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フィリピン考察記

+腎臓病の療養記 in MANILA

庶民がバイトを探す苦労 in フィリピン

フィリピンの庶民の生活は日本人の想像できないレベルだとたまに思う。

つい先日に元家庭教師の子から連絡があった。小さい子供のいる夫婦で失業していて『旦那は海外で、その子はマニラで就職、その時に子供は田舎の実家へ』という決意を固めたところで先立つお金を無利子で融資をして、とりあえず家庭教師に復帰してもらいつつ就職活動の経過を聞いている。

もちろん助けたいのは助けたいが、それと同時にフィリピン人の思考パターンや就職活動などの様子にも興味がある。以前から断片的には聞いていたのだが、やはり思った以上に大変なので今日はそれを書こうと思う。


以前に海外就職の前段階で必要になるパスポートについて書いたのでそれについてはこっちを見て下さい。

manisen.hatenablog.com

 

 

今回は嫁さんの方、いまマニラで就活中。学歴は中卒で近くのモールでインセンティブのある仕事を希望。この子は基本的に働き者で、以前はジョリビーで働きつつその後にレッスンに来てくれてたのだが、コミュニケーション能力が高く、仕事でハッピープラスカードなどのセールスキャンペーンがあった時に他のスタッフ平均の2倍以上を売上げてご褒美にホットドックとかをもらってきたりしていた。

これは1つの才能で大卒の学歴がなくても他のフィリピン人みたいに算数が苦手でも、のし上がれる1つの方法が『歩合のある仕事』だと思う。


さて就職といってもフィリピンは5ヶ月の契約社員ってケースが多い。大統領が正社員化を進めているようだが法律どおりになかなかいかないのも現実。日本でいえばアルバイトのようなもの。ただそれでも日本のようにはいかない。


1:面接地が遠い。

バイトくらい各店舗で独自にすれば良さそうなものを、フィリピンの場合はバイトであっても配属先と面接地は違うことが多いみたい。庶民で無職にとって交通費はばかにならない。

2:面接の回数が多い。

バイトなのにどうして3回くらい面接があるんだろう・・・。交通費と共に時間も凄くかかる。


3:必要な書類が多い。

犯罪を犯していないって証明書(NBIって言ってたかな)とか健康診断(虫歯があったら要治療とか)などがあり、それぞれ取得に時間とお金がかかる。しかも制服の下に着る下着などは無地で名前の刺繍入りとかいう規定のある所もある(アパレルの販売員で盗難を防ぐ為らしい)


4:配属先が遠いとか。

そうやって面接をクリアしても、配属先が遠かったりするみたい。ジョリビーやワトソンなどほぼ全てのモールに店舗を構えているような場合でも、近くの店舗で働くことは難しいみたい。おそらく近くの店舗で働いているスタッフの中にはこの子が行くかもしれない店舗の近くに住んでいている人もいるかもしれない。そしてこれらミスマッチが多いってことはそれらがなくなれば交通費は節約でき(基本的にフィリピンは自腹)そして通勤時間がグッと減り、渋滞も少しは緩和されるだろうと思う。



日本なら求人情報誌とかネットでバイトを探し、必要なものって履歴書くらいなもので、店舗に行って面接したら翌日から働けたりする。フィリピンは上記のように苦労して仕事を探しても給料は安く、そして契約が切れるとまた最初からになるケースが多いみたい。

ホントフィリピンの庶民は大変・・。
そして社会システムがゲスだと思いました。


P.S. BICUTANやFTIの近くで臨時の仕事でもあったら教えて下さい。旦那のほうも日銭が欲しいところなんで。8時間で日給500ペソくらい。まぁまぁマジメなタイプらしく以前の職場では無欠勤で正社員登用を目指したが30才って年令や学歴(経済的事情で4年目に中退)みたい。