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フィリピン考察記

+腎臓病の療養記 in MANILA

チャイルドベガーを眺めていた

フィリピン考察

軽く自宅療養中のHASEです。


昨日は散歩がてらよくいく市場で野菜を買い近くの駅の前で珍しくドーナッツを食べていた。この駅前では貧しい子供が通行人にお金を恵んでもらうように頼む姿をよく見かける。いわゆるチャイルドベガー(子供の乞食)だ。


それはフィリピンの1つの負の側面で『親は何してんだろう??』とか『行政は??』とかも感じるがそれぞれに問題を抱えているのだろうとも思うが、たしょう青臭いことを言うが『どうしたらこの子らの生活を好転させられるのだろうか??』とたまに思うし、昨日はその子供たちを眺めながら考えていた。


子供たちは2人とも男の子。ペットボトルに小銭を入れて遊んでいる。隣の焼売屋とドーナッツ屋に来るお客さんに食物やお金を乞う。ほとんどの人は無視するか断る。そういう光景になれているフィリピン人にとって『いちいち構ってはいられない』という所もあるのだろうがそれでも時々お菓子をあげたりする人もいる。

 

 

『その子にモノをあげた所で根本的な解決にはならない』




・・・・そんなことは分かっているのだがその日の気分や子供の様子によっては食物を分け与えてあげることもある。それがいい事なのかは今だにわからないが・・。


僕がフィリピンで聞いた話では『子供に施しをすると親がそれに頼るようになる』あるいは『乞食の裏にはマフィアがいる』・・・だから『絶対にあげてはいけない』だった。カンボジアの観光地でもそういう広告を見たことがある。

ただ何だろう。それで全員が寄付をしなければ『乞食行為を誰もしなくなる』のかもしれないが、それは非現実的であるようにも思う。一定の人達が施しをしてその上で子供たちはお腹をすかすし、学校に行けるようになるわけではない。


僕は『別の理由』で彼らに常時あげるワケではない。

 

覚えられて子供が増えて囲まれて『また頂戴』となるのが面倒だからだ。強請ればもらえるっていうのを覚えると面倒くさい。だからあげる時はサラッとあげて、強請られた末にあげないようにしている(特に家の近所だし)


こういう問題というのは『無視するのにも慣れるものだ』・・・途上国を訪れる日本人の多くは最初に衝撃をうけ、徐々に慣れ、いずれは気にならなくなる。日々忙しい人にとっては特にそうなのだろう。それも無理のないこと。


僕は子供に聞いてみる事にした。

 

「どこに住んでいるの?」

「クーボ」と答えた。それはフィリピン語で小屋を意味する。古典的なバハイクーボと呼ばれる小屋なら趣もあるのだろうが、おそらく掘っ建て小屋なのだろう。


『家にいって投げ銭でもしてこようか?(500ペソとか)』という思いが頭をよぎった。でも、それで家族が一時の美味しい食事にありついた所でどうなるのだろうか??見つからないようにしないと危険だろうなぁ・・・とかそういった考えを巡らせる。


それならいっそ里親になるつもりでサポートを?・・・そこまでは思いきれない。まだ深く彼らを知らないしそこまでは感情移入ができない。貧困と関わった事がある人なら少しはわかると思うが『彼らがみんな清貧というワケではない』・・・お菓子をあげたら礼も言わず食べ、その場にゴミをすてる子供たちだから日本人として育ってきた人達からすると躾とかそういう部分から何とかしたくなってしまう。


僕が特に気になっているのは『歯』・・・貧困層ほど『好きな時に食べ歯磨きの習慣がない』のだろうか・・・・虫歯の率が高い。そして虫歯になると治療ができず放置したりあるいは抜いてしまうのだろう。虫歯ほど悪循環になることは珍しい。歯が抜けると歯茎が弱くなり歯並びが崩れまた別の歯が抜ける。30代にして50代に見える人も少なくない。


何度か『歯ブラシをプレゼントしたい』と思ったこともある。それだけだとあからさまなので、被災者に生活必需品のいくつを組み合わせて上げたことはある。

また『歯医者を雇って歯科サービスを提供できないものか??』と思ったりもする。

予防と初期の治療あとは子供に特化することで多くの人の幸せにつながるのでは??とか思う。特に歯科は歯医者の給料以外にそれほど費用がかからない。勝手にそんなことをして行政や他の歯医者から目をつけられないかって部分の方が気になる。

よく教育が大事だって言われるけど、大学を卒業してなくてもモールで働ける可能性はあるが、虫歯が多いとそういう可能性は絶たれてしまうと僕は思う。


どんな手続が必要でいくらかかるか分からないけど月15万円くらい集めることが出来たら出来るかもしれない。『みんなで歯医者を雇う』それで『子供の虫歯を減らす』ついでに『ホワイトニングを安くする(スポンサー)』


僕は少し時間に余裕がある健康に少し余裕がない。お金には別に困っていない。もし遺産がいくらか入ったらそのお金はそういったことに突っ込めるかも。語学力とフィリピンについてまだ無知だけど、それはあと何年かで何とかなりそうな気がする。40才の今は少しビジネスとかもしたいけど、50才までに何か社会貢献的なことも始めたいとか思う。