KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

マニラブの炎上について

 

マニラブの件・・・トラブルがあったのはわかるが事情がわからモヤモヤする。

 

そんな訳でクラウドファンディングにお金を出した1人として現在のとこの見解を書き留めておこうと思う。

 

◼️1:被害者について・・・事情がわからないから被害があった部分に関しては、被害者が文句を言うのは自然だと思うし、責任追及などはしたらいいと思う。できるだけ話し合いがなされ和解されればいいとは思う。

 

◼️2:売名について・・・・僕は売名的な要素はあっても良いと考えるタイプ。情報誌を企画し出版したこと自体は立派だと思うし、その経過や副次的なものとして名前が売れることも自然だし応援したい・・・またトラブルの内容次第では見方が変わる可能性もあるが今は成り行きを見てる感じ。

 

◼️3:他の旅行雑誌もしていることについて・・・これも「別にいいんじゃないの??」って思う。2つする方が効率が良いとかそういう部分があったって。他の旅行雑誌に関わっていること自体は知っていたし、そもそもマニラブでクラウドファンディングしたっていっても印刷費やら取材費用とかを考えると儲かるような金額じゃない。また本人らの能力とかを考えればなおさら。

 

◼️4:紙面のクオリティや目的について・・・僕は見やすいと思う。デザインとかは優秀な人がしてると思うし、企画自体も良く考えられている。そもそも手探りで進めれた情報誌でそれだけのものが作れることの方が珍しいとすら思う。

 

◼️5:計画性について・・・これは反省点の多い部分だろうと思う。ここは慣れてないから仕方がない部分とは「約束していたことができていない」ことについて出資した人からクレームが来るのも仕方がないと思う。A:プレミアムガイドブック、B:出資した人の名前を入れる。他にもあるのかもしれないがその2つについては確認してる。

 

 ただ僕自身は自分の名前がのること自体を重視していないので気にしないし、それらが悪意によってなされたものだとは思わない。どちらかというと企画段階でのものと締め切り前の忙しさやらで外さざるをえなかったといったタイプのミスだと思う。ただし実際に実現していない部分については説明や謝罪は早い方が良かったろうと思う。それは正当なクレームの対応ということになると思うが、それについてもクレーム対応って割に経験がいるので上手にできないことはありがちなのかな・・・って思う。

 

 そもそもお金をガメるつもりの詐欺なら、そういう約束自体をしないと思う。安易な約束と対応のミスかと思う。

 

◼️6:労働許可などについて・・・厳密には違法なのかもしれないが、この情報誌自体は儲かるようなでもないし無料で配布してる。今の段階では「みんなでお金を出し合ってサークルの会報を作ったようなもの」という解釈もできなくはない。僕はそれについて非難するつもりはまったくない。その先に継続していき収益事業として形になりかけてきたらその時はちゃんと登録しておいた方がいいだろう・・・というくらい。

 

またイベントで集めたお金についても、僕は別にいいと思う。クラウドファンディング自体は「情報誌の製作と無料配布」だったと思う。その後でそれがNPO的になっていくのもビジネス的になっていくのも彼らの自由だと思う。

 

◼️7:ヤリガイ詐欺って記述について・・・反マニラブ側のツイートをみててそういう記述があった。外注先への支払いトラブルもからんでいるようなことが書かれていた。ここからは一般論として、僕は約束した支払いをしていないのであれば払うべきだと思うが、報酬について事前に話し合いがなされていないならそれ自体が問題だと思う。また僕自身は本人がなっとくしているのであれば「たとえ無給であってもいい」と思っている。

 

またイベントの収益について批判している人たちは、逆に「彼らに今後も無給で働け!」って思っているのだろうか??僕はNPOの職員が給料をもらうこと自体は普通のことだと思っている。ただしイベントの収益などが単発でなく今後もそういった活動を続けるならボチボチと公式な許可を取っていった方がいいと思う。個人的にはまだ早いとも思うがあれだけ厳しい目線があるなら急いだ方がいいのかも・・。

 

◼️8:憶測のツイートについて・・・反マニラブ側が被害について文句を言うこと自体は自然だと思う。ただ事情を知らない立場から見れば「憶測による部分」についてはツッコミたくなる。例えば「マニラに長く関わっていくつもりなら永住ビザを取っているはず・・」といった感じの記述。僕はフィリピンに長く滞在するつもりでいるが「できるだけ観光ビザで滞在したい」と思っている。永住ビザは手間がかかる割にメリットが少ないと感じてるからだ。

 

また「そもそも在住者にはガイドブックはいらない」なんてツイートも見たが、在住者でもガイドブックは欲しい人は少なくないと思う。永住権の必要性にしてもガイドブックの必要性にしてもこれは個々で違うはずでそれを一般化してるのは憶測でしかない。批判は批判でしたらいいと思うが事実に基づく部分にしぼった方が事情を知らない人からすれば理解しやすい。

 

◼️9:お金の出入りについて・・・・僕はマニラブがクラウドファンデイングしたこと以外にどういったタイプの出資者がいたのかは知らない。なのでその前提で話をすれば、新しい情報誌を作ることは相当な労力が必要。僕も雑誌系の仕事をしたことがあるから余計に思う。印刷代や取材の交通費などなど・・。外注部分については問題なっているからここでは除外するが、仮にあれが商売だと仮定すれば彼らの人件費を考えると大赤字だと思う。彼らが「新しいマニラの情報誌をつくりたい」と思いサークル的に活動したから完成したのだと思う。

 

また現金出納帳の開示について、僕はNPO団体でも募金を主な収入源にしているところは、できるだけ情報開示をすべきだと基本的には思っている。ただ義務はないと思う。特に今回のはクラウドファンディングによってお金を集め主たる目的「情報誌を完成させ配布する」は達成されている。個別の特典については不履行だと思うのでその部分については返金を請求するなり、不満がある人がすればいいと思うが、それ以外は本筋と関係ないと思う。

 

僕の今のところの結論としては「未払いや不履行については文句をいうのは自然、それ以外は別にいいじゃん!」って思う。

 

そしてどういうトラブルがあったのかモヤモヤするので出来れば知りたいし、そのトラブルと関係ない非難については知らない人からしたらなんか筋違いに見えてしまう。