KOYA(マニラで子供らと遊ぶ)

庶民エリアにコミュニティスペースを作ってみた。

半海外移住と国民健康保険

(本題の前に少し覚書として血液検査の結果を書いておく)

マニラで血液検査
をしてから2週間ほどではあったが地元三重県で血液検査を受けてきた。結果は数値的には『ほぼ正常』だった。クレアチニンは0.86(1.21)、GPT23(40)、尿酸値も5.8まで下がった。気になる所は善玉コレステロールが少なめの割に悪玉が多めなことと、赤血球数が少し多い(血が濃い)ことぐらい。医者の言うには気にしなくてもいいレベルらしい。

今も食事などは気をつけているしたまに気持ちが悪くなるがとりあえずホッとした。あと胆嚢のポリープも大きくなってなく良性なのがほぼ確定した。

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さて今回は日本で病院に行ってきた。転入届を出し住民票を入れた。少し申し訳ない気持ちもあるが僕のように『半海外移住している人にとっては有用な情報』だと思うので記しておきたいと思う。

まず国民健康保険がない状態・・・僕がある中規模な病院で聞いたら10割負担ではなく自由診療になるので20割負担になるらしい。

次に帰国時に『A:転入届』を出す場合・・・『B:国民年金』・『C:住民税』・『D:国民健康保険』が基本的にはセットになってくる。組織は縦割りになっていてそれぞれの担当者は他のことをあまり知らない。

まずAはパスポートの日が基準になる。僕が2/24に帰国したので3/1に転入届を出しても『2/24から津市民になったことになる』・・・それに対してDは転入届が基準で『月単位』の支払いになる。つまり2月分の国民健康保険料も支払う必要がある。

市役所のAの担当者によると『転入・転出届は海外に出たり入ったりする度に出して欲しい』らしい。僕は3/28にマニラに戻るから約1ヶ月の滞在でも2ヶ月分の支払いになる。ただし『帰国時にまとめて病院で見てもらえる』というスタイルは保険という意味では不公平感はある。国民健康保険は保険という側面だけでなく税金という側面があり、少し申し訳なく思う。おそらく扶養家族の保険料がほとんどかからないとか、生活保護の医療費が無料なことに次ぐくらいに得している状態だと思う。

ただし海外では別の保険に入ったりすることを考えれば仕方がない部分もあるように思う。僕の場合は歯医者はフィリピンで受診するし日本の健康保険に入り続けることができたとしても活用できなかったりする。


次に『B:国民年金』については加入後に保険機構みたいな所から書類が届くらしい。市役所とは別なので書類が届く頃には僕はもうマニラに行っているだろう。親がいるので手続きを頼めるからいいもののそういう人がいない場合はどうするのだろう??と思う。

続いては『C:住民税』・・・担当者が言うには津市の場合は『1月1日に住民であったか』が課税の基準になるらしい。昔からのルールなのだろうが、転入転出が割に簡単に出来ることを考えると、意識的に1月1日に海外生活をしている状態にしてほぼ日本で生活をしているのに住民税を免れることが出来るのかも??と思った。パスポート連動にして自動で日割りして課税とかしてくれればいいのに・・って思った。


あと国民健康保険については『世帯分離』というのが出来る。僕はいま両親の家にいるが同居していても世帯を分けることは出来るらしく、そうすることで保険料がグッと下がる。不思議だがそういう仕組み。それでいて僕の場合は半分無職で株式投資の収入でフィリピンで細々と暮らしている状態なのだが、株式投資は特定口座というところで利益の20%を源泉徴収し納税することで、所得税とは完全に別で運用ができる。

得をしている立場なのであまり言いたくないのだが、このような形で生計を立てている人は国民健康保険は無収入の人と同じ最低ランクの保険料になる。僕の場合は世帯分離をしなかった場合は年額7万円台で、世帯分離をしたことで年額でも2万円台にしかならない。今回は2ヶ月分の支払いをしたので約4000円しか払っていない。

病院に行ってエコー検査と血液検査などをしたらその1回だけで元が取れてしまった感じ。とはいえ今後も健康に気をつけて医療財政の負担にならないようにしていくし、頑張って稼いでたくさん納税したいと思う。

医療財政的には保険料をたくさん払っていても不摂生をして糖尿や腎臓病になって長生きする方が負担になると思うから・・・といって言い訳をしてみた。


僕が今回の件で感じたのは『市役所は海外に行く時には教えてくれない』し、転入転出をする度に、健康保険や年金の窓口で手続きをする必要がある。僕も面倒だが、それだけ市役所の職員の手間にもなる。それだけ人件費がかかっているという事でもある。

行政の仕組みがとても複雑で無駄が多いと感じた。それぞれの職員が優秀であろうが、その無駄の多い仕組みを誰も変えられない。ここが日本の行政組織の欠陥だと思った。


ちなみに帰国してから(転入届を出すために)市役所に行く前に事故にあって病院に運ばれた場合にどうなるか聞いてみた。すると転入はパスポートが基準で、そういう事情がある場合は後での申請でも国民健康保険の適用が可能になるようだ(仕方のない事情ということで) それでいて転入届などは原則2週間以内に出す必要がある。

・・・・制度が複雑で合理的じゃないので、いろいろと節税する人はいるんだろうなぁって思った。

歯磨きに使ってるもの。

大人になって『歯の大切さ』に気づきます。

(もし自分に子供ができたら)歯科IQが高まるような教育をしたいと思う今日このごろです。いままで色んな歯磨き粉とかを試してきましたが今はこんな感じで落ち着いています。

◆歯磨き粉(日中)
歯垢はスグに定着するワケではないらしいので基本的には寝る前の歯磨きを重視しています。日中の歯磨きは安いもので磨き心地が良ければいいです。あえていえば歯にしみる時は知覚過敏用のものを使っています。

知覚過敏で定番といえばこれ

薬用シュミテクト デイリーケア+ 90g 【医薬部外品】


あとは磨くのが面倒にならないように旅行用・実家用には別の歯ブラシを用意しています。



◆歯磨き粉(寝る前)
寝る前は大事です。夜の間にフッ素や再石灰化などが期待できるからです。気分次第で使い分けているのですが、歯周病予防を期待してグリーンデンタルで磨き、その後で高濃度のフッ素歯磨きジェルで仕上げます。おそらく汚れを落としてからフッ素を塗る感じの方が効果が高いと思います。

第一三共ヘルスケア クリーンデンタル 100g 【医薬部外品】

クリニカアドバンテージ デンタルジェル 60g (医薬部外品)


それともう1つ。アパガードを使うこともあります。一時期『芸能人は歯が命』って言葉が流行りましたがあれです。もちろん芸能人はホワイトニングとかセラミックにしたりしてる人も多いのでしょうが、歯の石灰化に特化した歯磨き粉は評判です。これも高めの歯磨き粉なのですが『再石灰化が目的』なので仕上げに歯にのせるつもりで軽く磨いて暫く放置します。アパガードは高濃度のものもあるが1.5倍とか2倍とかなので水たくさんで磨くより、唾液も含めた水分を減らして普通のもので磨けば十分な気がします。

APAGARD(アパガード) Mプラス 【医薬部外品】 125g


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◆歯ブラシ

ドルツの電動歯ブラシを使っていましたが、僕は手で磨く方が向いているみたい。主に毛が多めの歯ブラシを使い。仕上げにはヘッドが小さなタイプの歯ブラシを使っています。気をつけているのは『力を入れ過ぎないこと』・・・あるサイトで『ちゃんと磨けば歯磨き粉は不要』といった歯科医の意見をみたので、歯磨き粉は少量しか付けていません。

◆口腔洗浄器
歯磨きの後にはデンタルフロスや歯間ブラシも併用すべきなのでしょうが面倒なのであまりしていません。やはり歯並びがあまり良くないのでした方がいいとは思います。そのかわり41才にして『歯列矯正』を考えています。フィリピンなら10万円以下です。ただ1・2年の期間の間にその矯正器具を着けるってことはそれだけ歯磨きが難しくなり『虫歯のリスクも高めます』・・・その磨きにくさを補う為に買いました。 


使ってみた感想としては『面白い』です。評判が良いのも分かる気がします。ただ面白さはスグに飽きてしまうので、たぶん歯列矯正するまでは 週1回くらいがいいところだろうと思う。


◆洗口液
僕はリステリンを使ってはいますが、出かける前にたまに使うくらいです。僕がむしろメインに使っているのはSP-T メディカルガーグルです。これは希釈式で100mlが約20Lになって使えるので、かなりお得です。こういう薬品って濃度さえ大きく間違えなければリスクも少ない。しかも口に含む量は口の中に行き渡らせるのに必要な量でいいからそんなにいりません。これも寝る前にする習慣です。

ちなみに毎回水溶液を作るのは面倒くさいのでペットボトルに水溶液を作っておき、それを2週間くらいかけて使いきっています。そのくらいなら衛生上問題ないと思います。

ライオン Systema SP-T メディカルガーグル 100ml [指定医薬部外品]

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あと予防歯科って歯磨きだけじゃなく『甘いものを減らす・間食を減らす』っていうのも大事だと思います。僕は体調を崩した事もあってソフトドリンクは控えています。まったく飲まないということはないのですがファーストフードのセットでコーラがあっても少しだけ飲んで残すようにしています。残念ながらフィリピンでは無糖のお茶を選ぶことはできません。

そして外食した時はキシリトールガムを噛むようにしています。いつもではありませんが。特に歯科医院向けに売られているのは含有率が高く期待できます。もっともネットで買うのですが。個人的にはフッ素入りってことでポスカ・エフを試しています。

 

ポスカ・エフ(POs-Ca F)パウチタイプ 100g ペパーミント

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あとは気休めかもしれませんが、歯磨きをしないまでも口を濯ぐようにしています。それによって清涼飲料水などを口から少しでも洗い流せたらいいですし、家にいる時は『重曹の入った水で濯いでいます』・・・・この効果は少し眉唾なところもあるのですが、PHが少しアルカリ性であるってことで『ないよりマシ』な気がしています。


まだ試行錯誤はしていますが、今のところこういう感じで落ち着いています。面倒な人は普段の歯磨きで寝る前の1回をシッカリ目にしてアパガードやフッ素入り歯磨きで軽くしあげてから寝るだけでもいいような気がします。

みなさんも歯をお大事に〜。







マニラで血液検査

2016年8月にマニラで血液検査をした。

2017年2月。再びしてきた。


場所は僕の住んでいるビレッジのメインゲートの隣にあるクリニック。他も2・3みてまわったがその中ではここが一番安かった。フィリピンの不思議なところは『血液検査が1項目ごとに200ペソとか値段がついていること』・・・手間は同じだろうに5項目を検査すると約5倍かかる。

僕が検査したのは『空腹時血糖値、尿酸値、クレアチニン、尿素窒素、コレステロール』の5項目。このクリニックは5項目のセットがある。去年はそれで800ペソ。今年はその検査結果を見せて『前と同じで。たしかセットがあったはず』といったがまるでそれを聞いていなかったかのように1100ペソと言われる。

「たしかセットがありましたよね?」と言うと別のスタッフに確認して900ペソに値下がりする。このあたり不透明で曖昧。僕が苦手なところ。100ペソの値上がりはインフレのこの国では仕方がないのかもしれない。


あとで結果をみると別の病院に外注しているらしい。『直接そこに行ったら安くなるのかな??』とか思いつつも翌日に結果をくれるのは近くクリニックにしては上出来。(大きな病院なら4時間くらいらしい) なんせ壊れたバイクの指示器を首都マニラの正規ディーラーで注文して平気で1ヶ月半またされる国だから・・・『何とかしてくれホンダさん』

 

 

さて気になる結果は・・・

『いちおう正常値内』

・・・帰宅して少しパンをかじった20分くらいで少し気持ち悪くなって横になる。検査結果が正常ってことは『この体調不良の原因究明には更なる検査が必要』ということを意味するのだろう。いずれにしても検査結果だけをみれば『病気としては初期なのだろう』と推測する。

さてフィリピンでの血液検査は日本とは使っている単位が違う。日本のデータと比べるには少し計算をする必要がある。それらネットで調べればみつかるから『単に少し面倒』というだけ。

 

いちおう後で振り返れるようにファイルに入れると共にこのブログにもデータを残しておこうと思う。

◆空腹時血糖値:88.5(前回76.56)
尿酸値:7(前回5.09)

クレアチニン:1.12(前回1.07)
尿素窒素:13(前回11)
コレステロール:171(前回172.8)

 

全体的には前より悪化しているが、2016年の6月の人間ドックの結果よりは少し良いくらいなので、『少し悪化した』とみるよりは『その日の体調などによる誤算の範囲』なのかな??って気はする。体調としては2016年6月よりは良い。きっと食事改善などの効果が出たのだろうと思う。今後も気をつけたい。

この中ではクレアチニンと尿酸値が日本の基準では『ギリアウト』・・・やはり初期の腎臓病の疑いがあり、初期の高尿酸血症であり痛風の予備軍なのだろうと思う。


今日はモールで血糖値測定器が売っているかを確認してきた(そのモールには売ってなかった)のだが、モール内で『Executive Check up』のパッケージの張り紙を(2ヶ所で)発見する。日本でいうところの『人間ドック』みたいなもので通常の検査よりは検査項目が多い。中流の行くモールということもあって日本レベルの検査はなさそうだが価格も高くない。何より料金を明示してあるところが良い。

項目を撮影してきたので、後で、どんな検査があるのかを確認して、今年はフィリピンで人間ドックを受けたいと思う。


海外と日本どちらを拠点にすべきか。

 基本的にはフィリピンを拠点にしています。


だいたい2ヶ月に1度、東南アジアを旅するか実家の三重県に帰省しています。海外に転出することで生活費を抑えつつ『国民年金+住民税+国民健康保険』から離脱し、かわりに『飛行機代+ビザ代』を払っているイメージ。医療保険は無保険です。


5年前は起業などを考え、現にいろいろ試したのだが現在はしてなくて少しの体調不良を労りつつ生活をしている。フィリピンでの医療保険も検討しているが日本の医療も捨てがたい。本業がないので必然的に副業の株式投資が本業になっているが運よく細々と切り詰めていた状態から『少しだが余裕が持てるようになってきた』

そこで2017年は旅での滞在日数や実家への帰省日数を伸ばしていこうかと思う。残念ながらタガログ語の家庭教師が今はいないので『退屈な日も多い』ってこともある。


そこで気になっているのが・・・

『日本とフィリピンのどっちを拠点にしておくのがいいのか?』

ってこと。

 

日本の住民票を今は抜いているが、たまに帰国するので住民票はいつでも戻せる。


【日本を拠点とした場合のメリット】

国民健康保険に再加入し、日本の医療が3割負担で受けられる。技術が高さだけでなく言葉の問題もないので、医師と相談しながら治療方針が決められる。国保に入ってない場合には10割負担となるだけでなく自由診療扱いとなりその2倍になったりする。

※医者任せにするならフィリピンでもいいが信頼できる医者を探すがけっこう難しい。また料金も不透明で日本人相手だと過大請求されることもよく聞く。幸いにも歯医者は良さそうな所が見つかった(大家さんの紹介)、あと医師をしている友人(フィリピン人)がいるのでアドバイスを求めることが出来るのと、日本人の友人で頼れる人がいる。


【日本を拠点とした場合のデメリット】


住民票を戻す場合にA:国民健康保険やB住民税だけでなく『C国民年金の支払い義務が発生する』・・・だいたいA:年7.5万円、B:6000円、C:20万円といった感じ。Bは金額的に無視してもいい。Aは海外旅行保険などと比べれば安いしメリットも大きいとは思う(ただし海外にいる期間が長い分は少しもったいない)・・・海外にいる間に事故や病気になった場合はAを使いそうにないし(制度上は少し使えるらしい)、歯医者はフィリピンの方が全額負担でも安い(合格点をあげれる所をみつけた)、あとはたまの血液検査ならフィリピンの方が安い。

Cの年金に関してはあんまりあてにしていないし、資金は自分で運用して将来に備えたいとは思う・・・20万円ほどって額はちょっと微妙。老人を支える為というか半分は税金みたいなイメージを正直もっている。もし自分が投資家でなかったら気にせず入っているかも。

で、住民票をもどしたところで飛行機代やビザ代は同じようにかかる。


・・・・そんな感じ。


健康保険を活用できない部分もあるが個人投資家(特定口座)の僕の場合は健康保険的には無収入なので保険料も住民税も安い。その分は利益の20%を払っているので差し引きするとそんなに申し訳なく思うこともないかもしれないが。

結局のところ日本の健康保険だけでは海外でカバーできない部分があるので、旅行保険とかは別で入った方がいいのかもしれないが(この部分は一般論)・・・日本の病院でシッカリと病気を見てもらえるのは病気を早期発見したり悪化させない上でも大事かもしれないって気がしてる。


保険というのは不思議なもので別で保険料を払っているのでトータルで安くなる人ってガッツリ病気な人だけなのだが、受付で支払う額が少ないと安心できるというか金銭感覚が崩れなくてすむ。


僕は海外在住者にとって頭の痛い医療問題は『国民健康保険に入っていない人は自由診療になり10割負担どころか20割負担になる点』で、そういった落とし穴を国はなくして欲しいと思う。国保とは別に基本的な医療に関しては『国保が適用できる病気においては自由診療をあるていど制限して欲しい』

個々で特別な医療を提供して『自由診療』って病院は別であっていいが国保が適用されているところで20割負担というのはあんまりだ!って思う(^_^;)

 

 

話は脱線したが今のところ日本には年2回しかかえっていない。なので今のところの結論としては、大きな病院(自由診療200%)ではなく普通の病院で100%でしてくれる所がないか探してみて、腎臓病や糖尿病などの診断をしてもらう。僕の場合は病気でも予備軍とか初期段階だと思うから。


今年も人間ドックを受けるか考え中。たしか4万円くらいだったかな・・・できれば今年はフィリピンで受けておきたい。フィリピンで病状が悪化しても日本の結果を見せられないから、日本の翌年はフィリピン。その翌年は日本ってするのがいいかなって思う。探そう・・・。


マニラでの歯医者選び

ある歯医者Aで治療をうけ不信感が強まった僕は大家さんに歯医者Bを紹介してもらった。そこは『安くて早くて腕が良い』と評判なのだそうだ。

大家さんの奥さんに予約を入れてもらい大家さんと3人で2台の原付きでそのクリニックを訪れた。安いと聞いていたので設備の古さとかテナントの汚さは覚悟していたが、幹線道路に面したそのクリニックはいたってキレイだった。設備も普通。もちろん日本のように目の前に画面があるとかもないしレントゲンはない(別でとってくる)のだがフィリピンにおいては庶民の街でこのレベルはありがたい。

原付きにチェーンロックをはめてまずは問診。どうやら親子で歯医者をしているらしい。他の患者の治療をしている間に受付のオバちゃんと大家さんの奥さんが世間話。そうこうしている間に僕の順番がきた。フィリピンにおいては長時間待たされることはよくある。たまたまかもしれないが予約してこの待ち時間はありがたい。


結果的には今のところ『大満足』だ。

 

まず治療に関しては今回は3ヶ所お願いした。

1:下の犬歯の隣の歯X・・・ここはAにXの隣の歯と同じように詰め物をして欲しいと頼んだことがあるが、そこでは詰め物ではなく全体を被せる治療を勧められた。もちろんその方が高い。

 

でもBは特に何事もなかったかのように詰め物をしてくれた・・・治療費500ペソ。

 

2:Xのちょうど真上にある歯Y・・・ここは黒い虫歯がみつかった。そこも詰め物をしてもらう・・・治療費500ペソ。

 

3:歯のクリーニング・・・500ペソ。

 

・・・・合計1500ペソ・・・保険なしでこの値段は申し分ない。

 

 

4:あと奥の歯Zに関してはAで仮の詰め物をしてもらい(半分は取れているが残っている)1週間様子をみて痛みがなければちゃんとした詰め物を入れてもらう予定ではいた。でも仮の詰め物に2100ペソかかった上に『金利2%で20万ペソ貸してくれ』とか言われ半分は冗談だとは思いつつ厚かましさに幻滅した。

ここBではそれを引き継ぐ形で2月14日に詰め物をしてもらえることになった。たしか聞いたところこれも500ペソって言っていた気がする。でもBが言うには歯茎が盛り上がっていてその奥歯Z・・・親知らずが影響しているかもしれないとのこと。レントゲンは別の歯医者でしてきてそれを持ってきてくれたら抜歯が必要が判断できるって言っていた。

・・・なんだろう??親知らずで抜いた方がいいかも??って歯ならA医院で虫歯治療をする必要もなかったのかも・・・ちなみに大家さんは親知らずをB医院で抜いてもらい痛みもなくあっという間だったのだとか・・。


◆B医院の良い点をメモしておこうと思う。

 

1:クリニックがキレイで設備に問題なし。

2:歯科医師の熟練度が高い(たぶん)。
3:説明をキチンとしながら治療してくれる。
4:料金が安くてシンプル(ローカル価格で相手をみて吹っかけたりしない)


・・・・なるほど評判なのもわかる気がする。



僕は医療保険を検討しているが、歯科に関しては保険より信頼できる歯科医を見つける事の方がずっと大事だと思いました。あと1回の治療の様子をみて『痛みはないものの少し黒ずんできている前歯』などの相談をしたいと思います。前歯の治療はセラミックを入れたりすると高くなるだろうけど、ここなら納得して払えそう。

フィリピンでは治療費を高くして『儲けたい!』が前面にでている医者が少なくない。でも歯医者とか『経験する上達する → 早くて上手な治療ができる』って図式があり、料金を高くしなくても1/2の時間で治療が終われば時給は2倍になるし、満足してもらえば喜ばれて歯科医としても嬉しいだろうし評判が他の患者をつれてきたり、追加でより高額な治療をお願いされやすくなる。と思う。歯科医Aは残念・・・。

ホントにフィリピンで歯医者をプロデュースしたいって常々おもう。でも患者としては自分だけ良い歯医者が見つかればとりあえずOKで、あとは友達に紹介してあげられる。


大家さんとの関係

僕が住んでいるのはフィリピンの一般家庭の"離れ"。同じ敷地内で門があり大家さんの家があってその奥にある2部屋の小さな家だ。1〜4人で住むには問題ないサイズ。ここは水道がタンクにデリバリーしてもらう必要があるがネットは速い。

でも何より良いのは『大家さんとの関係』だ。

 

同じ敷地内で中庭を挟むのでほどよくプライバシーが保て、なおかつ荷物の受け取りを頼んだり、大家さんのつながりで元の家庭教師と知り合ったしメイドさんを紹介してもらったりしてる。フィリピンで住むのにそういった協力をしてくれる人が”近くに”いるって心強い。

 

一緒にホームパーティーしたり交流もするし、大家さんの家族が困っている時は僕も力を貸す。詳しくは言わないがそこそこ大きな助けになっているはず。僕の方も何かあった時は聞きに行くし、病気になった場合は助けてくれると思う。


昨日は僕の知り合いの歯医者に治療にいって嫌な目にあった。前から思っていたがあの歯医者さんは『親切なのは表面的で自分のことしか考えていない』・・・フィリピンではままある話なのだがガッカリした。そして大家さんに歯医者さんを紹介してもらうことになった。最初からそうすべきだったのかもしれないが、まだここに住み始めて間もない時にスタッフに探してもらい仲良くなった歯医者だけにすぐに切ろうとは思わなかったのだ。フィリピン人スタッフと一緒に行っていた時と違い1年以上が過ぎて訪れるとだんだんと本性を表してきた・・・といった感じ。

 

大家さんには歯医者に同行してもらえることになった。最初の何回かはお願いして、後は1人で、もしくはスタッフと行くつもり。(プライベートのアシスタント(秘書?)をパートタイムで雇おうといま考えて候補に打診しているところ)

 

あと医療保険についても手助けしてもらうつもり。日本人の友人からもアドバイスをもらっているが、最終的には大家さん家族が入っているのと同じのに入ろうと思う。その方が何かあった時に安心だろうと思うから。

 

そんなワケで僕が他でシェアハウスをすることになっても(いま友人とそういう話をしてる) ここは残そうと思っているし、もしこの家族が窮地に陥ったら手を差し伸べる。

 

僕は一生独身かもしれないが、それでもそういう『準:擬似家族的なもの』が僕にはこの家族ともう1つある。あと近くの集落の人達とか。交流会で知り合った友達とか。そういう人達がいれば今後も楽しくやっていけると思う。

僕が気になっているのは日本で多くの独身がこのまま年老いて孤独になっていくだろうってことで、今のうちにコミュニティを作っておいた方が良いよって感じの情報発信もしている。

フィリピンでの医療保険

マニラ在住で4年超。いままで保険からは遠ざかっていた。
いざとなれば『貯金を取り崩す覚悟』はしていた。

 

日本の健康保険制度は良いと思うが、実のところ日本での医療保険は不要だと思っている。日額5000円で200日を保証してくれる保険なら『それだけ貯めて備えておく方がいい』と投資家目線でそう思うからだ。

またフィリピンは賃金が安く、簡単な病気なら庶民向けの病院で安く診察してもらえるのもひとつの要因だった。


ただ4年くらい住んでいて、フィリピンの医療費は場所によってバカ高く『外国人の場合は過大請求されることが多々ある』ってことがだんだんとわかってくる。

たぶん選択肢としては2つ。フィリピンの医療保険に入る・・・A。もしくは日本の旅行者用の保険に入る・・・B。だ。Bの方が手厚く高いらしい。

ただ僕が気になっているのは『料金が支払えるかどうか』ではなく『過大な請求がされないか』とか『不要な治療項目を入れられたりしないか』といったことだ。これは僕の推測でしかないので間違っていたら教えて欲しいのだが、[B]旅行者保険の場合は保険会社の主体はフィリピンにないのでその治療が正当なものかをチェックするのは簡単ではない気がする。友人の話などを聞いていても『保険でカバーされるから』ということで個室で手厚いサービス→ 高額な医療費となりがちなのだとか。

僕は個室などの手厚いサービスはそれほど必要としていない。中流のフィリピン人が受ける普通のサービスが受けられればいい。もし重病になれば日本に逃げ帰るつもりもある。そういった場合に[A]フィリピンの医療保険の方が有効なのでは??と思い始めている。

医療保険というよりは医療グループの会員になるような感覚。提携している病院ではある程度まで治療費がカバーできるだけでなく会員として過大請求されるリスクが極めて低くなると思う。まだ調査中ではあるが仮に保険会社が治療費の一部を負担することになれば保険会社としてはその病院の治療が適切なものかチェックするだろうから。

 

 

こういう医療関係の情報は在住の日本人同士でシェアしたり、ネットで広めあいたいものだ。情報を出すことで誰かの役に立つし、情報をもらうことはとても助かるからだ。

昨日いった歯医者では不快な思いをした。それは別で書けたらと思うが、良い医者や歯医者の情報や料金の相場なんかも出来れば情報共有したいものだ。

そのためのLittle Japanでもあったりする。

www.meetup.com

セブの菩薩様のようにマニラでも詳しい人が保険のエージェントすればいいのにって思う。役に立てて儲かる商売は理想。僕は語学力などなど問題があるから目指す気はないけど。


また医療保険に加入したらブログを書きたいと思う。