの程度かかわるのかは迷っていましたが、ブログを書くことで「波風は立つだろう」と覚悟は決めていました。その少し前くらいのTwitterはマニラブが沈黙し、憶測が飛び交い、少し知る人からすれば事実無根の酷い発言も混ざっていました。それに対して指摘しても袋叩き状態。ブログ後から僕は批判者に少しずつ関わりました。あるていど話ができそうな相手を選んだりもしています。Twitterで複数を相手するのはシンドイですから。

 

批判者とのやりとりは時に気分の悪いものでしたが、彼らの言動を晒しても余計な波風が立つので控えます。

 

ただ正当な批判とは別に、憶測による誹謗中傷だと思われる部分はいくらかは後になって分かってきたのじゃないかなって思う。その部分については批判者も謝罪すればいいのに・・・とは思ってます。

 

 

◼️チャレンジする人たちを見守る環境

 

一般論として言えば、僕は起業やイベントあるいはボランティアに挑戦する人達を応援する人が増えて欲しいと思う。新しいチャレンジにはトラブルはつきもので間違いもおこる。あるていど周囲が寛大な気持ちでいてあげて欲しいと思っています。いろんな人が小さなことを指摘しだすと挑戦する人がただでさえ少ない日本で更に挑戦者が減っていく。いろんな人が批判するギスギスした社会より、いろんな人が応援し成功者がボチボチと増えていく社会の方が良くないですか??

 

もちろん問題について批判が入ること自体は自然。自浄作用は必要なことだと思います。でもほどほどでいいと思います。